梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

お仕事いっぱい!~精神保健福祉士編~

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***出演***

俊太(24歳・精神保健福祉士

明慶(30歳・看護師)

 

(一言)

オレは県内の精神科専門の病院に勤務するケースワーカーです。主な仕事は、入院・外来患者とその家族を対象に、「精神障害者保健福祉手帳」や「自立支援医療」などの各種手続きの申請に関する相談をしたり、デイケア精神疾患の患者の社会復帰に向けた訓練スペース)や各福祉施設などのやり取りなどをします。

ケースワーカーは別名:ソーシャルワーカーとも言います。ケースワーカーは一般の病院の相談員や自治体の生活保護の相談員でも、この名称を使う場合がありますが、ここでは精神疾患患者(精神障がい者)を対象としたケースワーカーについて紹介したいと思います。

 

精神疾患患者を対象としたケースワーカーは、「精神保健福祉士」という、国家資格を持つ専門職です。必ずしも精神保健福祉士の資格を持ってないとダメというわけではないけど、あると就職には有利。精神保健福祉士は大学や専門学校(いずれも福祉系)を卒業後(見込も含む)、国家試験に合格して初めてその仕事に就くことになります。

精神保健福祉士の主な就職先は、精神科(または心療内科)を専門とする病院やクリニック、自治体の精神疾患窓口や保健所、福祉施設などです。

 

元気になって、社会復帰をした患者が、元気な姿でお会いするのはとてもうれしいですが、多くの患者はずっと通院をしなければならないし、入退院の繰り返しの患者もいます。というのも、精神疾患は「心の病」。普通の病気に比べて治る確率が低く、病気によっては「薬漬け」の生活を送っている人もいます。

相談に来られる患者の多くは、まじめで素直な人たちが多いのですが、まれに逆ギレをする患者も相手にすることがあります。精神疾患の患者の心はとてもナイーブなので、言動には十分に気をつけなければならないのですが、ちょっとした一言で、患者を傷つけてしまうことがあるので、オレも常に反省しないと…(T_T)

 

まだ新しい国家資格で、人材も不足しているので、心の病に耳を傾ける専門家として、日々精進していきたいです。(俊太)

 

(他のみんなより一言)

>私は区役所の保健福祉部門に勤務するケースワーカーです。主に地元に住んでいる精神疾患の方を対象に、電話や来訪による相談や病院や福祉施設とのやり取りをしています。精神疾患は年々多様化して、法整備も進んでいます。精神疾患だけでなく、認知症患者や成人発達障がい者の生活支援や就労支援なども今後の課題です。個々の患者さんに対応した支援を心がけていきたいです。(多美子・46歳・精神保健福祉士

>私は友達のいじめが原因でうつ状態や不眠になって、地元の精神科クリニックに通院しています。クリニックのスタッフは医者と受付だけなので、こういった専門家の方はいません。患者の気持ちに応えてくれる人が、私にはほしいです!(玲子・中2)

 

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