こんにちは。康介(中1)です。
健康診断、どこの学校でもありますよね。
ぼくが通う「鳴海学院」でも、恒例の健康診断があります。
健康診断と言っても、ただの健康診断ではありません。
なんと!病院で健康診断を受けるんです!!
というのも、うちの学校では、特別推薦で「早勢大学」に希望者全員が進学するだけでなく、中学・高校通じて、大学の連携授業が受けられるんです。一部の科目や土曜日に行う「土曜講座」で、大学の先生や学生たちが講師になり、独自の授業を行います。
だけど、健康診断を受ける病院は、同じ南町の「慶明大学附属病院」。「早勢大学」のライバル校でもある「慶明大学」が運営する病院で、付近には大学の医学部などのキャンパスがあります。
「早勢大学」にも医学部があり、附属病院がありますが、こちらは中央町にあります。
うちの学校と「慶明大学」医学部と附属病院の距離は徒歩で5分もしないくらい近いんです!!
「慶明大学」医学部と附属病院は、かつては中央町にあったんだそう。それが環境の悪化(?)で南町に移転し、現在に至っているんです。医学部だけでなく、歯学部や看護学部、看護学校もあります。
担任の先生の話では、移転した以前から、「慶明大学附属病院」での健康診断を行うようになったんだそう。普通は病院の先生たちが学校に訪問して、健康診断を行うんだけど、うちの学校は逆で、生徒全員が病院へ行って、健康診断を受けるんです。
「慶明大学附属病院」では、内科・小児科だけでなく、眼科、耳鼻科、歯科(歯科口腔外科)まであり、病院内にはレントゲン室や心電図室などもあるので、わざわざ病院の先生たちが訪問したり、機械やレントゲン車を移動する手間と苦労、健康診断を行う時間を省けるので、学校側も病院側も一石二鳥とのこと。
ま、健康診断を受けるぼくたちが移動する面倒さがあるんだけどね。
この日は中1全員の健康診断の日。
各クラスごとに分かれて、それぞれの検診を受けます。
健康診断のときに着脱しやすいように、学校であらかじめ体操着に着替えます。財布や定期などの貴重品は男女別にまとめて、担任の先生が管理。
健康診断の時は学校の先生たちも引率をしますが、うちの学校では基本的に生徒たちの自主性に任せるのがルール。クラス全体をまとめるのは学級委員が取り仕切りますが、それぞれの授業や学校生活では体育委員や風紀委員などの各委員の生徒たちがリーダーとなって、クラス全員をまとめます。
健康診断では、保健委員がまとめ役。前日に各学年の保健委員が下準備をしたり、当日の流れについて全員で打ち合わせをします。
うちのクラスでも保健委員が大活躍。「梅の実」のメンバーでもあり、親友の優太(中1)が男子の保健委員。女子の保健委員と話し合って、スムーズに終わるように、男女別に分担してクラスの生徒たちをまとめたり、時には看護師役として担当の診療科の先生の検診中の介助のお手伝いをしたり。
優太はクラスのみんなをまとめるのがすごくうまくて、自分一人でまとめるのではなく、ぼくや同じ「梅の実」の親友の惇(中1)と、他の子たちと一緒になって動きます。時にはクラスの子と軽くおしゃべりをして固い雰囲気を和ませたり、心電図など音に敏感な検診の場合は静かにさせたり、女子の保健委員との掛け合いもバッチリ。ぼくにはなかなかできないものを持っています。
そんなこんなで、何のトラブルもなく、健康診断が終わりました。
終わった後、担任の先生たちが生徒みんなに差し入れが!病院内にある売店で買ってきたジュースでした!!
たくさんの検診を受けて疲れたから、ホッと一息。フルーツのジュースでみんな大喜び。
ぼくたち3人も、緊張から解放されて、癒されました。
その1週間後に検診の結果が届き、ぼくたち3人とも異常なしでした!
学校の近くに病院があるのもちょっとお得感はあるかも。ちなみに優太は小さいときに大きな病気をした時にお世話になった病院だそうで、毎月の定期検診にもよく行くんだとか。担当の先生たちとも親しい仲なんだそうです。
他の「梅の実」メンバーたちも、通院のときには訪れるし、「慶明大学病院」の先生や看護師さんたちの中にも「梅の実」メンバーたちがいます。
特別推薦校のライバルの大学病院とうちの学校とのちょっとした連携。とてもいい意味で共有しています。
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