梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

思い出の緑のおばさん

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こんにちは!浩貴(41歳・保険会社勤務)です。

今日は「緑のおばさんの日」です。体中緑色をしたおばさんではないですよ(ワラ)。

緑のおばさんとは、学校に通う子どもたちの交通安全を守っている地域のおばさんです。給料はなく、ボランティアで活動しています。地域によって違いますが、旗や帽子など緑色のものを着ているのが目印。

 

昭和に生まれた人たちは、緑のおばさんを懐かしく思う方もいるのではないでしょうか?私もその一人です。

私が小学生の頃は、学校の通学路の横断歩道などに緑のおばさんが必ずいました。「飛び出しちゃダメよ!」とか「気を付けていってらっしゃい!」などよく声をかけてもらいました。あいさつも必ずありました。

あれから約30年…私も立派な(?)大人になりました。一人の子ども(良貴・中2)の父親でもあります。

 

現在ですが、緑のおばさんは存在しません。平成に入ってからいつの間にか姿を消してしまいました。

代わりに小学生の保護者や地域のお年寄りが、緑のおばさんの代わりに子どもの安全を守っています。学校付近の会社の従業員がボランティアとして子どもの安全を守っているところもあります。

交通安全だけでなく、子どもを狙った事件が後を絶たないため、小学校の先生や保護者が中心となって学校の通学路付近に立って緑のおばさんの役割をしたり、集団登下校をしたりします。

 

また、「知らない人に声をかけてはいけない」というポスター表示の影響で、近所の人たちを無視する子どもが増えてきました。特に都市部では顕著です。子どもの凶悪事件で子どもを守るうえでは仕方がないことですが、その反対に近所との人間関係が希薄になってきました。

近所との人間関係が希薄になったことで問題になっているのが、虐待や餓死、自殺のサインを見過ごしてしまうことです。虐待やDV、ストーカーなどは密室で起こっていることが多くなっています。近所に住む人が虐待等のサインに気付いたときはすぐに警察に連絡を。サインがわかっているのに見過ごすのは虐待等を容認をしているのと同じです。相手が死んだり、危険な状態になってしまったのでは遅いです!

 

話を戻して、子どもの安全を守る緑のおばさんは、形は変わっても、中身は同じです。子どもの安全の架橋として、今日もがんばっています。緑のおばさん(それもどきも含めて)を見かけたらあいさつをしましょう。

 

というわけで、浩貴でした。

 

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