梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

子どもたちの大人像

こんばんは。瑞穂(小6)です。

きのうが「成人の日」でした。

新たに大人の仲間入りをした人たちもいましたね。

 

私たち子どもはまだ大人になっていません。当然ながら。

でも、早く大人になりたいと思いませんか?

 

私は小学生ですが、モデルをしています。大人になってもモデルとして活躍をしているのかがわからないです。

私たち子どもの大人像ってどういうふうに想像しますか?将来は何になりたいと思っていますか?

このチャットでは小学生メンバー(動物は1歳、外国人は12歳まで)限定としますが、第一線として活躍している若い大人メンバーの方にも率直な意見を教えていただければ…と思います。

 

~返信~

>瑞穂ちゃん、私もモデルをやっているけど、将来は女優を目指しているんだ。女優のお仕事がどんなものなのかは映画やドラマの収録風景を見れば想像できるけど、なれるかどうか心配。(杏樹・小5)

>杏樹、私は女優なんて考えられないかな~。演技へただし、歌手となると、歌もへただし(ワラ)。(瑞穂)

>私は歌手をしているよ。曲は作曲家の方が作ってくれるけど、詞は私が作ります。将来はシンガーソングライターを目指して、曲作りもしたいな。(すみれ・小6)

>オレもアーティストを目指しています。エレキギターも歌も練習中。将来は誰かとバンドを組んで、世界中で活躍するアーティストを目指したいな。(陽二・小5)

>子どものみなさん、私はモデルをしています。現在はファッション誌の専属モデルをしています。専属モデル以外ではCMに出演したり、ファッションショーにも参加しています。モデルを目指そうと思ったのは、高校生の頃。ティーンズ誌のモデルのオーディションに合格して、初めてモデルデビューをしました。その後ティーンズ誌のモデルを卒業し、今のファッション誌のモデルをしています。モデルとして常に気をつけなければいけないことは、美容には気を付けています。顔も髪も体型も健康で常にキープしなければなりません。ティーンズ誌時代では成長期だったので、お菓子や油物をとるのは避けたくらい。それ以外は普通の女子高生と同じでした。成長期を過ぎると20歳をピークに老化が進んできます。それを防ぐために低刺激のスキンケアやむくみをとるマッサージなど、毎日欠かさずやっています。いずれは私も女優としてのお仕事もしたいし、MCにも挑戦したいです。モデルを目指しているみなさん、がんばってくださいね。(悠里・24歳・モデル)

>オレは相方(俊尋・24歳・アーティスト)と一緒に、東京や大阪を拠点として活動するアーティストをしています。相方と知り合ったのは大阪にあるライブハウスで。オレ自身、当時は別の仲間とバンド活動をしていました。ライブハウスでアルバイトをしていた相方と知り合いました。その後、バンド仲間とはグループを解散し、それ以後は全く一人でした。その時、相方がバンド仲間を探していると聞き、それで2人で結成しました。最初は路上ライブをしながら、売り込みました。しばらくして、ある音楽レーベル会社からスカウトされ、インディーズデビューをしました。それから活動を全国のライブハウスを回り、のちにメジャーデビューをしました!!他のアーティストではデモテープを事務所に郵送して売り込んでいる人たちもいます。アーティストの世界で売れるのはなかなか難しいですが、夢を目指してがんばってください!(敦彦・25歳・アーティスト)

>悠里さん、敦彦さん、ありがとうございます!(瑞穂)

>私はまだ定まってないけど、美容師を目指しています。美容師ってどうやったらなれるんですか?(薫子・小6)

>私は大阪のヘアサロンに勤務する美容師です。美容師は専門学校に進学して、国家試験に合格して美容師免許を取得します。しかし、美容師免許を持っても、最初はアシスタントからスタートします。アシスタントの仕事は美容師の補佐をします。主な仕事としては、シャンプーに、カラーリングやドライヤーの補助、清掃や受付などです。仕事が終わった後に、カットやカラー、パーマの練習をします。技術を認められたら、本格的に美容師としてスタートします。美容師は技術を磨くだけでなく、接客態度も重要な仕事です。基本的な社会人のマナーを身につかなければ、いくら技術はよくても台無しになります。私自身も接客態度が悪くてお客さんに怒らせたことがありました。自分で努力して、なんとかできるようになりました。華やかな仕事の中にも厳しい仕事です。それでも目指したいのなら、挑戦してみてくださいね。(美音・27歳・美容師)

>ぼくは医者を目指しています。理由はぼくの父(和重・47歳・小児科医)が医者をしています。父は地元の小児科クリニックを開業していて、毎日患者さんの病気を治しています。医者になるのには難しいことをぼくは知っています。不規則で体力がいる仕事でもあります。医者の方にどういうふうになったのかを知りたいです。(靖生・小6)

>ぼくはサッカーの選手を目指して毎日練習していますが、それとは別に看護師もいいなって思っています。なぜなら、ぼく自身、「白血病」という血液の病気で闘病生活を送っていた時期がありました。骨髄移植を受けて完治しましたが、再発や拒絶反応を防ぐために定期的に通院をしています。ぼくが入院していた時の担当の看護師は女性でしたが、病院内には男性の看護師もいました。男性の看護師の方で、どんなことがきっかけで看護師になったのかを教えてもらったらうれしいです。(良平・小5)

>こんばんは!医者になりたいという靖生くんへ。私は都内の大学病院で小児科医をしています。靖生くんのお父さんとは同業者になりますが(^_^;) 医者になったきっかけですが、親が医者だとかではなく、人に役に立つ仕事を目指してどれがいいかなって思ったのが医者だったんです。医者になるには大学の医学部で勉強し、国家試験に合格して、研修医という研修期間中の医師として経験を積み、初めて医者としてのデビューをしました。研修医は私の頃はかなり厳しい労働環境でしたが、現在の研修医制度は改正されて、働きやすくなっています。医者は私のような大きな病院に勤務する人たちもいれば、靖生くんのお父さんのように小さな病院を開業する人たちもいます。自分の働くスタイルは人それぞれですので、自分の理想にあった働き方をこれから選ぶべきだと思います。大学の医学部へ入るための勉強はかなり偏差値が高いので、他の人以上の努力が必要になると思いますが、がんばってくださいね。あと、看護師を希望している良平くんへ。うちの病院では男性看護師が多く働いています。私が所属する小児科の病棟に勤務するルーキーからのメールが来ると思いますので、お楽しみに。(白浜・41歳・小児科医)

>こんばんは!直接の上司でもある白浜先生から連絡をいただき、早速メールをしました。良平くんは看護師を希望しているそうですね。ぼくは白浜先生と同じ病院に勤務する小児科の看護師をしています。看護師になろうとしたきっかけは、ぼく自身も病気で闘病生活を送っていました。難治性のぜんそくで毎日薬による治療が欠かせませんでした。入院したのは4歳、6歳、小2と、3度経験しました。いずれも発作がひどく、呼吸困難になっていました。入院時期が一番長かったのが小2の頃で、その時の担当の看護師が男性でした。女性の看護師とは違ってささいなことでも相談相手になってもらったり、つらい治療のときもずっと励ましてくれました。病気自体は小学校の高学年になってからおさまり、中学の運動系の部活も様子を見ながら参加することが可能になりました。それで部活はソフトテニス部に。練習はきつかったですが、少しずつ病気が減っていって、完全に治ったのが高1の時でした。高2の頃に卒業生が集まって進路についての懇親会があって、卒業生の一人が小2の頃に入院した病院の担当の看護師だったんです!9年ぶりの再会で、看護師になったきっかけとか、どんな風に苦労をされたのかをいろいろと話してくれました。それで自分も看護師になりたいと決心しました。看護師はご存知の通り、女性がメインの仕事ですが、法改正で男性も可能になりました。看護師になる道は看護学校が多いですが、最近では大学の看護学部に進学する人が増えてきました。ぼくも大学の看護学部に進学し、卒業と同時に国家試験に合格しました。現在は小児外科チームの看護師として、多くの患児(子どもの患者)たちのケアを担当しています。ぜんそくの子どもと接することが多く、ぜんそくを持つ患児とその家族に対して、自分の体験を話したりしています。看護師の仕事は学ぶことがたくさんありますが、患者やスタッフに信頼される看護師を目指してがんばっています。興味があればまたいつでも相談してくださいね。(利音・23歳・看護師)

>利音さんありがとうございます!まだ進む道は確定していませんが、これから考えてみようと思います。貴重な話をしていただき、とても参考になりました。ありがとうございました!(良平)

>私はお料理を作る仕事がしたいです。どんなのがいいのか知りたいです。できれば、料理だけでなく、お菓子やパンも作ってみたいな。(ミリカ・うさぎ・♀1歳)

>ぼくは料理人を目指しています。テレビなどで派手なパフォーマンスをする料理人を見てかっこいいなって思います!でも、料理人の道は厳しいと聞きました。一人前の料理人になるにはどうしたらいいでしょうか?(喜幸・小6)

>私は大阪のケーキショップに勤務するパティシェです。1年目なので、見習いの身ですが(ワラ)。パティシェは別名:製菓衛生士とも言います。パンの職人はブーランジェ、他にも和菓子の職人もいます。製菓衛生士はお菓子・パン全般を作る専門職ですが、お菓子担当とパン担当と別々の職に就くことが多いです。製菓衛生士は製菓や調理の専門学校で学び、卒業と同時に取得します。その後はオーナーパティシェの元で何年間か修行をします。修行も厳しいし、体力のいる仕事です。それでも女性のパティシェはここ何年かは増えてきました。スイーツが好きな人にとっては魅力のある仕事です。つらいこともたくさんありますが、パティシェを目指してがんばってくださいね。(志歩・20歳・パティシェ)

>ぼくは大阪の洋食店に勤務する料理人です。調理師の専門学校に進学し、卒業と同時に調理師免許を取得しました。卒業後は今の店で修業をしています。料理人としては3年目。まだまだ修行をしなければならないです。一人前になるには5~10年以上を要します。実力がついてきたら、店を開業することも可能ですが、お客さんの信頼を勝ち取るには並大抵の努力でないと難しい部分もあります。ぼく自身も修行中の身なので、一人前を目指してがんばっています。(きよし・22歳・料理人)

>みんないろいろな夢がありますね。メールをしてくれたみんな、そして大人のみなさん、ありがとうございます!(瑞穂)

 

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夢は厳しいこともあるけど、いつかは叶えたいな(*^。^*)

 

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