こんにちは。翔希（中2）です。
今週の「おしゃべりカフェ」。今日は憲法記念日ってことで、テーマは「憲法改正は必要？」です。
憲法改正の中で特に「集団的自衛権の行使」が改正の対象になっています。
そこで、今日はぼくと一矢さん（大学2年）、山村さん（36歳・製薬会社勤務）の3人でおしゃべりします。
翔希「今日の「梅の実弁当」ですが、ご飯（梅干しつき）、豚のしょうが焼き（キャベツの千切りつき）、かぼちゃとがんもどきの煮物、中華風春雨サラダ、漬物（たくわん）、果物（キウイ）です。それでは、いただきます。」
3人「いただきます。」
一矢「おいしい。「梅の実弁当」は個人で一度買ったので2度目ですが、ご飯とよく合ってておいしいです。」
山村「オレは初めて。野菜たっぷりなのがうれしいね。」
翔希「ホント。さて、今日のお題なんですが、憲法改正についてですが、憲法って、いろいろな項目があります。生存権や基本的人権の尊重、教育の権利などいろいろ書かれてありますが、今回問題となっています「集団的自衛権の行使」が改正予定になっています。2人は賛成ですか？反対ですか？」
一矢「ぼくは反対です！集団的自衛権の行使=戦争に結びつきます。だいぶ前に自衛隊の海外派遣も問題でしたが、今回はそれよりも問題です。」
山村「オレは賛成！日本には自衛隊があるけど、国防軍がない。憲法を改正して、自衛隊を国防軍にすべきです。多くの国民は国防軍化に賛成ですよ。」
一矢「それは一部の国民じゃないですか？自衛隊であっても一人の人間です。自衛隊員の方はそれぞれ家族がいます。戦場に送り込まれて亡くなった自衛隊がいたら、その家族の方が悲しむと思います。」
山村「それだったら一般の国民を戦場に送り込むべきだね。特に引きこもりやニートは戦場に送り込めば、国民の役に立てると思うし。」
翔希「一般国民も戦場に送り込むんだったら、山村さんも一緒ですよ。」
山村「え！？」
一矢「自衛隊であってもなくても国防軍化は反対！国民の人権を踏みにじる可能性があります。あと、引きこもりもニートも一人の人間です。何らかの事情があって進学も就職もできない人たちもいるし、精神疾患などで悩んでいる人もいます。それに、山村さんの家族の方は憲法改正に賛成なんですか？日本を他の国と戦争がしたいっていう理由はあるのですか？」
山村「やっぱりにっくき韓国、中国、北朝鮮と戦争をして、これら3国を滅ばせて、日本の言いなりにすること。オレは戦争の経験がないので、戦争があるとかっこいいと思う。」
翔希「ぼくは年下ですが、あえて言わせていただきます。そういう考えの人はアホですよ。戦争はかっこいいなんて言うのはアホが言う言葉だよ。本当に戦争がしたいとお考えなら、広島や長崎の原爆記念館を見に行ったり、戦争を体験された方の話を聞くべきです。」
一矢「そうだよね。修学旅行などで広島や長崎、沖縄に行った方なら戦争の話を聞いているはず。日本は太平洋戦争（第2次世界大戦）がありました。実際に戦争体験者の方の話も聞かせていただきました。町は焼け野原で、戦場で軍人が亡くなったり、多くの一般国民の方が亡くなりました。小さい子どもを抱きながら嗚咽をするお母さんの話に衝撃を受けました。戦争は絶対にすべきではないです。」
翔希「山村さんが実際に戦場に行ったら、家族の方も悲しむと思います。家族のことを考えたことがありますか？」
山村「…こないだ子どもに日本は他の国と戦争してほしいかと尋ねたら、「嫌だ！！」って泣いてた。嫁にはこっぴどく怒られた…(T_T)」
一矢「そりゃそうですよ。戦争はすべきと簡単に言うもんじゃないですよ。今回の憲法改正にも反対だし、特定秘密保護法は廃止にすべきだと思う。翔希くんはどう？」
翔希「ぼくも一矢さんと同じ考えです。憲法改正に賛成の政党と反対の政党があるから、真っ向から対立すると思いますね。今後の動向を見てみましょう。」
（左から一矢、翔希、山村）
今回の内容は激しいバトルでしたね(^_^;)
久しぶりにエキサイトしました。
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