こんにちは。晴樹（小5）です。
学園祭・6日目。今日は岩手の学園祭の模様をお送りします。
岩手は「東日本大震災」の被災県の一つ。少しずつ復興していますが、それでもまだまだ時間がかかります。
東北の復興を願って岩手で学園祭を開催することになりました。
場所はぼくの家でもある「旅館さくら」周辺の特設会場にて。
展示スペースは「旅館さくら」のギャラリースペースを借りました。展示する部は美術部、写真部、手芸部、もみじ会のみの作品だけです。
美術部の作品です。個性ある絵に癒されます。一部作品は即売もしています。
模擬店は各地域のメンバーたちのグルメのほかに、旅館の従業員たちや地元の方たちが作った食事も提供され、多くの参加者たちに人気があります。
すでに完売したのは岩手の「盛岡冷麺」、北海道の「ソフトクリーム」、福井の「ソースかつ丼」などです。旅館が作った海鮮丼や地元の方たちのフードも完売しました。
ちょっと一息。ここで北日本支部の「イチオシメンバー」たちを紹介します。
まずは北海道グループ＆東北グループから、山形メンバーの麻梨奈さん（小6）一家です。
前列左から麻梨奈さん、お母さんの世依子さん（46歳・主婦）、後列右からお父さんの靖昭さん（46歳・高校教師）、お兄さんで関東メンバーの理音くん（高3）です。
お兄さんの理音くんは群馬に住んでいます。中学までは地元・山形の実家に住んでいましたが、高校から野球の強豪校に進学し、同時に親元を離れて群馬へ。学校の寮で生活をしています。2年生でレギュラーになり、守備はピッチャーをしています。将来はプロ野球選手を目指してがんばっています。
お父さんは地元の高校で教師をしています。専門は保健体育。お父さんも小さいころから野球をやっていました。高校時代は地元の高校の野球部でプレーをしましたが、地元の予選で敗退し、一度も甲子園へ行くことができませんでした。勤務先の高校では野球部の顧問をしていますが、甲子園の出場経験のない弱小チーム。お父さんが叶えられなかった夢を息子が叶えてくれました。
お母さんは家族を支える専業主婦、麻梨奈さんは地元の小学校に通っています。
次は北陸グループから、新潟メンバーの信玄くん（中3）一家です。
前列左から妹の路子（小3）、お母さんの妹子さん（42歳・家業手伝い）、後列左から信玄くん、おじいちゃんの信正さん（65歳）、お父さんの信吉さん（45歳・鉄工所経営）です。
お父さんは自宅近くの鉄工所を経営しています。社長業をしながら、黙々と作業をしています。お母さんはお父さんの鉄工所を手伝っています。主に事務を担当。お父さんが社長をする前はおじいちゃんが社長でした。定年になってからはおうちでのんびりと過ごしています。たまに会社に顔を出すこともあります。
信玄くんは地元の中学校に、路子は地元の小学校に通っています。
最後は東北フェニックスグループから、ぼくと独断と偏見で、ぼくたち家族を紹介します。
前列左からおばあちゃんの杉子（70歳）、ぼく・晴樹、お母さんの美代子（38歳・旅館女将）、後列左からお父さんの建夫（40歳・旅館経営）、おじいちゃんの日出左衛門（73歳）です。
ぼくたちは地元にある「旅館さくら」を家族で経営しています。現在はお父さんが社長兼支配人、お母さんが女将です。おじいちゃんとおばあちゃんはすでに引退しましたが、おばあちゃんは大女将として、たまに旅館を手伝っています。
従業員は仲居、料理人、番頭…と、50人前後います。従業員たちは自宅で通勤している人もいれば、住込みとして働いている人もいます。
ぼくは地元の小学校に通っていますが、将来は旅館を継ぎたいです。なにしろ、自分の旅館が大好きだからです！
以上です♪ 話は学園祭に戻しましょう。
そしてミニライブです。
各地域対抗の出し物に、猫介さん（57歳・民謡歌手）の民謡、東京から福島出身のますみさん（31歳・アーティスト）、海外からクリスティーナさん（24歳）のライブがありました。
それぞれ個性豊かなライブに会場も盛り上がりました！！
最後はみんなで記念撮影。この日は東京・東町メンバーの和樹（小5）、カルダモン（くま・♂2歳）、駈（小5）の3人がかけつけてくれました。
あっという間に、学園祭が終了しました。
この後は片づけをして、一部のメンバーのみ東京へ向かいます。
明日は最終日。東京・西町の学園祭の模様をお送りします。
（つづく）
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