梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

PTAって?

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こんにちは。佑子(34歳・主婦)です。

今日は「PTAの日」です。

「PTA」とは、学校に通う子どもの保護者(親)と教師がともに共有し、学び合うことを表し、保護者と教師が一緒になって企画をしたり、問題解決に取り組んだりする組織のことを言います。

 

私自身ですが、子ども2人(良男・小4&真男・小2)が地元の小学校に通っています。毎日の家事や子育てで忙しいのに、同じ学校に通う子どもの保護者から、PTAの参加を強要されました。今はPTAの役員にもなりました。自分から立候補したのではなく、PTAに参加しているほかの保護者からの他薦でした。

 

PTAは幼稚園から高校まであります。

小学校・中学校が対象のPTAは、「日本PTA全国協議会」が一番大きな組織です。この他には都道府県や政令市ごとにPTAがありますし、学校単位でPTAがあります。

幼稚園では国公立が「全国国公立幼稚園PTA連絡協議会」、私立が「全日本私立幼稚園PTA連合会」がありますし、高校では「全国高等学校PTA連合会」があります。

私立の小学校~高校では各学校ごとにPTAに近いグループがあります。

 

学校のPTAは子どもが学校に入学してから、保護者が任意で加入し、子どもの学校卒業後に脱退するものです。会費も基本的に任意で徴収します。PTAに参加したくない保護者は参加しなくてもいいのです。

しかし、ほとんどの学校、特に小学校・中学校のPTAでは組織内容が逸脱しています。

 

保護者のPTA加入は任意が基本ですが、ほとんどの学校では強制加入となっているところが多く、会費も徴収されます。子どもが学校に入学した直後にいきなりPTAの役員になってしまう保護者が多いです。正社員やパートなど、働いている保護者は簡単にPTAに参加しにくいですが、専業主婦は基本的に働いていないため、PTA役員選出のターゲットにされてしまいます。PTAに参加している保護者同士のいじめも大きな問題です。

保護者たちはPTAの参加を避けるために、仕事や親の介護、カルチャースクールに通うなどで逃げようとしている人たちもいますし、PTAの活動に一生懸命になり、疲れ果てている人たちもいます。学校の先生たちもPTA活動のために仕事が増えてしまっています。

 

このような問題になってしまったのは、共働き家庭や一人親家庭の増加でPTAに参加する保護者が減少してしまい、専業主婦を対象に強制的に参加させる仕組みになってしまいました。法律では保護者のPTAの強制参加は違法であり、加入契約書は存在しません。あと、少子化の影響で財政難になっているPTAも多いです。

反対に母親の参加は減少しているのに対し、父親の参加は増加しています。各学校で「オヤジの会」が発足したのもあります。学校によっては保護者だけでなく、小学校または中学校の学区内に住む地域住民たちも参加対象の「PTCA」という組織もできています。

 

学校に通う子どもの親にとっては、PTAは必要な組織。しかし、あらゆるPTAの問題があるため、PTAの活動の基本姿勢が失われつつあります。もう一度、PTAの活動について、保護者や教師、地域住民で改めて考え直してみませんか?

 

というわけで、佑子でした。

 

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