梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

日本の政治

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こんにちは。和光(中等教育学校6年)です。

集団的自衛権」行使による安全保障関連法案がもうすぐ可決されるかもしれない日本の政治。経済などを含めて混迷状態です。

今日は日本の政治についてお送りしたいと思います。

 

日本の政治家は国会議員、地方議員、都道府県や市町村の首長がいますが、日本の政治を動かしているのが国会議員です。

国会議員衆議院議員参議院議員があります。アメリカの議員に例えると、衆議院議員は下院議員、参議院議員は上院議員に値します。

衆議院議員は任期は4年ですが、解散総選挙になった場合はこの限りではありません。

参議院議員は任期は6年。解散総選挙になっても選挙は行われず、任期満了まで務めます。

年齢資格が衆議院議員が25歳以上、参議院議員が30歳以上です。どちらも選挙のためのお金を自分で用意をしなければなりません。法律で有権者からお金やモノを贈るのは禁止です。それを依頼するのもダメです。

 

次に政党について。国会ではそれぞれ与党・野党があり、政権を握る権限があるのが与党、それを議論するのが野党です。

現在の与党はご存知、自民党公明党です。それ以外の党は野党となります。

日本の政党を大まかに説明すると…。

自民党は戦後から一貫して私利私欲が強く、人権感覚がない党。別名:「自分党」とも言います。福祉や教育などにはお金を使う気がなく、公共事業にお金を使うことが多いです。今は昔に比べて上から目線の議員は減ってきましたが、未だに一部の議員(引退した議員も含む)による問題発言や政治とカネの問題が多いです。その昔は「ロッキード事件」などで逮捕された議員も多かったです。

公明党は宗教団体「創価学会」が作った政党。議員の9割が創価学会員で占めています。口では「庶民のための政治」と言っておきながら、実際は創価学会名誉会長の池田大作氏や学会幹部のために作られた公約が多いです。選挙では獲得票のほとんどが創価学会員やその家族や友人票。創価学会員が公明党議員を当選させるために、大々的な選挙活動を行うので有名です。与党を支持する人は自民党は支持するけど、公明党は嫌っていう人たちが多いです。ネトウヨネット右翼)をはじめ、多くの人たちは公明党創価学会が嫌いな人が圧倒的に多いです。選挙活動をはじめ、創価学会の強引な布教活動が大きな問題となっています。

民主党は現在は野党の第1党。かつては政権与党にもなりましたが、自民党にはない弱者目線の公約を作ったり、与党時代から「事業仕分け」を行ったことは一定の評価はありますが、自民党などの政治家や国民に対し、はっきりとした行動力はなく、態度もコロコロ変わるのが問題です。与党時代から3人も首相が変わったり、東日本大震災原発に対する対応も大きな問題となりました。

維新の党は大阪の地域政党大阪維新の会」の全国版。かつては「日本維新の会」でした。大阪維新の会・代表であり、維新の党・最高顧問でもあり、大阪市長でもある橋下 徹氏の独裁政治により、「大阪都構想」をはじめとした無駄な行政改革が評価をしている人たちが多いですが、弱者切り捨ての政策が多く、多くの国民の反発がありました。5月にあった「大阪都構想」の住民投票で、反対多数で否決されたことで、橋下氏が任期満了まで市長の任務を行い、その後は政界を引退することになりました。「日本維新の会」時代では共同代表だった石原慎太郎氏との対立で分裂し、橋下氏の問題発言等でも問題になりました。

共産党民主党維新の党などに比べて、正統派の野党ではないでしょうか?共産党は与党の政権に対し、真っ向から反対をする政党。弱者のための公約を掲げているのも共産党ならではですが、一度も与党になったことがないので、ただ反対、反対と言っているだけの党にしか思えませんが…。ただ、自民党が政権与党を握り、野党である民主党維新の党などが衰退する中で、共産党を支持する人が増えているのも事実。貧困者や障がい者、子ども、女性などの弱者切り捨てを行う自民党政治に対し、反発する国民が増えたことの表れだと思います。

この他には次世代の党、生活の党と山本太郎となかまたち、社民党新党大地などがあります。どちらも民主党維新の党、共産党に比べて議員数が少ないです。次世代の党は自民党維新の党寄りの政策、生活の党…と社民党などは共産党寄りの政策が中心です。

 

日本の政治の歴史の中で、公明党などの連立政権時代、民主党などの自民党以外の政権時代を除くと、全て自民党が政権を握っています。

戦後の政治は全て自民党による独裁政治公共事業のオンパレードに国会議員に対する特権、国の管理による学校教育などなど、公共事業や特権にたっぷり税金を使い、教育や福祉などにはお金を使わない弱者切り捨ての政治を長い間行っていました。

その結果、平成の大不況が起こり、現在でも就職ができない人であふれかえっています。年金は「宙に浮いた年金」問題で崩壊状態、他の社会保障でもめちゃくちゃな状態に、教育も海外の教育とは逆の政策をしています。原発問題やTPPの問題、そして「集団的自衛権」に関する安全保障法案…と、日本の政治は破壊しようとしています。経済は「アベノミクス」で上向きになった人がいますが、それはごく一部の人間だけ。多くの国民は「アベノミクス」による恩恵はありません。

国会は…っていうと、与党と野党による口論で、もはや議論ではないです。野次や昼寝はところどころにいますが、与党と野党がいがみ合って口論しているようでは、国民は無視されたと思う人は少なくありません。

選挙になると人が変わったかのように国民にアピール。選挙に当選をして、政治家になると選挙のことを忘れて元通り。これは昔も今も変わっていません。

 

こんな政治家たちの政策に「NO!」と言うには、今の政治を監視しなければならないし、市民運動しかありません。ネットで愚痴ったり悪い書き込みをしたり、何もしないでただテレビのニュースを見るだけでは何も変わらないし、政治家たちの思うつぼです。

政治家たちは国民の声に耳を傾けなければなりません。特に弱者の声は必須です。そうしなければ、日本は終わりだと思います。

ぼくたちはこれからも日本の政治を監視していきたいと思います。

 

というわけで、和光でした。

また明日。

 

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