***出演***
希里子(40歳・看護師)
さゆみ(高2)
晃樹(中3)
(一言)
私は高校生の娘(さゆみ)、中学生の息子(晃樹)の2人の子どもを持つ母親です。
中高生の子どもは思春期の真っただ中。親と反抗したい年頃でもあります。
私のところも反抗期。特に息子がひどいです。別に家庭内暴力をされているわけではありませんが、冷ややかな態度はとられていますね。しつこく叱る親をうっとうしがられていますね。
中高生の子育ては小学生までの子どもの子育てとは別にしなければなりません。思春期でもあり、反抗期である中高生の子どもは、小学生までの子どもと同じ子育て方法では無理があり、相手の言い分も聞かなければなりません。本人たちの意思も尊重しなければならないし、長く見守っていくことも必要になってきます。
この時期の子どもは高校受験や大学受験の時期でもあります。進路も親の意見ばかりを一方的に聞いてもらうのではなく、子どもの意思も尊重しなければなりません。進路については親子で話し合うことも重要です。
子どもの友達同士の付き合いも見守っていかなければなりません。ただし、悪い友達と付き合っている場合はこの限りではありません。ネットの使い方など、親が一方的にやめさせたりするのではなく、どういう使い方をしたらいいかを親子で話し合わなければなりません。
小学生までの子どもと同様、家事と仕事の両立は苦肉の策です。
乳幼児のように託児所に預けたり、小学生のように学童保育に預けることはありませんが、ともに塾に通っているので、帰りが心配です。特に娘は何か事件に巻き込まれたら本当に困ります。塾での連絡用に2人の子どもに携帯を持たせています。塾が終わった後は私か主人(政春・45歳・臨床検査技師)の携帯に連絡するよう指導しています。連絡方法は電話かメールの2通りです。
家事はいつも通りなのでそんなに苦にしていませんが、一番つらいのがお弁当作りですね。公立中学校のほとんどが学校給食ですが、息子が通う公立中学ではお弁当です。朝早くからお弁当を作らなければいけないので、ホントに大変。高校生ではお弁当がほとんどなので、どちらにしてもお弁当作りは避けては通れないです。前の晩ごはんの残り物をそのまま入れたり、冷凍食品を活用するなど、いろいろ工夫をしています。お弁当は息子、娘だけでなく、主人や自分の分も作るので、この日の朝は戦争のよう(ワラ)。仕事は看護師をしているので、夜勤明けの日はお弁当は作れないので、その際は子どもたちには学食か売店ですませてもらうようにしています。
仕事は私の場合は看護師をしているので、夜勤は必ずあります。しかも主任の立場なので、後輩の指導もしないといけない。子どものことを考えてパート勤務にするか辞めて主婦業に専念する選択もありましたが、2人の子どもには大学まで進学させたいし、家計のことを考えて、フルタイムの仕事をしています。主人も同じ病院で検査技師をしているので、私の仕事のことは理解していますし、子どもたちも私の仕事の大変さを知っています。仕事を通じて、子どもたちのお手本になるような女性を目指しています。他の方ではフルタイムで働いている人もいれば、パートや派遣で働いている人もいます。
中高生は大人に向かっていく第一歩。いつか彼らが就職や結婚で巣立っていくまで、最後まで育てていきたいと思います。(希里子)
(他のみんなからひと言)
>私のお母さん(希里子)は看護師という仕事をしながら、私たちを育ててくれています。ふだんは恥ずかしくて面と向かって言えませんが、仕事と家事、子育てに励んでいるお母さんはとてもかっこいいです。私もお母さんのようになりたいです。(さゆみ)
>私は大学生と高校生(飛翔・高2)の2人の息子を持つ母親です。思春期の子ども、特に難しい男の子の子育てをしながら、地元の惣菜店でパート従業員として働いています。叱ったりするだけの子育てではなく、彼らの行動を見守る子育てをしていきたいと思います。(沙和子・45歳・惣菜店パート)
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