こんにちは。裕美子(40歳・看護師)です。
今日は子宮にできるがんについてお送りします。
私自身、都内の大学病院で看護師をしています。部署は女性特有の病気を中心とした病棟で師長をしています。患者は子宮がんを中心に多くの女性疾患で訪れています。
子宮がんは子宮にできるがんですが、箇所によって病名が異なります。
子宮がんは子宮体がんと子宮頸がんの2種類。
子宮体がんは子宮内膜に発生するがん。子宮頸がんは子宮頚部の入り口から発生するがんです。
子宮がんの原因ですが、子宮体がんの場合はほかのがんと同様に、家族の遺伝性や生活習慣などさまざまです。子宮頸がんはウイルスに感染して起こるがんで、他のがんを含めて、ウイルス感染のがんは子宮頸がんだけです。子宮頸がんは男女間のセックスでいつの間にか発病するケースもあります。
罹患年齢は子宮体がんは40~50代以上の女性が中心。これに対し、子宮頸がんは30~40代以上の女性が中心で、まれに10代、20代の女性も罹患するケースがあります。
治療は他のがんと同様、手術、抗がん剤治療、放射線治療が中心。治療法については個々の患者によって異なりますので、かかりつけの産婦人科にご相談ください。
予防法ですが、子宮体がん・子宮頸がんともに定期的な健診が中心です。
子宮頸がんのみ、ワクチン接種があり、海外の多くの国で行われていますが、日本では2009年から実施。対象年齢は12~16歳までの女子です。ワクチンは2種類あり、いずれも3回接種を行います。ワクチンを使用する種類については医療機関によって異なりますので、かかりつけの産婦人科で確認してください。
しかし、この子宮頸がんワクチン接種が原因で、体の痛みや体が硬直したり、思考が低下するなどの、脳や神経系の副作用があちこちで起こっています。中には難病の「ギランバレー症候群」や「複合性局所疝痛症候群(CRPS)」などの重大な副作用を発症した少女や女性たちが多く存在し、死亡したケースもあります。これを受けて国(厚生労働省)は法に基づく補償を受けることができるようになりましたが、国からの補償が受けられない少女・女性たちが多く存在し、裁判沙汰になっています。一部の自治体では独自で子宮頸がんワクチンを受け、重大な副作用を起こした少女・女性に対し、助成金を支払うところが増えてきました。
子宮頸がんワクチン接種は強制ではありません。ワクチン接種はしなくても、定期的な健診だけで確実に予防することができます。私個人としては高校生の娘(里絵・高1)の母親ですので、子宮頸がんワクチン接種で娘にもし何かあったら、人ごとではありません。こういった重大な副作用が起こっている限り、子宮頸がんワクチン接種はおすすめできません!
子宮頸がんワクチンによる副作用や被害にあった方とその家族の方は「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」まで連絡してください。
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会:http://hpvv-danger.jp/
子宮頸がん・子宮体がんの詳しい治療などについてはホームページをご覧ください。
というわけで、裕美子でした。
お大事に。
*参考リンク*
子宮がんの基礎知識(公益財団法人 日本対がん協会):http://www.jcancer.jp/about_cancer_and_checkup/%E5%90%84%E7%A8%AE%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98
子宮がんの症状/原因/治療法:http://healthlife.xrea.jp/sikyugan/
死亡例も…副作用の報告が相次ぐ子宮頸がんワクチン(NAVERまとめ):http://matome.naver.jp/odai/2136870343676389801
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!