梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

いろいろなカレー

こんにちは。星二(高1)です。

今週のおしゃべりカフェは「カレー」です。

カレーは日本人のソウルフード。家でも外食でも給食でも社食でもどこへ行ってもおいしいです。

海外でもカレーがあり、インド、タイ、ネパール、ヨーロッパなどいろいろな味があります。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・星二、連太郎さん(37歳・主夫)と、今回は学園祭のために来日したインド人のラージさん(21歳)です。尚、ラージさんはヒンディー語の通訳の方が同伴し、日本語訳で文章を書きますのでご了承ください。

 

星二「今日は三重からですので、三重のご当地グルメをお送りしますが、今日は三重の名物である「赤福」です!赤福はもちにこしあんを包んだお菓子です。今日は地元で買ってきました。ラージさんはあんこは大丈夫ですか?」

ラージ「あんこ?」

連太郎「お豆を甘く煮たものです。あんこは赤えんどう豆を使います。」

ラージ「OK、OK。」

星二「ありがとうございます。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

連太郎「う~ん、やっぱりうまいですね。おみやげにもピッタリです。ラージはどう?」

ラージ「オイシイデス(日本語で)。」

星二「ありがとうございます。やっぱり、おいし~。」

 

赤福を食べ終わったところで、本題です~

星二「今日はぼくたち2人は麦茶を飲みながら、ラージさんはオレンジジュースを飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「カレー」です。まず最初にラージさんにインドについて紹介してもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。」

ラージ「インドは南アジアに位置し、インド亜大陸を領有する連邦共和制国家です。人口の数は世界第2位で、公用語ヒンディー語ですが、アッサム語やタミル語など、地域によってさまざまです。宗教は様々な宗教を信仰していて、多くがヒンドゥー教で、イスラム教、キリスト教仏教シク教ジャイナ教など、地域によっていろいろな宗教を信仰しています。私自身はヒンドゥー教を信仰しています。」

星二「ヒンドゥー教って何ですか?」

ラージ「ヒンドゥー教キリスト教イスラム教に並ぶ宗教の一つで、地域によって偏りがあります。ヒンドゥー教は輪廻転生などの宗教観念を共有しながらも、長い歴史を経て生活に深く根付いた習慣やカースト(身分)に従って多様な生活を送っています。毎日の礼拝や儀礼、年中行事、冠婚葬祭の習慣がありますが、カーストや土地などによって異なります。カーストによる差別は昔はありましたが、1950年にインドの憲法で禁止されています。」

星二「カーストって何ですか?」

ラージ「ヒンドゥー教における身分制度のことで、職業や子ども、女性などいろいろな差別が残っています。今はカーストによる差別はなくなっているものの、農村部ではいまだに差別が残っています。」

連太郎「全然知らなかったですね~。ぼくの家では無宗教だからね。妻(可愛・37歳・臨床心理士)と結婚の際もキリスト教結婚だし、初もうでも神社だし、知人の葬式の時は仏教だしね。」

星二「ぼくのところもそうです。日本はもともとは仏教の国なんですが、信仰する宗教があいまいなんですよね。」

ラージ「日本は宗教を信仰しないんですか?」

星二「はい。お寺の一家など一部の家では仏教キリスト教を信仰するところはあるんですが、ほとんどの家では宗教は信仰しないです。一部の家では「創価学会」や「統一教会」「幸福の科学」などの新興宗教を信仰する人がいますが。」

連太郎「「創価学会」は絶対に信仰したくないね。「公明党」の大元の組織だし、知り合いの創価学会員に毎回選挙頼まれるの。マジ嫌だ。」

星二「ぼくところもそうです。うちの親が知り合いの創価学会員が来られた時は必ずシャットアウトしていますね。選挙の時期になると毎回その創価学会員が来られますからね。何でなんですかね。」

連太郎「選挙活動をするといいことが起こるよって思い込んでいるんじゃない?創価学会公明党の選挙活動の点数稼ぎのためにね。政党でも自民党には投票するけど、公明党は絶対に嫌っていう知り合いが多いからね。オレも妻も公明党は嫌いだからね。」

星二「ぼくは選挙権がないので、あまり言い切れないですが、自民党公明党も嫌いですし、民進党などの野党も嫌いです。どの政党も選挙の公約や実績ばかり話して、いざ政治家になったら口論ばかりですからね。はっきり言って支持する政党なんてないです。」

連太郎「自公政権になってから、妻の不妊治療に年齢制限をかけられたし、子どもの教育の問題もそう。この際、子どもはなくてもいいから、夫婦だけの生活が一番大事だよ。」

星二「ぼくは今の高校は私立に通っていますが、勉強の厳しい進学校です。大学は一応ありますが、ほとんどの生徒は併設の大学には行かないですね。中学までは地元の公立に通っていましたが、小学校時代にいじめられて、嫌な思いをされました。「梅の実」のメンバーで中学時代の同級生の将介(高1)とは仲がいいですが、それ以外の中学時代の同級生で仲のいい子はいないです。それで高校は中学の同級生があまりいない今の学校にしました。当時の偏差値では地元の公立の進学校に行けるレベルなんですが、あえて私立にしました。親もそれを了承してくれましたね。」

連太郎「どうせ私立へ行くんだったら、中学からにしたほうがいいんじゃないの?」

星二「それもありましたが、中学受験なんて考えていなかったですね。同じ三重メンバーの秀彦(高1)が中学の時にぼくが通っている学校の中等部に進学したんですが、学校の勉強についてゆけずに、中2の終わりごろに学校側から自主退学を命じられたんです。それで親と相談して学校を自主退学して、地元の公立に転校しました。」

連太郎「転校した時はどうだったの?」

星二「最初は小学校時代のクラスメイトにいじめられるんじゃないかを心配していましたが、それもなくて、学校のクラスメイトに歓迎されましたね。地元の公立では当然ながら学校の成績が良かったので、第1志望だった今の高校に通っていますね。」

連太郎「それだったらよかったよ。オレは小学校から高校まで公立だったので、私立のことはあまり知らないけど、中高一貫って全員が高校へ進学できるものだと思っていたよ。」

星二「ほとんどの学校は生徒が中学から高校に進学することができますが、ぼくの学校のように厳しいところもありますね。さて、話は変わって、カレーについてですが、ラージさんが住むインドではカレーがありますが、どんなものがありますか?」

ラージ「カレーは各地域によって異なります。肉はイスラム教信仰の地域では豚は食べないですし、ベジタリアンの地域では肉や魚は一切食べません。肉を食べる地域では豚はほとんど食べないですが、牛肉と鶏肉、ひつじ肉は食べます。カレーの味も各家庭によって味が異なります。辛さは比較的辛いですが、味はおいしいです。カレーにはナンにつけて食べるか、インディカ米のご飯と一緒に食べます。」

連太郎「インドでは地域によってカレーの味が違うんですね。ベジタリアンはどんなカレーですか?」

ラージ「ベジタリアンでは野菜中心のカレーや野菜と豆を使ったカレーです。ベジタリアンでは肉や魚は食べない分、豆でタンパク源を補います。」

星二「そうなんですか。日本でもベジタリアンの家庭も少数ながらいますが、豆がタンパク質を補ううえでは重要なんですね。」

ラージ「日本のカレーはどんなものですか?」

星二「日本のカレーは肉とにんじん、玉ねぎ、じゃがいもが定番のカレーです。肉は牛肉や鶏肉、インドでは食べない豚肉も食べます。飲食店などのカレーも同じようなものが多いです。カレーのトッピングにとんかつやから揚げなどの揚げ物をトッピングすることがあります。」

連太郎「カレーはにんじんなどの野菜だけでなく、ほかの野菜を入れてもうまいし、魚介類を入れてもうまいです。星二くんはどんな味のカレーが好き?」

星二「ぼくは家のカレーも好きですが、給食のカレーですね。ぼくの地域では給食は小学校まででしたが、家や飲食店の味とは違うんですね。今はもう食べられない味です。」

連太郎「オレも給食のカレー。オレ自身は給食は嫌いだけど、カレーだけは好き。カレーの時だけはおかわりした思い出があります。あとは飲食店のカレーですね。某ファミレスでカレーフェアがあって、いろいろな国のカレーを食べたけど、一番好きだったのがハワイ風のロコモコカレーがうまかった。」

ラージ「日本のカレーっていろいろありますね。では、私が住むインドのカレーを披露しますが、どうですか?」

星二&連太郎「食べます!!」

 

~しばらくして~

星二「ラージさんがインドのカレーを作ってくれました。3種類ありますが、これらは何のカレーですか?」

ラージ「時計回りから、赤くて大きな肉のものが「バターチキン」、緑が「ほうれん草のカレー」、そぼろ状のものが「キーマーカレー」です。」

星二「ありがとうございます。カレーの隣にはナンがありますが、本場のナンの作り方は大きな釜のようなもので短時間で焼くため、なかなか日本では作りにくいので、今回は市販のチルドのナンを購入しました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

星二「まずはバターチキン。…ん!まろやかな味でおいしいです。」

連太郎「次はほうれん草…辛さもちょうどいいし、ほうれん草が入っているのがヘルシーですね。」

星二「最後はキーマーカレー。…ひき肉のホロホロ感がおいしいです。どれもナンとの相性が抜群ですね。」

ラージ「アリガトウゴザイマス(日本語で)。」

連太郎「ラージも一緒に食べましょうよ。」

ラージ「では、いただきます。おいしい!」

星二「やっぱりカレーは万人に喜ぶ食べ物ですね~。」

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(左から連太郎、星二、ラージ)

 

どのカレーもおいしかった。ごちそうさまでしたm(__)m

 

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