梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

子どもと防犯

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こんにちは。裕作(29歳・小学校教師)です。

今日は「子どもと防犯」についてお送りしたいと思います。

 

子どもをとりまく事件が近年増加し、保護者同伴での行動か子ども同士のグループでの行動をしなければならなくなりました。

その昔は子ども同士で遊ぶのが主流でした。その当時は親以外の地域の大人たちが見守り、声を掛け合ったりすることが多い時代でした。

やがて核家族化になり、近所の人たちとの交流が減少し、不審者が増加しました。

 

子どもを巻き込む事件は、圧倒的に不審者からの連れ去りやわいせつ行為が多いです。誘拐事件や殺人・傷害事件に巻き込まれる事件も多いです。女子の場合は性的被害も多いです。

加害者は大人が多いですが、中高生が加害者になるケースもあります。

 

代表的な事件では以下の通りです。

「神戸連続児童殺傷事件」:兵庫県神戸市で小学生の子どもたちが殺害や傷害事件に巻き込まれ、小学生の女の子と男の子1人ずつが亡くなりました。特に男の子が殺害された事件は、男の子の頭部だけの遺体が地元の公立中学校に遺棄され、犯人は地元新聞社などへ脅迫状を出しました。のちに逮捕された犯人は男の子の遺体を遺棄された場所の公立中学校に通う中学生の少年で、その当時は少年法の適用年齢はなく、極刑自体もできませんでした。その少年は数年後に釈放され、日本のどこかの町に暮らしています。2015年に当時少年だった男は少年時代のことを書いた本を出版し、子どもたちを亡くした遺族を中心に、出版をめぐって大きな問題になっています。

大阪教育大学附属池田小学校事件」:大阪府池田市にある「大阪教育大学附属池田小学校」で、小学1~2年生の児童や教師らが犯人に次々と刺され、8人の児童が亡くなりました。犯人は地元に住む男で、「インテリの子どもを殺す」ことを目的でしたが、精神疾患を持っているとの説もありました。のちの裁判で死刑になり、執行されました。事件から数年後に学校内に慰霊碑が建立され、当時亡くなった児童の同級生の子は成人になり、悲しみをこらえながら、亡くなった子の分まで生き続けています。

他には新潟で小学生の時に誘拐され、数年後、19歳で保護された女性や、東京で中学生の女子生徒が2年後に保護された事件、同じく東京でタレント業をしていた女子高生がストーカーにあっている男に殺害される事件など、女子の小学生から高校生まで、性的被害に巻き込まれ、大人に成長してからもトラウマを引きずっています。

 

子どもを巻き込む事件を回避するアイテムとして、防犯ブザーがあります。

グルマンディーズ すみっコぐらし 防犯ブザー ピンク SMK-05PK

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こびとづかん 防犯ブザー カクレケダマ KB-09C

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ポケットモンスター 防犯ブザー ベストウイッシュ トルネロス

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防犯ブザーはホームセンターなどで売っていますが、小学校や自治体で支給されることがあります。ランドセルに防犯ブザーが付属されているものもあるので、ランドセルを買う際にチェックしたほうがいいと思います。防犯ブザーは子どもだけでなく、若い女性も携帯したほうがいいですね。若い女性が巻き込む犯罪も多いですからね。

私立の小学校では警備会社と提携して、通信型の防犯端末を子どもに持たせ、子どもの登下校の状況を保護者が携帯やスマホで確認できるシステムをとっています。公立の小学校では残念ながらそのシステムはありませんが、個人の家庭でホームセキュリティシステムに加入することはできます。携帯やスマホでもGPS機能がついていますが、携帯のGPSは個人情報を垂れ流しにしてしまう恐れがあるので、あまりおすすめできません。

 

あとは、子ども自身で自分を守り、解決していく能力を小さいうちから身につかなければなりません。保護者の送り迎えばかりやっていては限界がありますので、小さいうちから防犯能力を身につかなければ難しいと思います。各地で講習会があるので、親子で学んでみてはいかがでしょうか。

 

いつ起こってもおかしくない事件。親子で防犯について考えてみませんか。

 

というわけで、裕作でした。

また明日。

 

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