梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

崩壊する教師

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こんにちは。大澤(44歳・中学教師)です。

今日は教師たちの実態についてお送りします。

 

私自身は大阪府内の中学校で教師をしています。担当は数学で、部活では写真部の顧問をしています。生徒との関係ですが、あまりかかわりは少ないですね。

 

教師は幼稚園から高校までありますが、教師の実態は非常に厳しくなっています。

 

まずは長時間労働。一般の会社でも長時間労働がありますが、教師でも長時間労働があります。通常の授業に加えて、教科の研究、生徒・保護者との対応がありますが、突発的に職員会議があったり、毎日仕事には関係のない事務作業まであります。中学・高校では部活の顧問も兼ねており、平日は部活動、土日は試合やコンクール、通常の部活動に出ないといけないため、休みがほとんどありません。

もう一つは教師による生徒のいじめ・体罰の増加です。いじめは小学校から高校までを通じて、ずっとありますが、ここ最近は教師による生徒いじめが増加しています。いじめの内容は学校給食の完食運動や生徒に無理やり食べさせる行為、授業中での生徒への不適切なあだ名を読んだり、誹謗中傷する行為、高校受験の内申書を使っての生徒への脅し、部活動での指導など。体罰は生徒への暴力や悪口、ネグレスト…と、親が子どもへの虐待と同様の行為をしている教師たちがいます。

 

長時間労働については学校や都道府県・市区町村の教育委員会文科省が考えなければならない問題で、一般の会社員と同様、労働問題として訴える必要があります。過労死・過労自殺をする教師も多いため、部活の顧問を外部講師に委託するなど、教師の負担を減らす工夫をすべきです。精神疾患も多いため、メンタルケアも必要です。

教師による生徒いじめ・体罰の原因は、長時間労働のストレスをはじめ、学力優先の教員採用試験の問題、学歴社会・受験社会、非正規教員(臨時教員)に対する待遇面の問題などさまざまな問題があります。ほとんどの教師たちは勉強はよくできますが、人間的に成長していない教師が多く、生徒の人権を軽視する傾向にあります。特に小学校の教師に多く、大きな問題となっています。

生徒の人権を軽視する教師の増加を防ぐには、都道府県・政令指定都市の教員採用試験の選考を改めなければなりません。学力優先ではなく、人間性を優先した選考にしなければなりません。学歴も国公立大学・有名私立大学ばかり採るのではなく、あまり有名ではない私立大学にも対象にすべきです。小学校から大学までの受験教育についても改めなければなりません。特に高校受験は内申書を廃止し、学力試験以外の選考も増やすか、海外のように卒業資格試験に合格後に自由に学校を選べるようにしなければなりません。

 

人間性を軽視する教師は子どもをまともに指導することはできません。現役の教師たちは教師としての態度を改めるべきです。学校は学力向上教育を改め、人間性重視の教育に転換する時が来ています。

 

というわけで、大澤でした。

 

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