梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

いじめ~子ども同士のいじめと教師によるいじめ~

こんばんは。智樹(中2)です。

今日から4回に分けまして、いじめについてお送りしたいと思います。

 

ぼくは小学校からずっといじめがあり、中学生になった今でもいじめに遭っています。

不登校になろうかと思いましたが、親が反対しているため、無理に学校に行っています。

でも、正直言ってしんどいです。高校では辞めることはできますが、中学までは辞めること自体も許されず、逃げ場がありません。

 

いじめは子ども同士のいじめと教師によるいじめがあります。ぼくは両方あります。小学生の時に当時の担任教師によるいじめから始まり、やがて子ども同士によるいじめに発展しました。

みなさんは子ども同士のいじめ、教師によるいじめを経験しましたか?

 

~返信~

>ぼくはあります。教師によるいじめはないですが、生徒同士のいじめはあります。暴力や無視は当たり前で、高校に入った今ではネットによるいじめに遭っています。最近ではLINEいじめが多いですよね。ぼく自身はガラケーなので、スマホは持っていないし、LINEはやっていないです。LINEはやっていない方が正解ですね。(元就・高1)

>ぼくも携帯はガラケーです。親がスマホを買ってもらえないのもありますが、LINEはスマホタブレット、パソコンしかできないですからね。ぼくも当たり前ですが、LINEはやっていないです。(智樹)

>LINEはいじめの温存になっているからね~。ぼくもやっていないですが。(ボン・たぬき・♂2歳)

>私は生徒同士のいじめを経験しました。小学生までは普通に友達はいましたが、中学校に入って、校則の厳しさを目の当たりにし、管理教育が非常に厳しかったです。学校の管理教育におびえていた私がターゲットにされ、一部の生徒のいじめに遭い、やがて友達も含む全員にいじめられました。耐えきれなくて不登校になり、中学校へ行かないまま卒業しました。高校は日本の高校には進学せず、ベルギーに単身留学をしました。ベルギーの学校は校則が厳しくなく、とても自由な環境で勉強ができるので、自分に合っています。(知代・17歳)

>ウチも生徒同士のいじめです。ウチはもともと引っ込み思案な性格で、小学校ではとてもおとなしかったです。中学校に入り、いじめがエスカレートして、それで怖くなって、不登校になりました。高校受験はとても危なかったですが、卒業した中学校が今通っている高校とは「連携型」の中高一貫校で、作文と面接だけで合格できました。いじめた同級生たちは他の高校に進学したので、いじめっ子がいなくなって本当によかったです。(莉音・高1)

>住んでいる地域の公立中学が、連携型の中高一貫校に指定された公立中学だったのがラッキーでしたね。ウチはそういうのはなくて、高校受験はとても苦労しました。私も同級生のいじめで不登校になり、学校に行くのは本当に嫌でした。しかし、高校には行きたいんです。それで中3で学校に復帰して、班行動以外は全て一人。給食を食べるのも一人。部活も夏の引退まで一人でした。高校受験では推薦はダメで、一般1次では不合格。一般2次でやっと今の学校に合格しました。私立は地元ではなく、青森の私立を滑り止めで受験をしましたが、不合格でした。今の学校に合格できなかったら、高校浪人をする以外なかったです。(佐也加・高2)

>高校浪人をするよりも、通信制高校に行った方がマシですよ。オレもいじめで不登校になり、昼間の高校には進学せずに、通信制高校に進学して、そのまま卒業しました。結果的にはよかったです。もともと外に出るのが苦手でしたので。高校浪人だと、周りはみんな高校に進学して、自分だけ進学できないんじゃ恥ずかしいし、世間から見ても恥をかきます。それでも承知で高校浪人をしたいんなら別だけど。(蒼・大学2年)

>高校浪人は嫌ですね。同級生たちがみんな高校に進学して、ウチだけ高校に進学できないんじゃ恥ずかしいし。(佐也加)

>高校受験を避けて、中学受験という選択肢もありますよ。私も中学受験で進学しましたから。(ピンキー・ダックス・♀3歳)

>ぼくも中学受験で今の学校に進学しました。理由はいじめが原因です。ぼくは卒業した小学校でいじめに遭いました。小4までは普通に友達もいましたが、小5になってからぼくがいじめのターゲットにされて、同級生グループに暴行されたり、物を奪われたりしました。クラスではずっと一人でしたが、そんな時に声をかけてくれたのが当時同じクラスだった優太(中1)で、いろいろと話し合っているうちにお互いに意気投合しました。優ちゃん(優太のあだ名)も小4の時にいじめに遭っていて、同じクラスになったときは一人だったそうで、それで友達になりましたね。中学は別々の私立に進学しましたが、時々遊びに行く仲です。あと、チームも一緒なので、同じチームのメンバーたちを含めて、すごく仲がよくて楽しいです。(尚音・中1)

>ぼくもいじめに遭ったよ。ぼくもいじめられた時に、声をかけてくれたのが、同じチームでもあるピグ(ぶた・♂2歳)で、今では大親友の存在だよ。やっぱり声をかけてくれる友達がいるのは違うよね。(ボン)

>私もいじめに遭いました。私の場合は小学生の時に病気で手術を受けたときの手術傷が原因でした。そんな時に助けてくれたのは、同級生ではなく、姉(百花・高1)でした。姉の存在が私のいじめを救ってくれました。中学からは姉妹で同じ学校なので、姉妹で仲良く楽しく学校に行っています。(千束・中1)

>ぼくもいじめが原因で、中学受験で今の学校に進学しました。ぼくももともとシャイな性格で、人前で話をするのが苦手です。小4の時に同級生グループに暴力を受けて、そのうちの一人に学校の階段から突き落とされて、大けがをしました。すぐに東京の大学病院の救命センターに運ばれて、頭と腰に10時間以上の手術を受けました。幸い一命を取り留めて、リハビリを経て元通りの体になりましたが、あと一歩遅かったら、命を落としたか、後遺症が残っていました。体自体は半年をかけて回復しましたが、階段から突き落とされた時のショックやいじめに遭った心の傷で「PTSD心的外傷後ストレス障害)」を診断されて、病室のベッドや家の中で過呼吸を起こしたり、泣いてばかりいました。学校に行っても階段の前に行くと、気分が悪くなって、結局保健室の中で勉強することが多かったです。両親(総也・40歳・商社勤務&眞衣子・40歳・事務パート)が学校といじめをした同級生の親を抗議しましたが、誰も取り合ってもらえず、学校側がいじめをもみ消しにしようとしました。それで両親が怒って、教育委員会文科省に訴えましたが、全く変わらずです。(健篤・中等教育学校1年)

>ひどい!!そのあとどうしてたの?(沙由美・中2)

>ぼくも親も学校が信用できなくて、私立に進学して逃げる以外なかったです。このまま地元の公立中学に進学しても変わらないですし、ぼく自身、同級生と同じ学校に行くのが怖かったので、それで中学受験を決意しました。受験勉強は塾で勉強をしますが、中学受験をするには小学校の調査書が必要で、お母さん(眞衣子)が当時の担任に調査書の発行を依頼しましたが、担任の言葉が「あ、そう、私立ですか。ご勝手にどうぞ。」って暴言を吐いたそうで、お母さんが怒って、「ちゃんと調査書を発行してください!!」って直訴して、やっと発行をしてくれました。学校は地元・埼玉と東京といろいろな学校をチェックしましたが、いじめの被害に遭った子を全面的にバックアップしてくれる、地元の「マリオン学園」を専願受験をして合格しました。ちなみにぼくの場合は特進コースに進学しましたが、同じ学校の総合選択コースでは不登校の子どもや障がいを持つ子どもも受け入れてくれる体制が整っていて、学校生活の支援も充実しているので、ぼくも両親もすごく満足しています。このこと、関東支部のメンバーたちには前に話したので知っていますが、他の支部のメンバーの方たちに話すのは初めてです。いじめに遭ったことをずっと隠していて、どうしようか迷いました。今回、いじめをテーマに書き込みがあると知って、いてもたってもいられずに書き込みました。ここに書くのはすごく勇気がいりました。ずっと抱えていてすごく苦しかったです…。(健篤)

>そうだったんだ。全然知らなかった。(尋之・高2)

>私も知りませんでした。ずっとつらかったですね。こんなにいじめで苦しんでいるのに、学校はずっと無視続けたなんて、許せないです!!私も学生時代にいじめに遭っているので、つらさはわかります。(梨佳子・22歳・看護師)

>ずっと言いづらかったいじめの記憶を隠さずにここで書き込みをしてくれたのは、本当に勇気がいることです。PTSDうつ病を抱えていたのならなおさらです。つらくて、怖くて、大変だったのに、よく話してくれましたね。本当にありがとう。ちなみに健篤くんのお父さんの総也さんとは同じ会社で、同じ部署の上司で、すごく尊敬しているんですよ。(慶介・25歳・商社勤務)

>慶介ったら(ワラ)。今、このメールをした後に息子が泣いてしまったので、父親である私が割って入りました。息子のいじめのことは私も妻もずっと抱えていました。「梅の実」では支部長の光くん(高2)やキャプテンの健くん(高1)をはじめ、関東支部のメンバーたちがとても親身になって聞いてくれて、本当に救われました。いろいろありますが、これからも息子ともどもよろしくお願いします。(総也)

>いいえ、こちらこそ。関東支部に限らず、「梅の実」は全国・全世界みんな優しい人たちばかりですから、つらいことがあったら、どんどん話してください!(知代)

>ケガをしてまでつらい思いをしたのは苦しかったんだと思います。ウチもいじめに遭ったので、つらさはわかります。しかし、ウチの場合はいじめに遭っても、私立の選択肢はありません!ウチが住む秋田では私立中学は一切なくて、公立の中高一貫校しか選択肢がありません。地元の公立中高一貫校はものすごく倍率が高くて、試験に合格しても、合格者多数の場合は抽選を突破しないといけないです。ウチの家では親が反対していたので、公立中高一貫校は受験さえもできませんでしたが。(佐也加)

>ぼくも中学受験をしましたが、不合格になり、地元の公立中学に進学しました。東京や大阪などの都会では私立の選択肢がありますが、ぼくが住む山口の田舎では私立中学自体が少ないので、選択肢がほとんどありません。小さな町だとなおさらです。地元の公立以外逃げ場がありません!(紳太郎・中1)

>オレらのような都会では私立とかインターナショナルスクールなどの選択肢があるけど、地方だと、国立とか朝鮮学校くらいしかないよね。(尋之)

>高校では通信制高校や単位制サポート校の選択肢があるけど、中学とかは選択肢がないよね。通信制の中学があれば、不登校の子でも通いやすいのに。(沙由美)

>私もそう思います!何で通信制の中学とかはないのって?すごく疑問に思いました。ニュージーランドでは通信制の学校があるし、アメリカなどではホームスクーリングは当たり前にありますよ!(知代)

>学校以外ではフリースクール適応指導教室しかないのはおかしいです!フリースクールは公的な学校ではないので、仮にフリースクールに通いたいって言っても、地域の公立学校に籍を置かなければなりません。夜間中学でも中学を卒業していない大人の方が対象で、現役の中学生は一切受け入れていないです。(夏乃・中3)

>高校や私立中学はいろいろな地域から集まってくるけど、公立中学は指定された地域の子しか集めないから、当たりはずれが多い。だからいじめが起きてもおかしくない。不登校が起きてもおかしくない環境にあるんだ。(たま・アメリカンショートヘアー・♂2歳)

>高校でも公立とかは都道府県の中で学区が設定しているから、都道府県外から集まることはほとんどない。学校によって雰囲気が違っていて、進学校だと受験勉強で一杯で、いじめをする暇はないくらい、いじめがなくて、底辺校だといじめがすごい多い。ま、進学校でもいじめはありますけどね。(学仁・高3)

>健篤、落ち着いた?(尚音)

>あ、うん、大丈夫。(健篤)

>よかった、よかった。何かあったらメールしてね。(尚音)

>周りに敵はいるかもしれないけど、ぼくらが味方だよ!大丈夫!!(ボン)

>ありがとう。お父さんに背中をさすってもらったから、ちょっと落ち着いた。さっき書き込みを振り返ると、ぼく以外にもいじめを経験した人もいることがわかって、ぼくだけではないんだって、ちょっと安心しました。(健篤)

>あの、私もいじめに遭いました。私は貧乏で母子家庭なので、服が汚いことでいじめられました。今ここで書き込みをしていますが、私は携帯は持っていないので、お母さん(日奈子・45歳・スーパーパート)の携帯でメールをしています。(明日・小5)

>お母さんの許可は出ているの?(知代)

>はい。(明日)

>ごめんなさいね。娘がメールをしたいって言われて。私の家は夫が病気で早くに亡くなってしまって、女手一つで娘を育てているけど、パートや福祉の手当てでやりくりしているから、お金がいくつあっても足りないくらいしんどい。でも、そのことで娘がいじめに遭っていることを知った時はショックを受けました。(日奈子)

>あの、失礼ですが、生活保護とかは受けているんですか?(総也)

>いえ。児童手当と児童扶養手当、夫の遺族年金や生命保険だけです。(日奈子)

>あ、そうですか。失礼しました。うちの子どもたちの同級生の親御さんの中にも一人親家庭や貧困家庭が多くて、中にはきょうだいが経済的理由で大学進学をあきらめさせた家庭もいます。生活困窮は国が考えていかなければならない問題ですよね。(総也)

>そうですね。娘に服とかおもちゃとか、好きなものを買ってもらえなくて、つらい思いをしていますが、毎日のご飯だけは食べさせなくちゃいけないと思い、ご飯は毎日作るようにしています。ご飯だけは生活をしていくうえでは必要ですから。(日奈子)

>私は大学生の傍ら、児童館でバイトをしていますが、児童館の中の学童保育に通っている子どもの中には貧困家庭や一人親家庭の子たちがいます。中には家でご飯を食べさせてもらえなくて、学校給食だけで済ませている子どももいます。日奈子さんのように一人親家庭でもちゃんと家でご飯を食べさせている家庭はすごいと思います!多くの親たちは家でまともにご飯を作らなくて、学校給食を実施してほしいという親が多いですから。(ニコラ・くま・♀4歳)

>私は結婚していないので事情は知りませんが、そういった親のほとんどが学校給食や子ども食堂に頼っているのが現状です。経済的理由も確かにありますが、ネグレストをする親もいますから。(栄理子・24歳・メーカー勤務)

>ウチは学校給食が原因で、いじめに遭いました。小学生の時に当時の担任教師から居残りで食べさせられて、残したらひどい罵声を浴びせられました。周りの同級生も冷たい目で見られて、それが毎日続いて、それで何も食べれなくなりました。のちに倒れたのをパパ(英哲・43歳・看護師)が発見して、病院に運び込まれて、あとでママ(理美・44歳・看護師)も一緒にそのことを聞かれて、それでウチが給食のせいで担任の先生にいじめられたって言って、それでパパとママは学校に訴えたの。でも、何も解決してもらえなくて、ママが「学校給食を強制的に食べさせるんだったら、うちの子にはお弁当を持って行かせます!」って言いきったの。それでずっとママかパパの手作り弁当。ウチは好き嫌いの食べ物はないけど、小さい頃から少食で、幼稚園児の子どもが食べるお弁当箱でないとダメなので、お弁当箱は幼稚園の頃から使っているやつを愛用しています。周りからもっと食べろって言われるけど、ウチはこれで十分なんです!学校給食は大嫌いで、二度と食べたくないし、今の中学で給食を実施しないでほしいです!!(愛梨咲・中2)

>私も少食で、当時の担任教師から給食のいじめを受けました。大人になった今でも少食で、偏食も多いです。給食はいじめの温存になっています。小学校、中学校はとてもつらい思い出しかないです!(美久・24歳・派遣社員

>最近では教師や一部の生徒の主導で「完食運動」を実施している学校が多いです。ご飯からおかずまで休んだ子の分も含めて、全員で完食しないといけないんです!ウチはそれが嫌で、給食のある公立を避けて、お弁当や学食がある私立を選んだのですから。(樹里菜・中2)

>ウチもありました!小学校の時。ウチも少食なので、本当に嫌でした。(グレース・マンチカン・♀2歳)

>ぼくが卒業した中学でもありました!ぼくは普通に食べれるのでまだましですが、少食の子とかは大変ですよ。(遼次・高2)

>私の時代ではそんなのなかったのに、何でこういうことになったんですか?(秀夫・31歳・メーカー勤務)

>娘(真凛・小5)と下の息子(海篤・小3)が通う小学校でも同じような運動があります。理由は食中毒が原因で、給食の残飯を持ち帰るのが禁止になったんです。さすがにカレーなどは持ち帰るのは無理ですが、私の時代では給食のパンやジャム、マーガリンとかは普通に持ち帰ることができましたのに。時代が変わりましたね。(総也)

>私も給食のパンをよく持って帰りましたよ。特に揚げパンはすごい好きで、休みの子がいると、真っ先に持って帰って食べましたからね(ワラ)。それを持って帰ることもできないなんて、今の子どもがかわいそうですね。(秀夫)

O-157ノロウイルスの食中毒が増えてきて、厳しくなっていますからね。私が働いている高齢者施設でも給食の持ち帰りは禁止ですから。(佳唯・24歳・管理栄養士)

>ウチは小学校の時にいじめられました。ウチはもともと福島に住んでいて、震災と原発の事故で、お母さん(匡江・41歳・製造販売パート)と弟(凱人・小6)と一緒に富山に移住しました。お父さん(勢二・43歳・メーカー勤務)は仕事があるため、福島に残りましたが、慣れない場所で親子3人で生活をするのはすごく嫌でした。転校した小学校で当時の担任教師から「福島から来ました」って言った途端に、みんなひそひそ話をして、翌日に「お前、金もらっているだろ?」「お前のお金でみんなのお菓子を買えよ!」って言われて、「持ってないから嫌だ」って言ったら、殴る、蹴るなどの暴力を受けて、担任教師からも「こいつは原発放射能を浴びているから、感染するぞ!」って言って、みんなで寄ってたかっていじめられました。それでウチは不登校になり、学校に行かないことをお母さんに問い詰められましたが、ウチは「ウチは今の学校が嫌や!!福島に帰りたい!!福島の友達に会いたい!!」って言いましたが、お母さんは「絶対にダメ!!実紗ちゃんが放射能を浴びて病気にでもなったら困るわ!!」って言って、反対しました。それで、いじめに遭ったことを訴えて、それでお母さんがショックを受けて、「…お母さん、学校に訴える。あんたはしばらく休んでなさい!」って言って、翌日に学校に訴えました。お母さんは原発放射能に対する誤解を訴えて、いじめるのをやめてほしいなどを話したそうです。それで、当時の校長が「何とかしましょう」って言って、担任を含めた教師たちを集めて、原発放射能についての対応を議論しました。その後担任がウチの家に訪問して、「さっきはひどい誤解を招いてしまい、申し訳ありませんでした。」と謝って、次の日から学校へ来るようにと伝えました。ウチは久しぶりに学校に来たときは学級会で原発放射能や震災のことについてをみんなで話し合ってくれて、それからいじめた子が謝ってくれました。原発事故が原因で福島県外から避難をし、その地の学校に通っている生徒たちがいじめに遭って、不登校になったり、自殺を図ったりした子がいます。ウチはあの時お母さんが学校に訴えなかったら、ずっと不登校になっていたと思います。お母さんにはとても感謝しています。(実紗子・中3)

原発事故での県外避難で、福島以外の学校に転校した子どもがいじめに遭う子が増えていて、中には自殺を図った子もいます。一時金の支給もなくなり、生活が厳しい家庭もいます。こういったいじめは大きな問題になっています。(ニコラ)

>ウチは原発の県外避難は勝手だけど、周りはみんな原発放射能に対する差別や偏見が多いよ。(沙由美)

>福島の学園祭でも他の地域から応援に来るメンバーはほとんど少なかったよね。オレが所属する西町チームでも、放射能の偏見でみんな行きたくないって言っているし、子どもメンバーが行きたいって言っても、その親たちが反対していたからね。(尋之)

>ウチが住む秋田でも福島から避難してきた子もいました。今通っている高校では福島からの避難者の生徒がいて、その子もいじめられていますよ。ウチは話しかけたいですが、原発放射能が怖いし。(佐也加)

>じゃあ、説明しようか。オレ自身、大学病院の血液内科で看護師をしているけど、原発などの放射能は確かに人や動物が被ばくをして、放射能が原因で、白血病などの血液の病気や甲状腺の病気になる人はいます。しかし、人から人への感染はありません!放射能はウイルスではないので、放射能で被ばくをした人と握手をして、感染をした人はいますか?いないよね。放射能で感染をするなんてありえないですよ。健康診断でレントゲンを受けるよね。レントゲンで放射能を浴びるけど、それもごく微量に浴びるだけで、健康被害が起こったケースはないですよ。健康診断のレントゲンは年に1回しかないし、毎日毎日レントゲンを受けるわけではないです。もし放射能が気になるようでしたら、うちの病院の放射線技師に相談するといいですよ。かかりつけ医でも放射能に対する相談は聞いてくれますしね。(巧都・23歳・看護師)

>全然知らなかったです。私も看護師を目指して、看護の高校に通っていますが、学校ではなかなか教えてくれませんでした。放射能に対する不安がやわらぎました。ありがとうございます。(世羅・高1)

>ぼくは福島に住んでいますが、実は原発などの放射能については無知でした。放射能について知っておくとちゃんと理解してくれそうですね。(凌士・中1)

>ぼくも原発放射能については全然知りませんでした。教師と生徒が誤解を招いていることを理解させることも必要ですね。子ども同士のいじめ、教師によるいじめがこんなにもいましたね。次回はいじめによる不登校と中退について話し合いたいと思います。今回書き込みをしたみなさん、今日はありがとうございました。(智樹)

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いじめはいろいろな場面で起こっています。

 

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