こんにちは。舜(50歳・公務員)です。
今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。
今月は「渡瀬恒彦」さんをピックアップ!
渡瀬さんは日本を代表する俳優さんで、多くの作品を残しました。
今日はすべてではありませんが、渡瀬さんの作品を紹介します。
まずは「殺し屋人別帳」です。1970年に放映された映画で、いきなり主役としてデビューしました。渡瀬さんは島根県の出身ですが、幼少期に兵庫県の淡路島に移りました。中学・高校は同じ兵庫の私立中高一貫校に進学し、6年間寮生活を送りました。高校時代は近所の女子高生が渡瀬さん目当てに押し掛けたほどの人気でした。高校卒業後に早稲田大学に進学し、当時青山学院大学に通っていた兄でのちの俳優の渡 哲也さんとの共同生活が始まりました。 大学卒業後に会社員として働いていましたが、当時の東映の社員から「俳優にならないか?」と声をかけられ、俳優としてデビューしました。
次は「事件」です。1978年に放映された映画で、「ブルーリボン賞」「日本アカデミー賞」「キネマ旬報」等の助演男優賞を受賞しました。この映画が渡瀬さんの大きな転機となりました。1990年代にバスクリンのCMにも出演し、俳優とは違ったキャラクターを演じました。私生活では1973年に女優の大原麗子さん(故人)と結婚しましたが、離婚。1979年に一般女性と再婚しました。
次は「警視庁捜査一課9係」です。2006年に放送されたテレビ朝日系のドラマで、以後、シリーズ化しました(渡瀬さんはシーズン11まで出演)。1980年代までは映画での出演が多かったですが、1992年に「十津川警部シリーズ」、2002年に「おみやさん」など、ドラマの出演が多くなりました。2012年に「おみやさん」などの主演が認められ、「第20回橋田賞」を受賞しました。
最後は「釣りキチ三平」です。2009年に放映された映画です。2015年に胆のうがんを診断され、闘病生活を続けながら仕事を続けていました。しかし、2017年に放送されたドラマ「そして誰もいなくなった」が最期の作品となりました。
渡瀬恒彦さんは2017年3月に胆のうがんによる多臓器不全のために亡くなりました。72歳でした。葬儀は家族葬を行い、家族のほか、お兄さんの渡さん夫妻、親しい俳優仲間らが参列しました。渡瀬さんの死後は各地で追悼番組を放送し、親交のあった俳優や女優、タレントたちが悲しみのコメントを発表しました。亡くなる最期まで役者として活躍しました。渡瀬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの役者さんの作品を紹介するのでしょうか?次回は年明けの2月にお送りします。
というわけで、舜でした。
また明日。
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!