こんにちは。重男(53歳・高校教師)です。
今日は「人気の小説・エッセイ」をお送りします。
今月は「司馬遼太郎」さんをピックアップ!
司馬さんは日本の作家で、主に歴史小説を中心に執筆していました。
今日はすべてではありませんが、司馬さんの作品を紹介します。
まずは「梟(ふくろう)の城」です。1958年に刊行された小説で、この作品で第42回「直木賞」を受賞しました。刊行されてから約5年ほどに映画化が2回、ドラマ化が1回されていました。映画化は1963年に「忍者秘帖 梟の城」のタイトルで、大友柳太朗さん(故人)らが出演。2度目の映画化が約30年後の1999年で、中井貴一さんらが出演しました。ドラマ化は1960年で、富田浩太郎さん(故人)らが出演しました。
次は「竜馬がゆく」です。1962年に刊行された時代小説で、坂本龍馬の半生を描いています。ドラマ化が1965年、1968年、1982年、1997年、2004年に放送され、1965年版が中野誠也さん、1968年版が北大路欣也さん、1982年版が萬屋錦之介さん(故人)、1997年版が上川隆也さん、2004年版が市川染五郎さんがそれぞれ出演しました。
次は「坂の上の雲」です。1968年に刊行された歴史小説で、明治時代の日本を描いています。ドラマ化は2009年から2011年までの3年に亘ってNHKで放送され、本木雅弘さんらが出演しました。
最後は「街道をゆく」です。1971年に刊行され、1996年まで連載されました。日本や海外の歴史や文化について言及をした作品です。1985年にこの作品の中の「南蛮のみち」で「日本文学大賞」を受賞、「台湾紀行」を除く作品の大部分がNHKで映像化されました。しかし、1996年に43冊目の「濃尾参州記」で絶筆となりました。
司馬遼太郎さんは1996年に病気のために死去しました。72歳でした。亡くなる直前に「濃尾参州記」の執筆最中に倒れ、帰らぬ人となりました。「産経新聞社」の記者から作家としてデビューし、多くの作品を残しました。司馬さんの死後の1998年に「司馬遼太郎賞」を設立し、多くの作家さんたちが受賞しました。2001年に大阪にかつてあった自宅隣に「司馬遼太郎記念館」が開館されました。司馬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの作家さんの作品を紹介するのでしょうか?次回は3月にお送りします。
というわけで、重男でした。
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