梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学園祭(4日目・大阪)

こんにちは!均(高1)です。

学園祭・4日目、今日は大阪の学園祭の模様をお送りします。

 

まずはじめに、ご存じかと思いますが、大阪北部を震源とする「大阪北部地震」が6月に発生し、3人の方が亡くなり、全壊はありませんでしたが、建物も崩れました。

「梅の実」の大阪メンバーのうち、大阪ニュータウンチームが「大阪北部地震」の被災地域に住んでいるメンバーが多く、震度6弱の大地震にパニックになりました。幸いメンバー全員に被害はありませんでした。また、関西から九州にかけて大量の豪雨の被害が出た「西日本豪雨」で、兵庫や京都でも被害がありました。

学園祭についてはチャリティ学園祭にしようか迷いましたが、一部の大阪メンバーは「そんな湿っぽいことはせんと、いつものようにやろうやないか!ふだん通りに開催したほうが、被災地に元気づけられる。ふだん通りにやるで!!」と、いつもの学園祭として開催することになりました。兵庫は「阪神・淡路大震災」を経験しているので、震災のときは何度も元気づけられたメンバーもいますからね。

 

場所は大阪府内の公園の特設会場。

 

模擬店は関西2府4県の各チーム・地域と海外メンバーたちが参戦。関西ならではのグルメを披露しました。

ぼくが所属する大阪ニュータウンチームでは「ホルモン焼き」です。アカセン、テッチャンなどのホルモンを焼いて、特製のたれにからめます。

すでに完売が相次ぎ、トップは兵庫城下町チームの「姫路おでん」、大阪ビリケンチームの「たこ焼き」、滋賀の「彦根ちゃんぽん」の順でした。海外ではインドネシアの「ナシゴレン」、スペインの「パエリア」などを披露しました。ちなみにニュータウンチームの「ホルモン焼き」も何とか完売しました(*^。^*)

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兵庫城下町チームの屋台。すでに完売のプラカードを掲げてこの笑顔!

 

展示では美術部やディベート部などが参戦。デモンストレーションもありました。

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ディベート部のデモンストレーション。テーマは「高校受験は廃止にし、海外のように卒業資格試験に代えるべきだ。是か非か」。賛成派、反対派がそれぞれのディベートを披露しました。

 

2日目はミニライブです!

米省師匠(82歳・落語家)一門の落語会、「OSAKA'N GIRLS DREAMS」などのライブなど、関西支部が誇る芸能会メンバーたちがサイコーのライブを披露しました。

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落語会。米省師匠の経験豊富な落語に観客が笑いに包まれました。

 

会場では多くのお客さんと「梅の実」メンバーたちが訪れました。

 

ここで関西支部の「イチオシメンバー」を紹介します。

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まずは大阪から、大阪ニュータウンチーム所属の梨香子さん(27歳・主婦)一家です。

後列左から梨香子さん、ご主人の秀史さん(34歳・メーカー勤務)、前列は子どもたちで、左から長男の海人(4歳)、次女の晴華(2歳)、長女の絵梨菜(小2)です。

梨香子さんは5人きょうだいの2番目。実家は岡山です。高校在学中にアルバイト先でご主人と知り合い、交際がスタート。高校卒業間際に妊娠が発覚し、親の反対を押し切って、高校卒業後にできちゃった結婚をしました!その時に生まれたのが絵梨菜。結婚後は故郷の岡山に住んでいましたが、ご主人の仕事の都合で大阪に引っ越しをして、現在に至っています。梨香子さんは専業主婦として、家事や3人の子どもの子育てに奮闘しています。

ご主人は府内にある「川原重工業」・大阪営業所に勤務する営業マン。絵梨菜は地元の公立小学校に、海人は地元の私立幼稚園にそれぞれ通っています。

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次は兵庫・京都から、兵庫城下町チーム所属の風芽(中2)一家です。

前列右から風芽、妹の奈和(小6)、後列右からお父さんの桂巳さん(40歳・鉄鋼会社勤務)、お母さんの至子さん(41歳・パッチワーク講師)です。

お父さんは地元にある「兵庫製鋼」・阪神製鉄所に勤務。鉄などの金属の生産やその製品の技術開発をしています。お母さんはフリーのパッチワークの講師をしており、地元のカルチャースクールで高齢者や主婦を中心に教えています。

風芽は地元にある「戎学院大学附属中学校」に通っています。中学受験は自分から希望していましたが、理由は卒業した小学校でのいじめで、いじめっ子の同級生のいる公立中学に行くのを嫌がり、中学受験で今の学校に進学しました。受験を始めたのはなんと小6で、中学受験を始める期間が遅いです。塾自体は通っていたのですが、中学受験専門の塾ではありませんでした。普通なら遅くても小4で受験勉強をはじめますが、両親との話し合いなどで始めるのが遅かったです。小6で中学受験を始めるのはもはや崖っぷち。勉強は塾だけでなく、家庭教師をつけて勉強をしました。第1志望校である公立中高一貫校の受験に失敗しましたが、滑り止めで受けた今の学校に合格しました。今の学校はコース制で、中1のときは総合コースでしたが、入学してからも努力を重ねたおかげで学校の成績が上がり、中2の現在は特進コースに変更しました。

妹の奈和は兄が卒業した地元の公立小学校に通っています。奈和も兄と同様に中学受験の勉強を始めています。受験勉強の開始が兄よりも早く小4から。妹が中学受験を始めた理由ですが…。

>娘は重度の乳製品の食物アレルギーがあり、小さい時は乳製品を食べただけでショック状態を起こして、死ぬ寸前になっていました。お医者さまからは牛乳・乳製品とそれらが含まれた食品は食べてはダメって言われました。通っている小学校では学校給食があり、食物アレルギーの子どもに対しては除去食が用意してあります。しかし、各地の小学校や幼稚園などで学校給食による食物アレルギーの子どもの死亡事故が相次いでおり、娘を守るために私がお弁当を毎日作っています。通う予定の公立中学では弁当型の学校給食があり、家庭の弁当の選択制は可能なのですが、周りの目があることや教師の方から給食を食べるようにって言われ、家庭の弁当の選択ができません。息子が通う中学では私立ですが、学校給食があり、食物アレルギーの生徒も給食を食べなければならないので、別の私立中学を受験させる予定です。学校のレベルは娘が希望しているところであれば、基本的にこだわっていないですが、食物アレルギーがあるので、お弁当を持ってこれる学校を希望しています。(至子)

食物アレルギーは小さい子どもを中心に、多くの方が罹患しており、完治できない人もいます。ぼくが住む大阪でも公立中学校で学校給食(弁当式ですが)があり、全員が食べなければならない。多くの親にとっては子どもの学校給食は喜んでいますが、食物アレルギーを持つ親子にとっては地獄でしかないです。全員が同じ食事をとるのはもはや限界になっていますね。

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最後は滋賀・奈良・和歌山から、奈良メンバーの秀典(小5)です。

前列真ん中が秀典。周りは奈良メンバーたちです。

秀典は小さい頃からフィギュアスケートをはじめ、ノービス(小学生から中1までのクラス)の大会で優秀な成績を上げ、将来的には有能な選手になるのではないかと言われているくらいの期待の星です。得意な技は3回転のトゥーループで、目標は中学生でトリプルアクセルができるようになることです。現在は大阪の有名フィギュアスケートクラブに所属し、中学生や高校生たちがいる中で毎日練習をしています。

フィギュアスケートは平昌五輪では2人の某選手が金・銀のワンツー。男子は4回転のジャンプを複数をやらなきゃいけないくらい厳しい戦いとなっています。秀典も大学入学まで4回転のジャンプの習得を目標としており、将来はオリンピック出場を目指しています。

 

他にもメンバーを紹介したいのですが、スペースの都合でここまで。

学園祭の合間にもご飯を食べたり、おしゃべりをしたりしていました。

 

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最後はみんなで記念撮影。ネパールメンバーのポンド(くま・♂1歳)、スペインメンバーのアスセナ(13歳)といっしょに。

 

あっという間に大阪の学園祭が終了しました。

 

この後は片づけ。会場をきれいに。

この後は愛知、東京へ。東京へ移動するメンバーたちは東京または神奈川の学園祭を楽しみます。

 

明日は神奈川の学園祭の模様をお送りします。

 

(つづく)

 

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