梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

みんなの防災対策

こんにちは!リディア(ねずみ・♀2歳)です。

今週のおしゃべりカフェは「防災」です。

今日は「防災の日」。家庭での防災対策はちゃんとしていますか?

災害は火事・地震・豪雨…と、あらゆる場所で起こっています。自分は大丈夫と思っても、いつ災害が起こるかわかりません。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは博子さん(大学2年)、佐紀子さん(46歳・主婦)、ウチ・リディアです。

 

リディア「今日は大阪からお送りするので、大阪のご当地グルメを紹介します。今回は「いか焼き」です。いか焼きはいかの切り身と小麦粉の生地と一緒に鉄板で焼いた粉もん料理です。いか焼きはお店によっていろいろな味がありますが、特に有名なのが「阪神百貨店」のいか焼きです。今回は佐紀子さんが焼きたてを買ってきてくれました!ありがとうございます!では、いただきます。」

3人「いただきます。」

リディア「おいしい!いかがプリプリで、生地とソースがよく合います。」

博子「うわさでは聞いたので、どんなものかと思いましたが、想像していた通りおいしいです!」

佐紀子「ホント。よかった。家族も大好きなので、よくおみやげに買ってきます。」

リディア「やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~いか焼きを食べ終わったところで、本題です~

リディア「今日はアイスティーを飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「防災」で、ご存知かと思いますが、大阪では「大阪北部地震」があり、その後関西から九州にかけて起こった「西日本豪雨」がありました。「大阪北部地震」は死者は3名と少なかったですが、3名の死者のうち、小学生の女の子が通っていた小学校のブロック塀が崩れ、女の子がその崩れたブロック塀の犠牲になりました。「西日本豪雨」では岡山・広島・愛媛を中心に200名以上の方が亡くなりました。「大雨特別警報」は8府県で発令し、関西では兵庫と京都の一部地域で「大雨特別警報」が発令されました。今回の「大阪北部地震」と「西日本豪雨」では大丈夫でしたか?」

博子「私はマンションで一人暮らしをしているので、あの地震は本当に怖かったです。建物自体は大丈夫だったのですが、タンスが倒れてしまい、あとで大学の友人を呼んで、倒れたタンスを元に戻してくれました。」

佐紀子「うちの家は大丈夫でした。何人かのメンバーたちは今回の地震の最大震度地域に住んでいた人たちがいたので、みんな地震の被害に遭いましたが、建物の被害も最小限に済んで、けがもありませんでした。リディアちゃんはどうなん?」

リディア「うちの家も大丈夫でした。ウチは豊中に住んでいますが、あの地震は本当の怖かったですね。」

博子「今回の地震で高齢者の男性2人と小学生の女の子が亡くなりましたが、特に女の子が亡くなったのが、学校の登校時で、しかも学校のブロック塀が崩れて、その下敷きになって亡くなったのは本当にショックです。」

佐紀子「あのあと、全国の公立の学校で調査をして、ほとんどの学校でブロック塀が崩れる恐れがあると聞いて、何で耐震対策を怠っているのかって、怒りを覚えますね。もし自分の子どもたち(裕一・大学2年&裕也・中3)に何かがあった時は本当に嫌です!」

リディア「うちの近所の学校でもいつ崩れてもおかしくないブロック塀がありますよ。今回の地震で無傷にすみましたが、今度「南海トラフ」があった時は完全に崩れますね。」

博子「「南海トラフ」は広範囲に被害に巻き込まれる恐れがあるので、実家の愛知の家族も心配です。」

佐紀子「関西では「阪神・淡路大震災」を経験しているから、その教訓が今回の地震で活かされましたが、学校で耐震対策をしていないのは国や自治体がそういったお金をかけていなかったのが問題ですね。保育園や介護施設の整備にお金を使うのはともかく、カジノとか、公立中学校の給食とか、裕福な子どもの医療費無償化とか、あまり急ぐ必要がない政策は優先すべきではないです。そんなことに優先するより、公立学校の耐震化を急ぐべきではないでしょうか。」

リディア「ウチもそう思います。学校の耐震化をしないと、また同じような犠牲者が増えると思います。」

博子「「西日本豪雨」では被害はなかったですか?」

リディア「大阪でも大きな雨は降っていましたが、それほど大きな被害はなかったですね。ウチは兵庫の私立の女子校に通っていますが、兵庫も豪雨で警報があったので、学校は休校になりました。」

博子「私も大学が兵庫にあるので、大学も休校になりました。しかし、バイトはあるので、この大雨の中、バイトに行きましたが、仕事はすごく暇でした(ワラ)。」

佐紀子「あらら、大変。バイトは何をしてるん?」

博子「近所のチェーン店飲食店のホールスタッフをしています。あとは近所の女子高生の家庭教師をしています。学費は父親(正幸・46歳・メーカー勤務)が負担していますが、生活費は自分でやりくりしています。」

佐紀子「えらいね~。うちの上の息子(裕一)も大学進学のために東京に住んでいるけど、生活費は自分でバイトをして生活をしていますよ。仕送りは少ししかしてませんが。」

博子「そうなんですか。今回の豪雨は広島と岡山、愛媛が一番被害に遭いました。実はうちの兄(正貴・23歳・造船会社勤務)が仕事で広島に住んでいて、会社の寮で生活をしています。今回の豪雨で兄の会社の寮が床上浸水して、山奥にある会社の記念会館に避難しました。そこで会社の売店のお弁当やおにぎりを食べて、一夜を過ごしました。幸い寮は雨水に流されず、無事でした。豪雨の最中は会社の仕事は休みになり、多くの社員たちは各地で避難しました。今は会社は元通りの生活となりましたが、周辺は古い家屋が雨水に流され、無残な状況でした。」

リディア「お兄さんも大変でしたね。死者も200名以上で、平成では最悪の被害みたいです。しかし、この大変な中、政府は豪雨そっちのけで、宴会をやっていたのを聞いて、何をやってるのって思いました。」

佐紀子「ニュースではそのことは話題にしなかったけど、他のメンバーたちからのツイッターで知って、こんな時に何で宴会をするの!?って、本当に許せないです!!あとで被害が拡大してから災害対策本部を設置しても何の意味もないし、亡くなった方が200名を超えても、「カジノ法案」の審議を優先するのは本当に信じられへん!!もう少し早く自衛隊の救助があったら、亡くなった方は減っていたのに。」

博子「私も許せないです。岡山の倉敷の方では助けを呼んでいた住民がたくさんいるのに、政府はそれを無視して宴会をするのは非常識すぎると思います。施設に住んでいたミニチュアホースのお母さんが屋根で避難しているところを無事に発見されたけど、その子どもは雨水に流されて亡くなってしまった。施設の人も動物たちを助けられずに、自分のことで精一杯で、助けられなかったのがくやしいとおしゃっていたので、本当にかわいそうです。」

リディア「ウチもツイッターで見ました。親子の命が引き裂かれてしまうのは本当にかわいそう。人間も動物も同じ命なのに、同じように犠牲になったのは悲しいです。豪雨災害に遭った人たちが一日でも早く、元通りの生活を送ってほしいです。話は変わりますが、家での防災対策はしていますか?まずは博子さん。」

博子「私はあの地震でタンスが倒れてしまったので、休みの日に父親に来てもらって、家具を固定してもらいました。大きな家具が倒壊したら本当に怖いですからね。あとはマンションの更新料がない代わりに、火災保険は払わないといけないので、毎年年払いで払っています。」

佐紀子「私は地震の防災セットは家族分購入しました。上の息子の分も購入して、宅急便で送りました。いつ同じ災害が起こらないように、避難する場所などのリストを書いています。」

リディア「ウチも同じですね。豪雨の場合は無駄な外出はしないこと。火事の場合は家の周りに燃えやすいものを置かないこと、消火器を常備することです。地震は佐紀子さんと同じように防災セットを家族分購入しました。ちょっとした減災をすることで、災害を予防できます。今回の災害で被害にあった方に心よりお見舞い申し上げます。」

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(左から博子、リディア、佐紀子)

 

災害予防は事前の減災対策が基本です。

 

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