梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

人気役者の映画・ドラマ(その21)

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こんにちは。とよ(71歳)です。

今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。

 

今月は「樹木希林(きききりん)」さんをピックアップ!

 

樹木さんは日本を代表する女優さんで、多くの作品を世に残しました。

今日はすべてではありませんが、樹木さんの作品を紹介します。

寺内貫太郎一家 期間限定スペシャルプライス DVD-BOX1

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まずは「寺内貫太郎一家」です。1974年に放送された小林亜星さん主演のドラマです。樹木さんは1961年に「文学座」の演劇研究所に入所し、「悠木千帆」名義で女優活動をスタートし、1966年に映画「殿方御用心」でデビュー。ドラマデビューは1964年に放送されたTBS系のドラマ「七人の孫」でデビューし、一躍人気を博しました。「寺内…」では小林さん扮する貫太郎の実の母親を演じました。個性派女優として多くのドラマや映画、舞台に出演するも、当時20代のころから老人の役を演じることが多く、老け役が当たり役でした。「寺内…」でも当時30代前半で、主演の小林さんよりも若いのに頭髪を脱色し、老けメイクを施していました。1977年にスペシャルのバラエティ番組で当時の芸名の「悠木千帆」を競売にかけ、約2万円で東京のブティック店の店主に売却され、自身の芸名は現在の芸名に改名しました。

ムー一族 DVD-BOX 1

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次は「ムー一族」です。1978年に放送されたドラマで、共演の郷 ひろみさんとのデュエットで「林檎殺人事件」などをリリースし、歌手としても大ヒットしました。私生活では1964年に俳優の岸田 森さん(故人)と結婚しましたが、1968年に離婚。1973年にミュージシャンの内田裕也さんと再婚し、長女でエッセイストの内田也哉子さんを出産しました。しかし、内田さんとの結婚生活は順風満帆ではなく、1年半で別居し、その後も別居生活を続けていました。1981年に内田さんが無断で離婚届を区役所に提出するも、樹木さんは離婚を認めず、離婚無効の訴訟を起こして勝訴しました。

次は「翔ぶが如く」です。1990年に放送されたNHK大河ドラマです。CMでは1979年から出演した「ピップエレキバン」では当時のピップフジモト(現:ピップ)の会長の横矢 勲氏(故人)と共演し、話題になりました。横矢氏とのコンビは1986年に横矢氏が亡くなるまで続き、その後は単独での出演、タレントの片岡鶴太郎さんらとの共演となりました。1980年に放送された「フジカラー」のCMでは客役として出演し、店員役で共演した岸本加世子さんとの掛け合いが話題になり、岸本さん以外のタレントとの共演もありましたが、フジカラーのCMには40年以上出演しました。2002年には消費者の好感度が最も高い女性CMタレント1位に輝きました。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組) [DVD]

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最後は「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」です。2006年に放送されたドラマです。離婚無効訴訟以降、内田さんとは未だに別居生活が続いていましたが、その後は1年に1回連絡を取り合う程度の関係となりました。2005年に乳がんが判明し、摘出手術を受けたことを機に、連絡は1ヶ月に1回となり、毎年1月は家族一緒にハワイで過ごすようになりました。2003年に網膜剥離で左目を失明。2013年に「わが母の記」で第36回「日本アカデミー賞」・最優秀主演女優賞を受賞し、そのスピーチにおいて乳がんをはじめ、複数の臓器・器官にがんに侵される「全身がん」であることを告白しました。2018年に大腿骨を骨折し、緊急手術を行い、翌日に予定していた生放送の出演を見送り、電話出演にて状況を報告しました。しかし、この電話出演が公での最期の出演となりました。

樹木希林さんは2018年に東京都内の自宅で家族に看取られ亡くなりました。75歳でした。死因は明らかにされていませんが、1ヶ月前の大腿骨骨折のけがや全身がんなどで体調が急激に悪化したのではないかと思われます。死後から数日に通夜と火葬が行われ、約半月後に東京都内のお寺で葬儀が行われました。ドラマでは2016年に出演した「いとの森の家」が、映画では2019年に公開予定の「エリカ38」が最期の作品となりました。主な受賞歴は「日本アカデミー賞」では「夢千代日記」で第9回優秀助演女優賞など。「ブルーリボン賞」では「歩いても歩いても」で第50回助演女優賞を受賞しました。2008年に紫綬褒章を受章しました。デビュー以降から老け役が多かったですが、全身がんに侵されてもマイナスにはとらわれず、感謝の気持ちや強い生き方を貫き、気持ちは若者と変わらないくらい元気な女優さんでした。樹木さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

次はどの役者さんが登場するのでしょうか?来年もお楽しみに。

 

というわけで、とよでした。

また明日。さよなら。

 

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