こんにちは。華子(高3)です。
今日が新天皇陛下即位の日で、学校も会社もお休みです。テレビも特別番組がほとんど。
新天皇陛下即位に伴い、元号が変更になります。新しい元号は「令和(れいわ)」です。
ところで、日本は元号があるのに、世界では西暦がありますよね。
今日は西暦と元号についてお送りします。
西暦はキリスト教で救世主とみなされるイエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年(紀元)とした紀念法で、世界の多くの国で西暦が使われています。今年の西暦は2019年です。
これに対して元号は特定の年代につけられる称号で、日本では多く使われています。国や地方自治体の公文書などでは西暦を使うのは禁止で、必ず元号を使わなければなりません。元号の変更は歴代の天皇陛下が崩御(死亡)と同時に変更となります。今回は旧天皇陛下(今上天皇)がご自身の希望により生前での退位となるための元号変更となります。
元号は日本だけでなく、中国や韓国、北朝鮮、ベトナムでも使われています。中国などは日本とは違い、各国独自の元号があり、それぞれの法律があります。
西暦と元号が同時にある日本ではいろいろな問題が多く、西暦で使わなければならないことと元号で使わなければならないことが多く、混乱を生じてしまいます。特に知的障がい者や発達障がい者、小さい子どもや認知症の方などでは西暦と元号を両方を使いこなすのは困難なため、パニックを起こす恐れがあります。
元号は日本国内でしか使えないため、外国人には一切通用しません。また、中国や韓国などの元号も各国内でしか使えないため、中国や韓国などに住む日本人には一切通用しません。
これを受けて、共産党では元号の廃止を求めていますが、安倍政権をはじめとする政府・与党では反発が強く、廃止には程遠いです。
西暦と元号、ややこしいようですが、賢く使い分けましょう。
というわけで、華子でした。
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