梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学校の掟~子どもの権利~

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***出演***

沙由美(中2)

飛鳥(中2)

清実(中2)

 

(一言)

今日は「子どもの日」。

毎年子どもに関する行事やサービスなどがあり、多くの家族連れがにぎわっていますが、世界では「子どもの権利条約」があります。

子どもの権利条約」は18歳未満のすべての子どもに対し、親などの保護や社会参加、学校教育など、子どもが主体となった条約が90年代に作られました。

日本では「子どもの権利条約」を署名・批准したのにもかかわらず、ほとんどの大人たちが子どもの人権を侵害し、政府は「児童の権利条約」という、「子どもの権利条約」の文章をねつ造した条約に作り替えられました。

 

子どもの人権侵害で一番多いのが学校と家庭です。子どもの居場所は家庭と学校以外選択肢がありません。保育園児の子どもは保育園、高校生はアルバイト先の職場もありますが、基本的にはこの2つしか選択肢がありません。

学校は公立の小学校と中学校は一部の地域を除き、同じ地域の決まった学校の集団の集まり。高校では都道府県内で生徒が集まり、私立では首都圏や京阪神など、電車で2時間以内で通える生徒たちが集まりますが、一部の東京の区のように生徒や親が学校を選択できる学校選択制がない限り、子どもは自動的に決められた地域の学校でしか選択肢がありません。そういった学校は同じような生徒の集まりなので、当たりはずれがあります。そこでいじめがあったら逃げ場がありません。

学校は生徒だけでなく、教師という「大人」と付き合っていかなければならない。一部の高校と私立中学の進学校では生徒が主体となった学校生活がほとんどですが、ほとんどの学校では、教師が主体となった学校なので、当然ながら生徒は教師に服従をしなければなりません。学校の授業以外に部活の指導、校則などの生徒指導は教師の言うとおりにしなければならず、近年では教師によるいじめが後を絶ちません。教師だけでなく親によるいじめもあり、親からの直接のいじめはないですが、PTAで自分の親がPTAを辞めたり、PTAの役員との人間関係でトラブルとなり、PTAの首謀者たちがその親の子どもにいじめをするよう、他の親たちを通じて、いじめが実施され、子どもが被害に遭う事件が起こっています。

家庭でも児童虐待が発生し、親によって子どもが亡くなる事件が後を絶ちません。逆に親からの虐待で被害に遭い、死なずに済んだ子でも心に傷を背負い、大人になってからもその心の傷で苦しみ、学校や職場でも悪影響を及ぼします。大人になってから親を訴えても、ほとんどが時効となり、警察や弁護士にも相談できず、泣き寝入りをする人たちが後を絶ちません。

 

これでは子どもの権利なんてどこにもないです!何のための「子どもの権利条約」なんでしょうか!?政府も自治体も学校も親も子どもの権利について、見直すべきです!!こんな状態では生き地獄としか思えないです!!!(沙由美)

 

(他のみんなからひと言)

>ウチの学校ではハーフや外国人の子など、生まれつき黒髪でない子に対しても、黒く染めなければなりません!同級生で生まれつき茶髪だった子が教師によって黒く染められ、髪が傷んでしまって、不登校になりました。学校は生徒の存在なんてないように思います!!(万里音・高1)

>ぼくは大人ですが、親からの虐待に遭い、大学進学と同時に家を出て虐待から逃げ出すことができました。大学は新聞奨学金で何とか卒業できましたが、その後は転職のくり返しで、ちゃんとした職につけることできず、生活保護を受けざるを得なくなりました。これに加えて発達障害があり、今の親のせいで自分の人生が狂ってしまい、親とは絶縁状態となっています。今は国によって引き下げが続く生活保護を受けながら、障害者の作業所で安い工賃を稼ぐ生活。親からの虐待は今訴えても、時効でどこも相手にしてもらえず。ぼくは自殺する以外ないです!!(佑介・26歳)

 

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