梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

芸人伝説(その2)

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こんにちは。権太(たぬき・♂8歳)です。

今日は「芸人伝説」をお送りします。

 

今月は「ビートたけし」さんをピックアップ!

たけしさんは日本を代表するお笑いタレントで、多くのテレビ番組に出演しています。

 

たけしさんは東京都・足立区出身で、実家は塗装屋でした。たけしさん原作で、ドラマ「菊治郎とさき」のモデルとなった父親の北野菊次郎さん(故人)と母親の北野さきさん(故人)の四男(実際は幼少期に兄を1人亡くしたため、事実上は「三男」である)として生まれました。1965年に「明治大学」に進学したものの、勉強をする意欲がなく除籍となり、その後はアルバイト三昧でした。

1972年にストリップ劇場の「浅草フランス座」で芸人見習いとしてエレベーターボーイをはじめ、のちの特技でもあるタップダンスなどのレッスンに励みました。のちにフランス座の先輩であるビートきよしさんとともにコンビを組み、「ツービート」というコンビ名で、漫才師として活動を開始しました。

その後、漫才師としてはなかなか売れず、1980年の漫才ブームとともに、一躍知名度を上げました。同年10月に「笑ってる場合ですよ!」でレギュラー出演となりましたが、1982年に終了しました。このころからきよしさんとの漫才での活動はほとんど少なくなり、単独でテレビ出演することが多くなりました。

1981年に「オレたちひょうきん族」がスタートし、明石家さんまさん、島田紳助さん(引退)らとともに出演し、大人気に。のちに裏番組である「8時だョ!全員集合」の視聴率を超えるくらいの勢いでした。

1982年~1984年にかけて、番組出演中に弟子志願者が集まり、その弟子たちを「たけし軍団」として結成し、そのまんま東(現:東国原英夫)さん、ガナルカナル・タカさんなどの有名タレントを輩出しました。

その後たけしさんは「オレたち…」だけでなく、「スーパージョッキー」「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などのレギュラーを抱え、一部の番組は企画・構成も手掛けました。この頃からタモリさん、さんまさんとともに「日本のお笑いタレントBIG3」と称されるようになりました。

 

たけしさんの芸風ですが、当時は毒舌ネタや時事性の高いネタが多く、残虐ギャグと批判され、PTAでも番組の批判の対象になりました。その中で、ツービートとして出演した番組で、当時の司会だったせんだみつおさんと楽屋で雑談中に「コマネチ!」のギャグが生まれました。「コマネチ!」はかつての体操選手だったナディア・コマネチさんが着用していたハイレグのウェアから誕生しました。

番組での主なキャラクターはタケちゃんマン鬼瓦権造(いずれもオレたち…)、殿(痛快なりゆき番組 風雲!たけし城)、火薬田ドンFNS27時間テレビ)など。

 

しかし、1986年にたけしさんは一部のたけし軍団とともに「講談社」の「フライデー」編集部を銃撃するなど、暴行などの容疑で現行犯逮捕されました。原因はたけしさんとの女性関係の問題で「フライデー」側が行き過ぎた取材が問題になり、たけしさんがこれに激怒し、今回の事件となりました。1987年に裁判が行われ、たけしさんは懲役6か月(執行猶予2年)となり、たけし軍団メンバーはこの裁判の3ヶ月前に起訴猶予処分となり、ともに芸能活動を再開しましたが、当時の所属事務所だった「太田プロダクション」との不協和音や各種団体が抗議をするなど、しばらくは事件の影響が尾を引く形となりました。1988年にたけしさんは当時の社長だった森 昌行さんとともに「オフィス北野」を設立。「オフィス北野」はたけしさん、たけし軍団、俳優の寺島 進さんらのマネジメントを目的に設立しました。この個人事務所設立が、たけしさんの今後の人生を左右することになります。

1990代以降もタレントとして数々の番組に出演しますが、1994年にバイク事故を起こし、一命を取り留めたものの、顔面マヒなどで長期入院を余儀なくされました。

1989年に映画「その男、凶暴につき」で俳優としてデビュー。この映画は本名の「北野 武」名義で映画監督としてデビューしました。1997年に映画「HANA-BI」で第54回「ヴェネツィア国際映画祭」で日本作品として40年ぶりとなる金獅子賞をを受賞しました。これを機に映画監督として、海外で高く評価されました。 

2018年にたけしさんが「オフィス北野」を退社することになり、別の個人事務所を設立することになりました。のちにたけし軍団つまみ枝豆さんが代表取締役社長に、ダンカンさんが専務取締役に就任しました。

 

漫才師からタレント、映画監督と、お笑いBIG3とは違う路線へと歩みだしています。現在のレギュラー番組は「ビートたけしのTVタックル」「世界まる見え!テレビ特捜部」など、6番組。漫才師「B&B」のメンバーの島田洋七さんや所 ジョージさん、逸見政孝さん(故人)、「中田カウス・ボタン」の中田カウスさんなど、多くの芸能人との親交があります。特に逸見さんが病気で亡くなった際は相当ショックを受けており、告別式では弔辞を読める心境ではなく、代わりに山城新伍さん(故人)が読むほど、たけしさんが号泣していました。のちに逸見さんの長男で、俳優・タレントの逸見太郎さんがたけしさんの映画に出演し、現在も交流が続いています。家族ですが、妻が元漫才師の北野幹子さん、長女が元歌手で現在は女優の北野井子さん、2番目の兄が「秋草学園短大」学長で「明治大学」名誉教授、工学博士の北野 大さんです。尚、大学ですが、学生時代に除籍になったものの、タレントや映画監督としての活動の功績が評価され、2004年に「特別卒業認定証」及び「特別功労賞」を受賞しました。尚、たけしさんの俳優や映画監督としての活動についてはいつか紹介する予定です。

 

次はどの芸人さんが登場するのでしょうか?次回もお楽しみに。

 

というわけで、権太でした。

また明日。

 

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