こんにちは!杏樹(小5)です。
今週の「学校・職場・地域丸かじり!」は「梅の実」エリアの「学校」をお送りします。
今月は「区立桜桃小学校」を紹介します。
「区立桜桃小学校」は東京・西町にある公立小学校で、桜桃地区に住む子どもが通うことになります。
尚、うちの学校では他校の児童・生徒の出入りは禁止なので、私・杏樹がインタビュアーを担当します。
今、休み時間です。
ただ今、給食室の外にいます。
ご案内しますのは栄養士&栄養教諭の智恵子先生(30歳・栄養士)です。よろしくお願いしますm(__)m
>よろしくお願いしますm(__)m(智恵子)
今は何を作っていますか?
>今日の給食を作っています。この日のメインがビビンバで、ビビンバのナムルを作っていますね。他にも汁物と副菜を作っています。給食は1~6年生の児童と教職員の分まで作るので、家庭で使う鍋やフライパンでは作らず、大きな釜で約100名分の給食を作ります。混ぜるときは専用の撹拌機を使い、焼き物の時は専用のオーブンで焼きます。昔の給食の調理は手作業が多かったのですが、現在は業務用の調理器具も進化して、作業効率もよくなりました。(智恵子)
こんなに大きな機械で作るんですね~。献立は智恵子先生が作っているのですか?
>はい。この小学校では自校調理ですので、学校にいる栄養士が献立を作成します。しかし、同じ東京でも他校の場合はセンター式給食で、献立作成は給食センターにいる栄養士が作成し、調理は各地の給食センターで調理をします。(智恵子)
お昼休みです。
今、私は教室にいます。今日の献立はビビンバ、わかめスープ、豚肉のチヂミ、みかん、牛乳です。今日は韓国メニューですね~。
では、いただきます…ん!おいしい!ビビンバはにんじんやほうれん草などの野菜やひき肉と薄焼き卵などが入っていてすごくヘルシーです。スープもチヂミもおいしいです。
放課後です。
それでは再び智恵子先生にお話を伺いたいと思います。
栄養士になりたかった理由は何ですか?
>私はもともと少食で、給食が苦手でした。いつも食べるのが遅かったです。ある日、いつもより珍しく早く完食したときに、給食室のおばさんのところに食器を回収に行ったら、「ちゃんと食べたね。えらかったね。」って言われた時はうれしかったです。この時に小学校の栄養士を目指すようになりました。(智恵子)
栄養士はどうやってなるのですか?
>栄養士は短大、大学、専門学校に進学して、卒業と同時に栄養士免許を取得することができます。栄養士免許取得後は学校や給食センター、保育園、病院、福祉施設、一般企業が中心です。得意な料理を活かして、料理研究家やフードコーディネーターになる人もいます。尚、学校の栄養士になる場合は栄養教諭免許取得が必須となります。栄養教諭は栄養士とセットで取得をしなければなりません。栄養士と同様に卒業と同時に取得することができます。栄養士よりも高度な知識が必要な管理栄養士がありますが、管理栄養士は大学や4年制の専門学校に進学し、卒業後に国家試験に合格をしなければなりません。試験は全科目受験しますが、管理栄養士養成課程を専攻している場合は一部の科目の試験が免除されます。(智恵子)
給食室では何人の方がいますか?
>栄養士は私ともう1人の方の2人で、もう1人の方は管理栄養士を持っています。調理員は正職員・パート従業員を合わせて約10人前後います。仕事は給食のある日だけの勤務が中心ですので、夏休みなどの長期の休みの場合は調理員は休みを取ることになりますが、栄養士は事務作業や献立作成などの仕事があります。(智恵子)
最後に仕事の抱負を教えてください。
>子どもたちが喜んで食べてくれる給食作りを心掛けています。国際化や子どもの体調によっていろいろと変わらなければならない時が来ていますが、基本的にはみんなで食べてもおいしい味を作りたいと思います。(智恵子)
ありがとうございましたm(__)m
いかがでしたか?今回は給食室とその仕事についてお送りしました。
「学校」シリーズは4月にお送りします。次回は「梅の実」エリアの「職場」です。
以上、「学校・職場・地域丸かじり!」をお送りしました。
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