梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ランドセルの思い出(その2)

こんにちは!瑠奈(中1)です。

今週のおしゃべりカフェは「ランドセル」です。

学校はもうすぐ卒業式が始まり、翌月には入学式があります。

その中でランドセルは小学校では欠かせない存在で、6年間ランドセルをしょいながら学校に通っていた人もいましたね。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはウチ・瑠奈、万由子さん(大学3年)、珠樹さん(43歳・主婦)です。

 

瑠奈「今日の「梅の実弁当」…って行きたいところですが、実は珠樹さんがウチらのために食事を作ってくれました。メインはひじき入り豆腐ハンバーグで、これにほうれん草のおひたし、肉じゃが、漬物(きゅうりと大根のぬか漬け)、ご飯、みそ汁(白菜と油揚げ)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

珠樹「どう?」

瑠奈「おいしいです!豆腐ハンバーグは初めて食べましたが、やわらかくて、ひじきとよく合います。他のおかずもおいしいです!」

万由子「野菜たっぷりで体にもよくてヘルシーですね。味もおいしいです!」

珠樹「よかった~。私たち家族が食べるごく普通の献立なんだけど、気に入ってくれてよかったです。」

万由子「料理教室とか習っていたんですか?」

珠樹「それもあるけど、短大で栄養士のコースを専攻しており、栄養士免許を持っています。でも、栄養士の仕事は一度もしていなかったけど。」

瑠奈「だからなんだ。でもおいし♥」

 

~豆腐ハンバーグ献立を食べ終わったところで、本題です~

瑠奈「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「ランドセル」で、3人とも小学校のときにランドセルは使っていたと思います。まずは小学校の時に使っていたランドセルの色を教えてください。まずは珠樹さん。」

珠樹「私は赤ですね。今はピンクなど、いろいろな色のランドセルがありますが、私の時代では男子は黒、女子は赤しかありませんでした。」

万由子「その当時はそうですよね。男は黒で女は赤と指定するのは何か男女差別だし。」

瑠奈「そうですよね。珠樹さんのお子さんは小学生の時は何色のランドセルを使っていましたか?」

珠樹「長女(夏生・大学2年)はピンクで、長男(風弥・高2)は濃いめのブルー、次女(唯純・中2)は茶色でした。でも、ランドセルは中学生以降になると使わないので、うちでは使わなくなったランドセルを地元の革職人さんに補正してもらって、福祉施設に寄贈をして、経済的理由でランドセルが買えない子どもたちに利用してもらっています。ランドセルは安くても3万円以上はするので。」

瑠奈「確かにランドセルは高いですよね。ランドセルは6年間使用するので、小6になってくるとボロボロになってきます。」

珠樹「それを職人さんに補正してもらうの。このままでは使うことができないので、職人さんに依頼をするのはお金がかかりますが、次に必要とする子どもたちのために使ってもらいたいので。」

万由子「次に使う子どもたちのために利用するのもいいですね。」

瑠奈「ウチはピンクです。ウチが小さいときにピンクが好きだったことと、祖父母が入学祝いのために買ってくれました。万由子さんは?」

万由子「私は黒です。一般の公立小学校でも黒のランドセルを使う女子が多いですが、私は小学校は私立に通っていたので、学校指定のランドセルです。」

瑠奈「確かに私立に通う女子は黒のランドセルが多いですね。」

珠樹「私もそうだけど、うちの子どもたちは中学から私立に通っていますが、小学校から私立は考えられなかったですね。小学校から私立だとよほどのお金持ちでないと入るのは厳しいし。」

瑠奈「私のところもです。ウチは地元の公立中学に通っていますが、私立はウチの家では考えなかったですね。」

万由子「私のところは家の教育方針で小学校から私立に通うことが決められています。私の地域は「西小学校」の区域ですが、「西小学校」「西中学校」は評判が悪い学校で、両親も通わせたくなかったからです。小学校から高校までの12年間はエスカレーターでしたが、大学進学は内部進学か受験かは自由でした。私は受験で今の大学に通っていますが。」

珠樹「私立の小学校は芸能人やスポーツ選手の子どもさんとか会社の役員の子どもさん、政治家の子どもさんとかが通う学校なので、一般のサラリーマン家庭の子どもが私立の小学校に通うのはごく一部で、私の近所のお友達も子どもさんを私立に通わせたのは1人しかいなかったです。」

万由子「あと、公立学校では教えない英語教育やマナーを学ぶのは私立ならではだと思います。私が卒業した学校は女子校だったので、しつけ教育には厳しかったです。」

珠樹「確かに公立は意味のない規則に縛られているように思います。本当のしつけ教育って言うのをわかっていないですからね。うちはしつけは学校に任せるよりも、自分の家でやるのが基本ですから。」

万由子「私もそう思います。しつけを学校に任せること自体がおかしいと思います。卒業した私立でも基本的なしつけは家庭でやることが当たり前ですから。」

瑠奈「私のところもやっぱり親(太一・46歳・カフェ経営&晶奈・38歳・家業手伝い)が子どものしつけをしますね。同級生の中にはしつけを学校任せにして、家では放任や虐待をしている親もいるそうです。」

珠樹「そんな親は失格ですよ。私も子どもたちには叱ったりはしますが、虐待になるような叱り方はしないようにしています。」

瑠奈「話はしつけの話になりましたが、さっき珠樹さんが使わなくなったランドセルをランドセルが買えない子どもに寄付することを言いましたが、私のランドセルは家にあります。万由子さんはランドセルはありますか?」

万由子「残念ながら高校の時に小学校の荷物の整理をしたら、ランドセルにカビが生えてしまって、そのまま捨ててしまいました。ちょっと残念です。」

瑠奈「カビですか…ちょっと残念ですね…。私ですが、ランドセルは6年間使っていたので、少しボロボロになっています。子どもに寄付することはできませんが、寄付以外で使い道はありますか?」

珠樹「ランドセル専門のリサイクル工房に依頼して、希望であれば財布や定期入れ、キーホルダーのケース、カバンなどにリメイクができます。ランドセルがきれいな場合は全部または一部分だけ再利用し、財布などにリメイクができますよ。工房については数は少ないですが、ネットで調べておくといいですよ。」

瑠奈「ありがとうございます!さっそく親と相談して考えてみたいと思います。」

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(左から万由子、瑠奈、珠樹)

 

ランドセルのリサイクルや寄付については以下のホームページをご覧くださいね。

ランドセルをリメイクで再利用!財布やキーホルダー等に加工できる工房一覧 (2020年度ランドセルの通知表口コミランキング):https://www.randoseru-report.com/erabu/remake.html

卒業後のランドセルは寄付してリサイクル!引取先まとめ(2020年度ランドセルの通知表口コミランキング):https://www.randoseru-report.com/erabu/recycle.html

 

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