ハロー！ジョブ（34歳）です。
今日は牛乳における健康被害についてお送りします。
牛乳はカルシウムやたんぱく質が豊富で、日本やヨーロッパでは広く飲まれていますが、実はその牛乳に大きな落とし穴があります。
牛乳自体が、アレルゲン物質により食物アレルギーを引き起こしたり、乳糖による消化不良の問題など、大きな健康被害や病気を引き起こしていることを最近の研究で明らかになっています。
そもそも牛乳自体が牛のミルクのため、子牛のために飲むものです。しかし、日本を中心に、世界中で子牛には飲ませず、人間の飲み物として大量生産されています。牛乳の組成比率と人の母乳の組成比率が大きく違うため、免疫や感染防御、腸の修復、便の排出が人の母乳が優先されても、牛乳にはそれがありません。
なぜ、牛乳が人の体に悪いのか、いくつかまとめました。
①牛乳を飲むほど骨折をしやすくなる
牛乳を飲むことにより、消化されにくいたんぱく質を多くとることになり、腸の中に窒素残留物が増える。その窒素残留物が吸収されて血液中に増えると、血液が酸性に傾くので、それを中和するために骨からカルシウムを溶かしてしまうことになります。それによって骨がもろくなり、骨折をしやすくなります。骨粗鬆症予防にも全く効果がありません。
②今の牛乳は以前と製法が変わっている
現在の牛乳は製法や加工が大きく変わってきており、牛乳を超高温殺菌によって酵素活性が失われ、たんぱく質も変性し、消化・吸収されにくくなり、さらに栄養素も壊れてしまいます。この製法が牛乳を大量生産をする日本では主流となっており、海外では低温殺菌で大量生産はできないものの、ホエイ・カゼインの熱変性を起こさない方法が主流です。超高温殺菌によって作られた牛乳は酵素がなくなっているので、乳酸菌などの善玉菌もありません。
③牛乳はさまざまな健康被害を起こす
牛乳に含まれているカゼインは人は分解・消化できず、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの原因になります。カソモルフィンというモルヒネのような物質が含まれており、精神不安や神経障害を引き起こします。牛乳に含まれるカードという物質によりビタミンやミネラルの吸収を妨げ、肥満や疲労感、無気力感が増加し、女性では鉄欠乏性貧血を引き起こします。人間、特に日本人は乳糖を分解する酵素がないため、乳糖不耐症という、牛乳を飲むと下痢や腹部膨満感などを引き起こします。牛乳に含まれる女性ホルモンと抗生物質、有害物により乳がんなどのがんのリスクがあります。このほかにもいろいろな病気・症状を引き起こします。
さらに人間に影響するだけでなく、乳牛にも大きな影響を及ぼし、日本では狭い牛舎の中にたくさんの乳牛を飼育し、しかも、狭いコンクリートの上につながれたまま寝起きし、これを死ぬまで過ごさなければなりません。メス牛が子牛を産んでも、母親から引き離され、人工乳で育てられます。乳牛の角を無麻酔で切られ、尻尾も切断されます。牛乳を出すために産後2か月程度で人工授精させられ、メス牛は妊娠しながらお乳を搾られ、お乳が全く出なければ最終的には肉用として殺されます。ほかにも体に合わない飼料を与えられたり、無理な品種改良によって、本来の牛の姿ではなくなってしまいます。
また、畜産による地球環境の影響で森林が破壊され、水不足になります。家畜の糞尿から含まれるメタンガスが地球温暖化にダメージを与える原因にもなります。
これを受け、動物保護団体などからは牛などの野生動物を追い詰める畜産の減少を訴え、肉食の減少を訴えています。
牛乳は人間にとっても乳牛にとっても悪影響を及ぼします。
日本を中心とした牛乳を飲用する国は、牛乳の飲用をやめ、乳牛たちが安心して暮らしていける社会を作らなければなりません。
というわけで、ジョブでした。
See you next time.
＊参考リンク＊
さまざまな不調や病気が牛乳やパンと関係しています。今回は、健康に良いと思われている牛乳のデメリットについてお伝えします。（プラズマサロンひだまり庵）：https://www.hidamari-an.com/archives/294
牛乳が健康に悪いって本当？モー信じられない牛乳のウソ＆ホント（ANIMAL RIGHTS CENTER）：https://arcj.org/milk/
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