梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナで変革する教育

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こんにちは。崇展(43歳・学校経営)です。

今日は「新型コロナと学校教育」についてお送りしたいと思います。

 

今年発生した新型コロナウイルスは日本をはじめ、世界各地で感染者が相次ぎ、現在でも各国で感染者が増加しています。

海外の学校教育は国によって異なりますが、新型コロナウイルスのような感染力の強いウイルスの予防や地震や豪雨などの天災は学校に行くことはできず、オンラインでの授業が当たり前となっています。ホームスクーリングも当たり前にあり、自宅で勉強が可能になっています。学校の受験は中国と韓国の大学を除き、基本的に受験はなく、書類審査や資格試験で大学や学校に進学することができます。入学式は基本的になく、誕生日がそれぞれの学校の開始年齢に達した時点で入学となります。

 

日本の場合はどうでしょうか?

日本は幼稚園から大学まで入学式が一斉にあり、卒業式も一斉にあります。

ホームスクーリングは高校と大学では通信制高校、大学通信教育部がありますが、中学以下の学校では皆無です。日本の学校は学校に通学するのが前提となっています。特に義務教育である小学校と中学校では学校に通学するのが前提となっています。しかし、義務教育は大人たちが学校の整備や授業料を払うことが本来の目的ですが、実際は子どもを学校に行かせることが義務となっています。

受験も高校と大学は必ずあります。中学以下の学校は私立と国立では受験が必ずありますし、公立中高一貫校でも受験があります。

 

今回の新型コロナウイルスで、すべての学校が休校となり、自宅学習を余儀なくされていました。

海外では当たり前にあるオンライン授業ですが、大学や私立学校の9割がオンライン授業を活用していましたが、公立学校では1割の学校しか活用しておらず、多くが時代遅れのプリント学習が中心でした。プリント学習だと、教師に教えてもらうことができず、学ぶ機会を奪われてしまいます。

受験はコロナ流行前では中学受験を中心に実施しましたが、コロナ流行後は大学受験や高校受験を中止にしなければならないのに、多くの大学や高校ではそれを押し切って実施していました。受験は3密の環境が整っているため、生徒や教師への感染リスクがあります。

 

今回の新型コロナウイルスは現時点で完全に終息することは困難で、生徒も教師も保護者もコロナと向き合わなければなりません。

まずは感染が終息するまでの間は全学校でオンライン授業を実施すること。パソコンやタブレットがない家庭に対し、各地の自治体はノートパソコンやタブレットを無料で支給し、毎月の通信料は自治体が負担をすること。特に貧困家庭には必ず行き渡るべきです。

そして、通信制の中学校と小学校を新設すること。通信制の中学校は民間の通信制高校が中等部を新設し、第2の学校として運営していますが、通信制中学校を制度化することで、自宅で安心して授業を受けることができますし、不登校生徒の学ぶ場が増えてきます。通信制中学校が成功すれば、通信制の小学校も作るべきだと思います。

受験はすべての学校で書類審査のみで誰でも入れるようにすること。学力試験をやりたい場合はオンラインで実施すべきです。受験生が一斉に試験会場を訪れると3密になってしまい、クラスター感染発生の恐れがあります。

特に小学校以下の子どもは注意をしなければならないことですが、学童保育は行くべきではないです。学童保育も学校と同様にクラスター発生の恐れがあるため、小さい子どもは家にいるべきです。保護者がテレワークを実施している場合は保護者が子どもの面倒を見るべきですが、テレワークを実施していない場合は専門のシッターを活用して、保護者が仕事から帰ってくるまでの間、シッターが子どもの面倒を見ることになります。

 

新型コロナウイルスは誰でも感染は起こりうることです。これからの学校教育は変えなければいけない時が来ています。

 

というわけで、崇展でした。

また明日。

 

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