こんばんは。翔希（中2）です。
今回の「激論！！」シリーズは、こないだに続いて「新型コロナ」についてお送りします。
前回は緊急事態宣言発令直後だったので、初期のコロナ対応についてお送りしました。
今回は緊急事態宣言解除後について。仕事も学校も通常通りに再開したり、観光も元通りになりましたが、新型コロナの感染力は夏になっても衰えを知らず、1日に1000人以上の感染者が増加しました。特に東京では300人前後の感染者が出ており、ぼくの学校でも休校を検討しています。
その反対に政府は対策本部を廃止にして、「分科会」という名の政府と専門家の集まりみたいなものに変わり、政府は「Go Toキャンペーン」という国民に日本各地に旅行へ行こうと強要し、結果、全国に感染者が爆発しました。特に沖縄や離島では壊滅的な被害に遭いました。
こんな安倍政権をはじめとする政府の対応について、本当にいいのだろうか？
今回はぼくとコウコウ（パンダ・♂3歳）、隼人くん（高3）、和光くん（中等教育学校6年）、有華さん（中3）の5人に、ゲストとして関西から健司（中2）、晴美さん（高3）、九州から史煌（しおん・中1）の8人でお送りします。
前回と同様、「梅の実」のオンラインチャットシステムにて討論開始です。
～ここからはオンラインチャットによる会話です～
翔希「それでは今回の新型コロナの安倍政権の対応についてどう思う？」
コウコウ「前もそうだけど、さらにひどくなっているように思う。」
和光「夏の感染者が出ても安倍首相は国会も記者会見も開かないし、何も仕事をせずに遊んでいるしね。」
隼人「安倍首相は病院へ通院していた情報があり、第1次政権のときに持病の「潰瘍性大腸炎」が再発して辞任した経緯があるよ。今回の通院も持病が再発していたと思う。」
コウコウ「ネット上では安倍首相はスーツのポケットの中に携帯用のモルヒネ注射器を持っていたとのうわさもあったみたいだし。」
翔希「それで安倍首相は今回の通院で持病が悪化して、職務に就くのが困難になり、8月下旬の記者会見で辞任を発表。なんでもっと早くに辞任をしないのかね。」
和光「在任期間を更新するのに躍起になってたんじゃない。2012年からの約8年間の首相在任期間で日本の未来が悪くなったし。」
コウコウ「森友学園問題に加計学園問題、桜を見る会問題など、いろいろな不祥事を起こしている割には景気が悪くなって、格差も出た。年金などの社会保障は削られ、学校教育もめちゃくちゃ。反対に大企業には減税して、安全保障関連法案などの自分たちの都合のいい法案を強行可決するし。」
有華「今回のコロナだって、他の国に比べて政策もめちゃくちゃ。検査も隠ぺいして多くの死者を増やしているし。」
健司「それは言えてる。PCR検査を増やさないと感染を未然に防止することができるのにもかかわらず、検査を隠蔽して、多くの国民が発見が遅くて重症化した人も多くいるし。今回の夏のコロナの対応も結局は都道府県、市町村任せだよね。国が動かなければ、何もできないのはおかしいし。」
晴美「コロナの対応は無視して、選挙だけは力を注ぐんだよね。今の政治家は。」
翔希「東京では東京都知事選があったんだよね。」
和光「「れいわ新選組」の代表で元俳優の山本太郎氏や「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏などがいる中で、結局小池百合子さんが当選したんだよね。ていうか、最初から小池さんを当選にしようと仕組んだマスコミも同罪だしね。」
有華「東京都知事選は不正選挙だよね。まだ投票にも行っていない人がいるのに、最初から小池さんが当選確実という報道が出たのは政府も東京都もマスコミもグルだしね。」
コウコウ「その小池さんもまともにコロナの対策をしてないし。」
史煌「大阪はどうですか？」
健司「最悪だよ。大阪府と大阪市はコロナの対策はまともにしてなくて、「大阪都構想」の住民投票ばかりに力を注いでいるよ。しかもさ、医療機関に防護服ではなく、「雨がっぱ」を発注して、無駄になっているし、小学校や中学校にフェイスシールドを支給して、ほとんど使っていないし、大阪府の吉村洋文知事が「イソジン」などの「ポビドンヨード」を配合したうがい薬を「重症化を防ぐ」とか「コロナが治る」という誤解を招く発言をして、専門家からは批判を浴びているし。」
コウコウ「バカじゃないの！？「イソジンうがい薬」でコロナが治るなんてありえないよね！！」
史煌「それだったら世界で初めから治療に使ってるって。」
隼人「「イソジン」に含まれているポビドンヨードはヨウ素が含まれており、殺菌効果はあるけど、新型コロナを殺すことは不可能だ。ヨウ素は妊婦や甲状腺機能障害の病気を持っている方は禁忌で、根拠のない治療薬の情報を垂れ流すのは明らかにおかしい。」
翔希「結局は政治家の根拠ない発言だしね。」
晴美「ホント大阪維新の会は関西の恥だわ！！」
和光「大阪維新の会と日本維新の会は同じ野党でも政権寄りだしね。ところで、「特別定額給付金」はもらった？」
翔希「少し遅れたけどもらったよ。家族合わせて40万円で、大阪で暮らしている兄は10万円もらったよ。兄は生活費の足しに、うちの家は家族会議で40万円のうちの10万円は医療従事者と九州の豪雨に寄付して、あとは生活費にしている。」
健司「大阪にいるお兄さんはもらったんですか？ぼくのところはまだもらってないです！！」
翔希「健司は大阪市だよね。うちの兄は大阪市以外の大阪の地域に住んでいるから、大阪市より早くもらったけど。」
晴美「大阪市は政令市で特別定額給付金の給付率ワースト1だしね。」
史煌「ぼくは大分に住んでいますが、すぐにもらえました。」
コウコウ「大分は田舎だから、都会よりも早くもらえるわな。」
史煌「でも、今回の九州の豪雨で家がヤバいことになってて、その修繕費のために使いました。残りは学費と生活費ですね。」
和光「九州の豪雨の被害は大丈夫だった？」
史煌「床上浸水まではいかなかったですが、家の2Fが雨で天井から漏れて、大変なことになってしまいました。熊本や鹿児島では壊滅的な被害に遭っています。」
コウコウ「熊本は今回の豪雨で多くの方が亡くなったよね。これも政府は何の助けもしなかったし。」
有華「今回のコロナといい、今回の豪雨といい、政府は何の支援もないのはホント腹が立ちます！！中小企業が対象の「持続型給付金」は「電通」とその下請会社との「中抜き」があったし！！」
和光「「中抜き」ね…。政府は中小企業や個人事業主に給付金を渡すつもりはない感じ。」
健司「言えてますね。今回のコロナで倒産や閉店、廃業になってしまった会社や店舗、個人事業主が増えてきましたからね。」
コウコウ「多くの会社では何とかしのいでいるけど、会社がつぶれたり、会社がつぶれなくても、アルバイトやパートなどの非正規社員が解雇されるケースもあるしね。」
翔希「大手企業を中心に、テレワークを実施している会社があるけど、多くの会社ではテレワークができないしね。」
隼人「学校の休校では授業はどうしてた？」
コウコウ「学校はオンライン授業だったよ。」
健司「ぼくも。」
翔希「私立では多くがオンライン授業だよね。」
有華「私のところは高校ではオンライン授業だけど、中学はオンライン授業をさせてもらえなかった。毎回課題のメールが届いて、その課題をパソコンで入力して、保存して学校宛にメールを送るシステム。こんなの差別だよね！」
和光「お兄さん（将生・高1）の学校はどうしているの？」
有華「兄の学校は中学・高校ともにオンライン授業。」
翔希「公立ではどうしていたの？」
和光「うちの学校ではオンライン授業ではなかった。」
隼人「ぼくも。オンライン授業は「中央高校」だけで、他の学校は一切なかったね。」
コウコウ「公立は予算がないからだろうか？」
健司「多分そうだと思いますね。貧困家庭ではパソコンやタブレットさえないところもあるしね。」
晴美「オンライン授業は動画の機材一式そろわなければ難しいしね。テレワークだって、テレワークを行う予算がなければ難しいし。」
史煌「中小企業では特にそうですよね。うちの親は接客業でテレワークは無理だし。」
コウコウ「接客業って、夜の町なの？」
史煌「いえいえ、不動産業をしています。うちの父親が不動産会社の社長をしていて、マンションなどの賃貸業やビルのメンテナンス業などを手掛けています。」
有華「不動産だったらテレワークは厳しいよね。あと、不動産はコロナで厳しい状況じゃない？」
史煌「確かに厳しいですね。旅行関係とかも厳しいですし。」
コウコウ「旅行関係といえば、「Go Toキャンペーン」だよね！！」
和光「政府がこのコロナ禍の最中に国内で旅行をしようというキャンペーンで、多くの国民が日本各地に日帰りや泊りで旅行へ行ったんだ。これが元で感染者が爆発的に増加して、特に東京では300人前後の感染者が毎日発生しているんだ。」
健司「大阪でも100～200人ものの感染者が増加して、ベッドが足りない状況が続いてる。あと、愛知も名古屋を中心に感染者が100人超えているし。」
史煌「沖縄では「Go Toキャンペーン」の影響で、感染者が増加しています。沖縄ではこれ以外に米軍基地でのクラスター感染もあり、ひどい状況となっています。」
有華「沖縄だけでなく、鹿児島の離島では「離島クラスター」も起こっており、医療体制も不十分で、大変な状況です。」
翔希「東京とかだったら医療体制は整っているけど、地方だったらほとんど整っていないよね。離島とかだったら、大きな病院が1つあるかないかで、ほとんどが小さい診療所が1～2軒くらい。」
コウコウ「これじゃ、離島で感染者が出たら終わりだよね！！東京ではコロナ患者が多くて、毎日ぎゅうぎゅう詰めの状態が続いているし。」
和光「医療従事者の負担もますます増えてくるし。」
有華「「Go Toキャンペーン」のような全く必要のない政策は廃止にしないで、何で医療現場にお金を使わないわけ！？すでに東京の某大学病院では賞与がカットされて、看護師400人が退職を希望しているし、千葉の総合病院では医療従事者がデモを起こしているし。」
和光「「東京女子医大病院」だよね。看護師400人の退職希望者が出たの。」
翔希「あそこはもともと経営陣たちが糞みたいなやつで、新しい理事長室に莫大なお金を使って、看護師などの医療従事者には一切手当も渡さないことで有名で、医療事故も起こしているしね。」
晴美「そんな経営陣ばかりだったら、病院がつぶれるよね。政府は医療機関、特にコロナの治療を行っている病院に対しては金銭の補償とマスクや防護服の無償配布は一切行わず、病院の屋上の空に自衛隊の飛行機を飛ばすだけなのはあまりにもおかしいと思う。」
コウコウ「結局はジャニーズや乃木坂46、GLAYなどの大物芸能人の寄付に頼っているんだよね。本来は大物芸能人がやっていることを政府がやらなければならないのに。」
健司「かわってさ、安倍首相が辞任になっても、次の首相が菅官房長官とのうわさがあるそうだけど。」
史煌「菅官房長官は安倍首相の女房役で、他の政治家に比べて、世襲じゃないそうですよ。実家がいちご農園で、苦労して大学で勉強したみたいだし。」
コウコウ「でも、父親が地元の農業団体の会長で、町会議員をやっていた人だよ。ある意味世襲じゃない？」
有華「ウチは菅さんが首相になるのは絶対に反対！！安倍首相が起こした不祥事を隠蔽する悪党だし、マスコミや企業に裏で圧力をかけているし、安倍首相以上に厄介だと思う。」
和光「安倍政権の首相は安倍首相であっても、その裏であらゆる不祥事を隠蔽操作をしているのが菅官房長官で、マスコミや検察に圧力をかけ、不祥事をなかったことにしようとしている。隠蔽操作は安倍首相はしてなくても、菅官房長官が裏でやっている可能性がある。安倍首相が退陣しても、菅官房長官をはじめとした安倍政権一味を退陣させないと意味がない。」
隼人「政府・安倍政権は新型コロナのための予算は一切出さず、「アベノマスク」のような必要のないマスクの予算や「Go Toキャンペーン」のための予算には無駄に使う。そして感染者が爆発したら、知らん顔をしているかのように対応を無視。結局は都道府県、市区町村の首長に頼ってばかりとなる。同じ首長でも東京や大阪の対応は本当にひどい。安倍政権ならぬ菅政権はコロナの対応よりも次の衆議院選挙のことで頭がいっぱいになっている。消費税減税を公約に解散総選挙までやってしまうと、次の第3波の新型コロナで多くの国民が感染する恐れがある。安倍首相が辞任しても、菅官房長官をはじめとした閣僚たちはずっといるのだから、やつらのせいで国民がますます地獄に陥ってしまう。すでに海外のマスコミでは安倍政権の対応を批判しており、コロナ以外でもあらゆる犯罪を犯している安倍政権は今すぐにつぶすべきだ。でないと、ぼくらが新型コロナの感染の危機がある。」
翔希「そうだよね。こんな極悪非道の政府ではコロナで被害に遭う人がますます増えてくるよね。何らかの形でデモをしたほうがいいよね。」
いろいろ話したけど、今回はここまで。
新型コロナの対応を無視する安倍政権に、政権を握る資格はない！！
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