人気役者の映画・ドラマ（その47）

こんにちは。サエ（くま・♀10歳）です。

今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。

今月は「夏目雅子」さんをピックアップ！

夏目さんは日本を代表する女優で、昭和時代で活躍していました。

今日はすべてではありませんが、夏目さんの作品を紹介します。

トラック野郎 男一匹桃次郎 [DVD]

まずは「トラック野郎・男一匹桃次郎」です。1977年に放映された映画です。夏目さんは東京の輸入雑貨店を経営する家庭のお嬢様で、小学校から高校まで「東京女学館」に進学し、小学生の時に子役を志願し、高校生の時に本格的に女優を目指すようになりました。1976年に「東京女学館短大（現在は廃校）」に進学し、父親の友人の紹介でタオルメーカーのCMに出演しましたが、短大自体が芸能活動ができないため、短大を中退し、同年にドラマ「愛が見えますか」のオーディションで約400人の応募者の中からヒロイン役に選ばれ、本名だった「小達雅子」名義で女優デビューしました。映画デビューでは1977年に「俺の空」でデビューしました。

西遊記 DVD-BOX II

次は「西遊記」です。1978～1980年まで放送されたドラマで、夏目さんの代表作の一つで、三蔵法師を演じました。1977年にカネボウ化粧品のキャンペーンガールに起用され、「クッキーフェイス」のCMで注目を集め、芸名を「夏目雅子」に改名しました。また、ティナ・チャールズが歌うCMの使用楽曲「Oh!クッキーフェイス」を自ら日本語でカバーし、歌手としてもデビューしました。その後も女優やモデル、タレントとして活躍しましたが、「西遊記」の出演がきっかけで、本格的に女優を目指すため、事務所を移籍。以降は女優業が中心となりました。

鬼龍院花子の生涯 [Blu-ray]

次は「鬼龍院花子の生涯」です。1982年に放映された映画で、その映画のセリフの「なめたらいかんぜよ！」が流行語となりました。この映画では当初彼女のヌードシーンはスタントをたてる予定でしたが、夏目さん自ら脱いで演技をしたいと希望して、体を張った演技で代表作となりました。この映画で「日本アカデミー賞」・優秀主演女優賞などを受賞しました。1984年に作家の伊集院　静さんと結婚しました。

瀬戸内三部作メモリアルDVDBOX

最後は「瀬戸内少年野球団」です。1984年に放映された映画です。同年に放映された映画「北の螢」が映画としては最期の作品ですが、ナレーターとしての出演で、女優としての出演は「瀬戸内…」が最期の作品です。ドラマでは1984年に放送された「乙女学園男子部」が最期の作品です。1985年に出演した舞台の公演中に口内炎ができ、激しい頭痛などの体調不良を訴え、翌日に病院に入院しました。検査の結果、「急性骨髄性白血病」を診断されました。しかし、本当の病名を知っているのは家族だけで、夏目さんには「極度の貧血」と告げて、本当の病名を伏せていました。その後は約7ヶ月に及ぶ闘病生活を送りましたが、帰らぬ人となりました。

夏目雅子さんは1985年に「急性骨髄性白血病」のために亡くなりました。27歳の若さでした。その当時は骨髄移植がなかった時代で、当時新薬だった抗がん剤治療を行いましたが、その後副作用で肺炎を併発し、帰らぬ人となりました。夏目さんの死後から8年目の1993年に「夏目雅子ひまわり基金」を設立し、白血病などのがん患者へのかつらの無料貸し出しや白血病やがん、HIVの啓発活動などを行っています。家族ですが、お兄さんが「夏目雅子ひまわり基金」理事長の小達一雄さん、兄の嫁が女優の田中好子さん（故人）、弟がプロゴルファーの小達敏昭選手です。デビュー当初は57回もNGを出したお嬢様女優と言われましたが、のちに演技力が高く評価され、実力派女優へと歩み始めた矢先に不治の病に侵され、復帰を叶うことはできませんでした。死後から30年以上たった現在も夏目さんの功績は後世に語り継がれることでしょう。改めて、夏目さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

次はどの役者さんが登場するのでしょうか？次回もお楽しみに。

というわけで、サエでした。

また明日。

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