***出演***
美恵子(36歳・主婦)
舞華(小3)
海斗(小3)
(一言)
今日は「母の日」。
毎年母の日のイベントでにぎわっています。
学校では中学以上では母の日のイベントはありませんが、小学校や幼稚園、保育園では母親に感謝の気持ちを込めて、作文を書いたり、母親の似顔絵を描いたり、紙でカーネーションを作ったりするなどをしています。一部の学校では授業参観で作文を発表したりします。
似顔絵の場合、教室で掲示されるほか、家に持って帰って、母親に渡しています。
しかし、虐待を受けた子どもや、母親を亡くした子どもは母親の絵や作文はかきづらいです。
事故や病気を理由に母親を亡くしたり、貧困などを理由に施設で暮らしている子どもは母親がいないので、母親の絵を描きたくても描けません。両親が離婚して父子家庭になった子どもも同じです。母親がいる場合でも虐待を受けた子どもは、虐待で心を傷ついているため、母親の絵なんて描けません。
近年、学校ではさまざまな理由のある子どもに配慮して、母の日のイベントを中止にしているところも増えています。父の日でも同じです。もはや母の日、父の日はそれぞれの家庭で個別にやることが主流になりそうです。
学校で母の日のイベントをやらないのはさみしいですが、学校ではさまざまな環境で生活をしている子どももおり、その子たちの家庭に配慮しないといけないです。これは本当に仕方がないことだと思います。(美恵子)
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