梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ルール破って家族旅行

こんにちは。可夏子(37歳・保育士)です。

新型コロナの影響で我が家の子どもたち(礼紋・小3&來夢・小1)もストレスがたまっている。

感染拡大しているのにもかかわらず、子どもたちが通う小学校はいつも通りある。オンライン授業は一切なく、毎日30人ものの生徒が集まった教室で蜜の高い授業。そして、給食。子どもたちはいずれも低学年なので、クラブ活動はないが、学校が終わったら学童保育があり、そこでも密になっている。

学校ではマスク着用だが、低学年の子どもはマスクをしている子は少なく、つけている子でもマスクを外したり、あごまでずらす子も。

 

子どもが休みの日は私も夫(典明・38歳・スーパー勤務)も仕事があるため、外には出かけられないので、朝から夕方まで学童保育に行かせる。

一緒に出かけるのは近くのスーパーで買い物をするくらい。ほとんどどこにも出かけていないです。

 

コロナ禍の学校や学童保育のストレスで、2人の子どもたちが泣き出す。

來夢「ママ!ぼくもどこかへ行きたいよ!!」

礼紋「私も!!いっつも学校や学童だけで、どこかへ遊びたい!!」

可夏子「だめでしょ。まだコロナがあるから危ないでしょ。」

來夢「嫌だ、嫌だ!!行きたい!!」

と、下の子が泣き叫び、手が付けられない状態なので、どうしたらいいかわからない。

 

夫に相談して、家族で息抜きができる場所に行かせてあげたいと申し出たが、夫は反対し、どうしても子どもが行きたいって言っているので、夫は仕方がなく、承諾した。

 

可夏子「2人とも、旅行へ行こうか。」

礼紋&來夢「やった!!」

 

と、夫婦で休みを取って、家族そろって旅行。

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場所は都内にあるキャンプ場。

みんなで川魚をとり、それと肉と野菜でバーベキュー。

久々のお出かけに子どもたちの笑顔がはじけている。

私たち夫婦もコロナのストレスがたまっていたので、行ってよかった。

 

しかし、そんな家族旅行がこの後地獄になるとは夢にも思わなかった。

 

旅行の次の日に、子どもたちはいつも通りに学校。いつも元気に学校に通っていた。

 

その1週間後、子どもたちが通う小学校で生徒1人が感染し、やがて他の生徒や教師たちも感染した。

学校のクラスター感染が、この後私たち家族に巻き込まれることになるとは知る由もなかった。

 

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