梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

リハビリの思い出

こんにちは!佳武(高3)です。

今週のおしゃべりカフェは「リハビリ」です。

リハビリは病気やけがで動けなくなった時に、人や機械の手助けをしながら、社会生活に復帰させる訓練のことで、子どもから高齢者まで、多くの方がリハビリを経験します。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはオレ・佳武、惇一さん(26歳・理学療法士)、椋介さん(37歳・理学療法士)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

佳武「今日は東京・鳥取からリモートでお送りします。今日のテーマは「リハビリ」ですが、人生でリハビリを経験したことはありますか?」

惇一「オレはありますね。高校の時に部活の事故で足を骨折して、入院をしたことがあります。けが自体は回復しましたが、その後のリハビリが本当に大変でした。担当の理学療法士の方がすごく親切に教えてくれて、無事に歩けるようになったのは本当にうれしくて、のちに今の仕事に就くきっかけとなりました。」

佳武「オレも部活でしたね。オレは中学の時に部活の練習中に靱帯を損傷して、入院・手術を受けました。その後はリハビリとなり、復帰できるまで3ヶ月かかりました。」

惇一「靭帯損傷は治るまで時間がかかるしね。」

椋介「私自身はないですね。うちは息子(奨平・中1)が小さいときに心臓に欠陥があって、広島の大学病院で手術を受けました。手術は開胸手術だったので、傷が回復するまで時間がかかるんですよ。手術から2週間後にリハビリがあり、普通に歩けるようになるまで2週間、合計で1ヶ月以上はかかりました。」

惇一「心臓の手術は大変ですよね。最近では一部の心疾患では内視鏡手術ができるようになったけど、いまだに開胸手術が普通ですからね。」

佳武「自分や自分の家族がリハビリを経験した人がほとんどですね。ところで、お2人は理学療法士をしていますが、どんな仕事をしますか?」

惇一「病気やけがの後で日常生活に戻れるように、人の力と機械を使って体の機能を回復する訓練を行います。リハビリのメニュー内容は個々の患者によって異なります。オレは脳神経外科の患者のリハビリを担当しています。主に脳梗塞くも膜下出血から回復した患者の歩行訓練や作業療法士と相談して、心や知能の回復訓練を併せて行います。」

椋介「私の勤務先の病院では整形外科の患者のリハビリを担当しています。主に整形外科分野のけがや病気の回復訓練が中心となります。」

佳武「さっきちらっと聞こえましたが、作業療法士っていう仕事は、理学療法士と似ているのですか?」

惇一「作業療法士理学療法士と同様にリハビリを行う専門家ですが、理学療法士と違うのは、手で行う作業をすることによって、心や体の回復をすることです。作業は手芸や絵画から手を使うゲームまでさまざまです。主に精神疾患の患者のリハビリが中心となります。」

佳武「似ているようで全く違う仕事なんですね。ところで、今、新型コロナで医療現場は大変な状況ですが、理学療法士の仕事はコロナ禍で大変なことはありますか?」

椋介「仕事自体はそんなに変わらないですね。ただ、感染拡大防止のために、リハビリ前は同僚の職員と一緒に消毒作業をします。リハビリの部屋の利用者の多くが高齢者なので、感染には十分に気をつけなければいけないです。」

惇一「うちもリハビリテーションセンター内は同僚の理学療法士作業療法士らと協力して、部屋の消毒作業をしています。あと、感染したコロナ患者は後遺症に悩まされる方がたくさんいます。これからリハビリの業界はコロナの後遺症の回復のためのリハビリが今後増えていくと思います。後遺症に悩まされているコロナ患者が社会復帰できるように、お手伝いができたらいいなって思います。」

佳武「コロナの後遺症は今多いですよね。コロナ患者の社会復帰にリハビリは需要が増えてきますね。」

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(左から惇一、佳武、椋介)

 

コロナ禍の今もリハビリは必要不可欠の存在になります。

 

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