こんにちは。希里子（40歳・看護師）です。
今週のおしゃべりカフェは「コロナワクチン接種」・第2弾です。
今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。
メンバーは私・希里子、ニンさん（37歳）、ハマ子さん（62歳・資産家）です。
～ここからはオンラインチャットによる会話です～
希里子「今日は神奈川・中国・東京からリモートでお送りします。尚、ニンさんは中国語で話すので、あらかじめ日本語に訳しています。今日のテーマは「コロナワクチン接種」で、今回は30代以上の女性メンバーでお送りします。みなさんはワクチンは受けましたか？」
ハマ子「私は受けました。高血圧の基礎疾患があるので、地元の接種会場でモデルナを受けました。」
希里子「私は医療従事者の扱いだったので、勤務先の病院でファイザーワクチンを受けました。主人（政春・45歳・臨床検査技師）も同じ病院で同じワクチンを受けています。子どもたち（さゆみ・高2＆晃樹・中3）はワクチン接種の対象となっていますが、いずれもワクチンは受けさせない方向としています。」
ニン「私は主人（トウ・38歳）とともに地元でワクチンを受けました。ワクチンは国内ワクチンの「シノファーム」です。息子（ロン・9歳）は接種対象外なので、受けていません。」
ハマ子「シノファームって何ですか？」
ニン「シノファームは中国の製薬会社で、そこで作られたワクチンを受けています。ワクチンは「不活化ワクチン」です。中国では不活化ワクチンの「シノバック」、ウイルスベクターワクチンの「カンシノ」があり、中国では国内産ワクチンの接種が基本です。ファイザーなどのほかのワクチンはありません。」
希里子「不活化ワクチンはインフルエンザワクチンなどのワクチンでも実用化しているので、従来型ですね。従来型のワクチンなら、子どもたちも受けやすいです。」
ニン「中国のワクチンはWHOではシノファームとシノバックの2種類のワクチンが世界の緊急使用可能ワクチンとして公認されています。中国のワクチンは中国国内だけでなく、東南アジア、中南米、アフリカでも中国のワクチンが使われています。また、シノバックのワクチンは対象年齢が18歳以上から3歳以上に引き下げとなりました。11歳以下に引き下げをしたコロナワクチンは世界初です。」
ハマ子「ただ、ファイザーなどに比べて、ワクチンの有効性がないみたいですが…。」
ニン「確かにそうですね。中国のワクチンを打った人が、コロナに感染した人もいますし。」
希里子「中国のワクチンは日本では承認する予定はないのでアレなんですが。私としては従来型のワクチンを希望しているので、その中の武田薬品とノババックスのワクチンと塩野義製薬のワクチンが従来型の「組み換えたんぱくワクチン」です。組み換えたんぱくワクチンはこれまで他のワクチンで実用化されており、副反応も予測しやすいです。ノババックスに関しては年内に治験が終わり、本格的に使われるのは来年以降となります。日本ではノババックスのワクチンを承認予定で、承認が下りたら、武田薬品が製造・販売をします。対象年齢は18歳以上で、18歳未満が使用できるかどうかはわかりませんが、使用ができたら子どもたちに受けさせたいです。塩野義製薬はまだ治験中ですが、特例措置として、年内に3000万回分を製造する予定です。」
ハマ子「子どもたちに受けさせるのは安全かもしれませんが、ワクチンの有効性がないような気がする。」
希里子「ノババックスの場合は90％の有効性があり、特に南アフリカ株（ベータ株）には50％有効と報告されています。問題となっているインド株（デルタ株）については70％ほどの有効性が報告されています。」
ハマ子「それだったら来年は考えたいね。少しでも安全性がいいのが一番ですから。」
ニン「中国では国内産ワクチン接種を実施していますが、個人的にはファイザーワクチンを希望しています。変異株の有効性が中国のよりありますし、ファイザーワクチンを受けれる日本がうらやましいです。」
希里子「確かに有効性はありますが、副反応が強いですよ。副反応は腕の痛みや腫れが多いですが、頭痛や発熱、倦怠感も起こっています。重篤な副反応ではアナフィラキシーショックがあります。まれに10～20代を中心に心筋炎を起こすケースもあります。」
ハマ子「ファイザーだけでなく、モデルナも同じ副反応があります。アストラゼネカでは血栓症の副反応があり、多くの方が亡くなっています。私の場合はアストラゼネカの選択もありましたが、個人的にはアストラゼネカのワクチンは受けたくないですね。」
ニン「中国産ワクチンで、東南アジアではコロナの変異株に感染したケースが多くて、亡くなった方もいます。変異株の有効性は極めて低くて、個人的には微妙だと思います。」
ハマ子「ま、中国産は安全性はいいかもしれませんが、変異株の有効性は微妙ですものね。」
希里子「やっぱりmRNAワクチンの方が有効性が高いですね。来年はいろいろなワクチンが登場すると思うので、国民のワクチンの選択肢は広がりますね。」
（左からニン、希里子、ハマ子）
来年あたりはいろいろな会社のワクチンが選べるようになりたいですね。
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