梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

親しい男友達(その20)

こんにちは!雄太郎(小6)です。

今週のおしゃべりカフェは「男友達」・第20弾です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはオレ・雄太郎、淳二、高志(以上、小6)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

雄太郎「今日は東京からリモートでお送りします。今日のテーマは「男友達」で、今回はぼくら3人です。ぼくら3人は「区立月島小学校」に通っています。」

高志「この日は夏休みで、オリンピックの期間なんだけど、オリンピックは見てる?」

雄太郎「見てる!家族でチケットを購入したけど、このコロナで無観客になって、チケット自体は無駄になってしまったけど、家族でテレビで観戦してる。毎日メダルラッシュで、本当にすごい!!」

淳二「特に柔道はすごいよね。さすがお家芸って感じで。」

高志「ソフトボールも金メダルを獲得したしね。野球も金メダル獲れるかもだし。」

雄太郎「個人的にはサッカーはメダルを獲得してほしいけど、予選を見ると厳しそうだし。」

淳二「人が変わったしね。」

雄太郎「オリンピックは無観客となったけど、パラリンピックは学校観戦ができるそうだけど、見てみたい?」

淳二「見たい!オリンピックを現地で見れないのは残念だけど、パラリンピックはどんなものか見てみたいし。」

雄太郎「オレも行ってみたい!妹(舞華・小3)も見に行きたいって言っているし、親(正章・36歳・メーカー勤務&美恵子・36歳・主婦)も賛成しているし。高志は?」

高志「オレは行きたくないかな。」

雄太郎「何で?」

淳二「障がい者が出ているから?」

高志「そうじゃない。ぼくのいとこのおじさんがコロナに感染して、いとこもおばさんもみんな感染して、そのうち、おじさんと中学生のいとこの容体が悪化して、入院しなければならないんだけど、保健所が入院させてもらえなくて、感染から約1週間後にやっと入院できたんだけど、おじさんが入院から数日後に亡くなったんだ…。」

雄太郎「うそ…。」

淳二「中学生のいとこは?」

高志「まだ入院中。一時重症となったけど、今は容体は安定している。おばさんと小学生のいとこは回復したんだけど。おじさんが亡くなったことで、2人ともショックを受けているんだ。」

淳二「自分の身内が一瞬で死ぬのはつらいよね。」

高志「それでコロナに感染するのが怖くて、パラリンピックは行きたくないし、学校も行きたくない。」

雄太郎「親(八十吉・43歳・青果店経営&ゆき子・42歳・家業手伝い)はどうしているの?」

高志「親には学校に行きたくないとは言っていない。親は絶対に反対すると思うし。手を引っ張ってでも学校に行かせる人たちだから。」

淳二「パラリンピックとともに、学校が始まるよ。学校はいつも通りあるから、コロナは本当に怖いし。オンライン授業にしてほしいし。」

雄太郎「オレはオンライン授業とかは嫌だ。パソコンとかはしないし、同級生と直に会えなくなるのは嫌だ!」

高志「でも、他の学校ではクラスターが出ているよ。うちの学校もいつ感染者が出てもおかしくないし。」

淳二「高志のいとこの家みたいにはなってほしくないし、ぼくも自分や家族がコロナに感染したら嫌だし。」

雄太郎「オレの家も自分や家族がコロナに感染したら嫌だけど、同級生と会えなくなるのは嫌だ。本当にどうしたらいいんだよ…。」

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(左から淳二、雄太郎、高志)

 

学校を取るか、自分や家族の身の安全を取るか、本当にどうしたらいいのかわからないよ!!

 

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