こんにちは。沙由美(中2)です。
「梅の実」はコロナ禍の影響で、メンバーたちが分断され、特に大人たちは対立状態にある。
可夏子先生(37歳)一家のコロナ感染事件の影響で、大人たちが対立し、可夏子先生を攻撃。
ホームレス状態となった可夏子先生親子をたまたま貧困者支援をしていた文子先生(41歳・弁護士)が可夏子先生親子を簡易宿泊所に泊めさせて、住まいのあっせんと生活保護の申請手続きをした。
しかし、住居も生活保護も一切拒否されてしまい、一緒に同行した秀子さん(53歳・飲食店パート)は可夏子先生を誹謗中傷をしていた「梅の実」の大人メンバーにその状況を問い詰めた。
~ここからはオンラインチャットによる会話です~
秀子「何で可夏子さんをいじめようとしているの?」
青田(34歳・商社勤務)「それはあいつが子ども(礼紋・小3&來夢・小1)のわがままを聞いたから、学校全体で感染者が出て、学校にも地域にも迷惑をかけた。あいつは「梅の実」を分断した戦犯だ!!あいつには何も支援しなくて当然だ!!」
健四郎(44歳・公務員)「1人いなくなったほうがこっちもせいせいする。」
尚古(33歳・看護師)「そうよ!!1人のためにみんなが迷惑するし、邪魔者はいっそいなくなったほうがいいし。」
秀子「誰もいなくなってほしいなんてないの!命はみんな同じ。」
副志(32歳・トラック運転手)「どろどろのホームレスの女なんてな、死んでもらった方がいいんだよ!!」
大作(32歳・フリーター)「おい!!今なんて言った?」
副志「何も。気のせいでは。」
大作「気のせいじゃないだろ!!お前言っていいことと悪いことあるだろうが!!」
副志「じゃかましいんじゃ!!オラ!!とっとと消え失せろや!!」
香菜子(28歳・建設会社勤務)「死ねって言葉は気安く使わないでもらいたい!!コロナ感染は誰のせいでもない。いい加減に感染者のバッシングをするのはやめてほしい!!」
美夏(28歳・メーカー勤務)「そうですよ!!あまりにも可夏子先生がかわいそうです!!」
青田「お前らは引っ込んでろ!!」
秀子「じゃあ、可夏子さんの生活保護の申請と住宅のあっせんを拒否したのはあなたたちなの?」
青田「私らはそんなことはしていない!!無実だ!!」
副志「オレは大阪だから、東京まで行かねーし。」
則子(37歳・メーカー勤務)「私もやっていない!!誰かのいたずらじゃないの?」
秀子「じゃあ何で、区役所や不動産会社に文書が届くの?」
賢一郎(25歳・メーカー勤務)「それは…ぼくもわからないです。」
青田「そんな文書が届いたとしても、あんな糞女に生活保護を受けさせてたまるか!!なんで私らがそいつの世話をしないといけないんだ?」
副志「そうだよ!!いっそのこと生活保護は廃止にしたらいいのに!!年金も児童手当も!!ベーシックインカムにして月6万円で生活をするんだな!!」
大人たちは意見が大きく分かれていて、可夏子先生の支援派と自助派に分かれて対立。意見も堂々巡り。
しかし、その裏ではあのグループがウチらを攻撃しようとしていた。
郁巳(32歳・IT関連会社勤務)「どうだ?」
永渡(大学2年)「これでできそうです。」
美寿々(26歳・会計事務所勤務)「これであのグループはもう終わりね。」
奈海(24歳・保育士)「ウチをいじめた可夏子をあの世へ送り込んでやるわ!!」
シャムロック(パピヨン・♂2歳)「それと他のメンバー全員をね。」
瑞喜(中1)「おもしろい。」
美百合(高1)「フフフフ…これで最終の仕掛けが整った。これ以上存続できないよう…「梅の実」を破壊してやるわ!!!」
(つづく)
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