こんばんは。拓矢(40歳・IT関連会社勤務)です。
一部の子どもメンバーたちが、元メンバーの尚古(33歳・看護師)に対して、被害届を出してほしいと直談判した。
これ以外にも他の子どもメンバーや20代の若手メンバーたちも尚古に対して被害届を出してほしいと相次いでいる。
オレも同じだ。
尚古が所属していた港町チームの理佐(24歳・公務員)に連絡先を教えてもらって、ご主人の新悟(34歳・メーカー勤務)にリモートにて説得することに。
拓矢「こんばんは。」
新悟「あ、こんばんは。お久しぶりです。」
拓矢「奥さんはいないですか?」
新悟「今出かけています。子どもたち(来々愛・6歳&紗来々・3歳)と一緒に。友達と食事しに行っています。」
拓矢「あ、そうですか…ちょっと話があるんですが、今回の窃盗事件で奥さんに自首してもらいたいんですが。」
新悟「そ、それは困ります!!子どもたちがいじめに巻き込まれるのは本当に困ります!!お金の方は私が返しますんで、警察に通報するのはやめてほしいです!!お願いします!!」
拓矢「だけど、あなたたちの家の事情は分かりますけど、このままだとうちの看板に傷がつくんですよ!!わかりますよね。今、あなたの奥さんのせいで、「梅の実」の会費が高額になり、辞めようとするメンバーが多くいるんですよ。」
新悟「あ、ちょっと待ってください…はい、もしもし…わかった。すぐに行く。…あ、今嫁から連絡があって、子どもたちが寝ちゃったから、迎えに行ってほしいって言われたので、これで失礼します。」
と、新悟はすぐにリモートの電源を切ってしまった。
~尚古の家では…~
尚古「あ~楽しかった~。」
新悟「飲みすぎだろ。」
尚古「だって、仕事や家事よりも遊ぶ方が楽しいんだもん♪」
新悟「「梅の実」のメンバーから連絡があった。お前を逮捕しろって言われた。」
尚古「え?何~お金は借りたんじゃなくて、もらったんだから、今更関係ないでしょ。」
新悟「そうだよな。こんなにおいしい思いをしてるわけだし、オレらは「梅の実」の金をもらったんだから当然だよな。」
尚古「そうよ。「梅の実」はお金持ちなんだから、今度またお金ちょうだいよ。あいつらを会費制で搾取して、それでうちらが贅沢をするの。こんなおいしい思いはないんだから。」
新悟「今度はさ、多額の金をとってやるよ…。」
裏では尚古夫婦が計画的に「梅の実」の金を盗もうとしていることは、私らは知る由もなかった。
後日、メンバーの環奈(22歳・看護師)が私たちに内緒で、「梅の実」の金の盗難事件の件で、尚古に対し、被害届を出した。
尚古夫婦が計画的に「梅の実」の金を盗もうとした裏で、若手メンバーたちが動き出した。何とか立件してもらうことを祈るばかりだ。
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