梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

厳重注意される!

理(高2)「メールなんてどうでもいいよ!お前らが「梅の実」の一員なんて聞いてねーぞ!!」

(中略)

沙由美(中2)「ウチは前の「梅の実」の方がよかった…。」

明(高2)「拓矢(40歳・IT関連会社勤務)主導の「梅の実」はオレらが下っ端扱いされるだけだよ!」

(中略)

理「でもさ、ワクチンの有無のせいで大切なメンバーたちが研究生に降格されて、中には辞めたメンバーもいるんだよ!!ワクチンの有無で差別するな!!」

綾(高2)「てか、ワクチンをしてない子がいるとこっちが迷惑を被るんで、してない子はメンバーとしては認められない!」

沙由美「あんたたちの方が差別をしてるんじゃない!?大切な仲間がワクチンを打ってないせいで「梅の実」を追い出されるのは本当に嫌!!」

(中略)

理「ワクチンの有無でメンバーを差別してほしくねーんだよ!!それにさ、お前らのことメンバーだと認めてないから。」

 

 

こんばんは。理です。

オレらはアンダークラブメンバーの綾たちに「メンバーだと認めない」と言い放った。

 

その後、拓矢からメールが来て、ZoomのIDとパスワードが添付されていた。

オレはすぐにZoomを立ち上げた。

 

理「お前ら!」

明「お前も呼ばれたのかよ!!」

沙由美「何かあるのかな…?」

拓矢「忙しいところ申し訳ない。」

理「一体なんだよ!!」

拓矢「こないだ、アンダークラブメンバーたちに「メンバーと認めない」と言い放ったそうだな。」

理「何で知ってるんだよ!!」

拓矢「お前らがいなくなった後、一部のアンダークラブメンバーが動揺して、会をぶち壊したんだ、お前らが。」

明「動揺したのはあいつらが悪いだろうが!!」

拓矢「あとで小杉くん(33歳・芸能プロダクション勤務)が謝罪して何とか収まったが、アンダークラブの主格メンバーたちはカンカンに怒ってる!お前らを厳正な処分をしろって言われたんだ!!」

沙由美「処分!?」

明「別に大したことじゃないのに。」

拓矢「アンダークラブメンバーは「梅の実」の一員だ!!仲良くするのは当然だろ!!」

理「オレらはアンダークラブとは仲良くできない。ワクチンで差別するやつらなんかに!!」

拓矢「他のメンバーがワクチンを打ってないせいで、大きな迷惑を被ったんだ!!そんなやつらなんか辞めてしまえばいい!!」

理「悪い大人たちは辞めればいいけど、子どもメンバーまで辞めさせることないだろ!!」

拓矢「ワクチン接種を希望しているのに、接種会場の都合で受けられないのは別として、それ以外はわざと受けなかったわけだから、ペナルティを科すのは当然だ。」

理「おかしいだろ!!ワクチンで差別をするなんて!!」

拓矢「誰もおかしいとは思えないけど。自分や他人の健康を守るのは当然のことだ。お前らはそれを勉強してないんじゃないか?」

沙由美「それは…。」

拓矢「今回は小杉くんが謝罪して何とか丸く収まったからよかったけど、会をぶち壊したペナルティとして、お前らを「厳重注意」の処分とし、罰金1,000円を払ってもらう!!」

沙由美「厳重注意!?」

明「罰金!?」

理「なんでオレらが処分されなきゃならないんだよ!!」

拓矢「次回の会費と合わせて罰金を支払え。次のアンダークラブの企画の会には邪魔をするな!!」

理「あとさ、何でアンダークラブの転送メールがこっちに届くんだよ!!そっちの方がおかしいだろうが!!」

拓矢「アンダークラブからのメールはいらないんだったら、キャプテンやアドバイザーに言え!あと、重要なメールはアンダークラブメンバーからのものも届く。それは考慮しろ。」

 

と、拓矢はそのまま立ち去ってZoomが消えた。

 

その後オレはZoomを立ち上げて、明と沙由美を呼んだ。

明「あいつさ、アンダーとグルだよね。」

沙由美「そうだよね。前からおかしいと思った。ウチらよりも後から「梅の実」に入ったのに、すごくエラそうだし。」

 

オレらは拓矢がアンダーとはグルであることを悟った。

あいつらを絶対に許せない!!

 

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