梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

不登校

真佐人(中1)です。

 

担任「おまえなんか早く消えちゃえば。」

 

入学した中学で担任教師に言われた言葉だ。

 

オレは現在学校に来なくなった。

あの担任教師のせいで。

 

小学校のときは休まずに学校に来ていた。

友達とも普通に遊んでいたし、普通に勉強していた(とは言ってもまじめではなかったが。)。

 

中学に入り、環境も変わった。

授業内容も厳しくなり、部活もある。校則も厳しくなり、先輩との上下関係もある。

 

入学したとたんに担任教師に目をつけられた。

問題の発端はオレが忘れ物をしただけだった。

友達に借りようとしたところ、たまたまいた担任にいきなり胸ぐらをつかんだ。

担任「おい!同級生に物を借りるつもりか?」

と、担任はオレを殴った。

オレはただ友達に物を借りようとしただけなのに。

そして担任は…。

担任「こいつは友達の物を盗もうとしたんだ!こいつはドロボーだ!!」

と、たくさんいるみんなの前で平気で言い放った!

みんなの視線が冷たい。

みんながひそひそと話す。

クスクス笑う者もいる。

オレは恥ずかしかった。

みんなの前でドロボーなんて言われたこと。

 

さらに担任がオレに言い放った言葉は…

 

担任「早く消えちゃえば。」

 

それを言われてショックを受け、学校から飛び出した。

 

真佐人「あーーーーつ!!!!」

オレは逃げた。逃げて逃げて逃げまくった。

オレはここにいてはいけないんだ…。

もう消えよう…。

 

気がつけばマンションの屋上だった。

屋上から飛び降りて自殺しよう。

オレはそう思った。

屋上から飛び降りようとしたそのとき…

 

「オイ!何やってんだよ!!!」

と、たまたまいた男性がオレを止めた。

その男性はオレの中学の卒業生で、幼なじみの篤久(あつひさ・高2)だった。

篤久「どうしたん?そんなバカなことをしちゃダメじゃん!」

篤久の一言で、オレは泣いてしまった。

 

オレは担任からいじめられたことを打ち明けた。

篤久「ひどいな~。真佐人、もう学校には行くな。わかった?」

オレはうなずいた。

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次の日からオレは学校へは来なくなった。

親は学校へ行けって言われたけど、もう辞めたって言った。

担任にいじめられたことは話さなかった。

もう学校へは行きたくない。

次行ったら、何されるかわからない。

 

でも、親は「何があったのかは知らないけど、無理に行かなくてもいいよ。」

親の言葉で泣きそうになった。

 

オレをいじめた担任は若手の教師ではなく、教師歴○0年のベテランだった。

そんな担任をオレは許せない。

 

一生…。

 

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