真佐人(中1)です。
担任「おまえなんか早く消えちゃえば。」
入学した中学で担任教師に言われた言葉だ。
オレは現在学校に来なくなった。
あの担任教師のせいで。
小学校のときは休まずに学校に来ていた。
友達とも普通に遊んでいたし、普通に勉強していた(とは言ってもまじめではなかったが。)。
中学に入り、環境も変わった。
授業内容も厳しくなり、部活もある。校則も厳しくなり、先輩との上下関係もある。
入学したとたんに担任教師に目をつけられた。
問題の発端はオレが忘れ物をしただけだった。
友達に借りようとしたところ、たまたまいた担任にいきなり胸ぐらをつかんだ。
担任「おい!同級生に物を借りるつもりか?」
と、担任はオレを殴った。
オレはただ友達に物を借りようとしただけなのに。
そして担任は…。
担任「こいつは友達の物を盗もうとしたんだ!こいつはドロボーだ!!」
と、たくさんいるみんなの前で平気で言い放った!
みんなの視線が冷たい。
みんながひそひそと話す。
クスクス笑う者もいる。
オレは恥ずかしかった。
みんなの前でドロボーなんて言われたこと。
さらに担任がオレに言い放った言葉は…
担任「早く消えちゃえば。」
それを言われてショックを受け、学校から飛び出した。
真佐人「あーーーーつ!!!!」
オレは逃げた。逃げて逃げて逃げまくった。
オレはここにいてはいけないんだ…。
もう消えよう…。
気がつけばマンションの屋上だった。
屋上から飛び降りて自殺しよう。
オレはそう思った。
屋上から飛び降りようとしたそのとき…
「オイ!何やってんだよ!!!」
と、たまたまいた男性がオレを止めた。
その男性はオレの中学の卒業生で、幼なじみの篤久(あつひさ・高2)だった。
篤久「どうしたん?そんなバカなことをしちゃダメじゃん!」
篤久の一言で、オレは泣いてしまった。
オレは担任からいじめられたことを打ち明けた。
篤久「ひどいな~。真佐人、もう学校には行くな。わかった?」
オレはうなずいた。
次の日からオレは学校へは来なくなった。
親は学校へ行けって言われたけど、もう辞めたって言った。
担任にいじめられたことは話さなかった。
もう学校へは行きたくない。
次行ったら、何されるかわからない。
でも、親は「何があったのかは知らないけど、無理に行かなくてもいいよ。」
親の言葉で泣きそうになった。
オレをいじめた担任は若手の教師ではなく、教師歴○0年のベテランだった。
そんな担任をオレは許せない。
一生…。
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