「梅の実学園」代表のクミン(くま・♂3歳)です。
新生活がスタートしたね(*^。^*)
「梅の実学園」の中心拠点である、うちの高校の寮の会議室では、「梅の実」メンバーたちがわんさか。
ぼくは自分の衣類の洗濯や掃除に大忙し。
”ピ~ンポ~ン♪”
誰か来た。
クミン「は~い!」
ドアを開けると…。
「お兄ちゃん!!」
やってきたのは、北海道の実家に住んでいる弟のカルダモン(くま・♂2歳)だ!!
何で弟が東京へ…(@_@;)
クミン「どうしたの!?」
カルダモン「家出してきちゃった(*^。^*)」
クミン「家出!?」
なんと!カルダモンは北海道の実家を離れて、東京にやってきたのだ!!
ぼくはママに事情を説明してもらったが、兄のぼくのところに行きたい!と、言いだして、すでに「こばと中学校」への転校の手続きを済ませていたそう。
ちなみにこばと学園の寮は、中高関係なく全国で受け入れをしているんだけど、中学の場合は、寮の収容人数に限りがあるため、当分の間はぼくの部屋で暮らすことに。
中高の寮は1人部屋だけど、同性のきょうだいで入学した場合は2人の生活も可能だそう。
カルダモンは早速、荷物の整理をし始めた。
…と、カルダモンの携帯が鳴った。
カルダモン「もしもし、カルダモン。」
「もしもし。カイ(北海道犬・♂2歳)だけど。」
電話の相手は、北海道メンバーのカイだ。
カルダモン「カイ!元気だよ!今東京にいるよ。」
カイ「着いたんだ。どこにいるの?」
カルダモン「お兄ちゃんち。」
カイ「お兄ちゃん?」
カルダモン「ちょうどそばにいるよ。代わろうか?」
と、ぼくはカルダモンの携帯を受け取って、電話に出た。
クミン「もしもし。」
カイ「え!?クミン?どうして?」
クミン「さっき出たカルダモンはぼくの弟だよ。」
カイ「えーーつ\(◎o◎)/!カルちゃん(カルダモンのあだ名)にお兄ちゃんがいたことは知っていたけど、まさかクミンが…。」
クミン「そんなに驚くことないよ。子どもの頃から一緒にいたからね。」
カイ「知らなかった…すみません。あと、カルダモンのことだけど、4月から「梅の実」の新メンバーが正式に参加することになるんだけど、カルダモンも「梅の実」の新メンバーになったんです。面接は北海道の現地で行ったので、北海道のメンバーたちと相談して、メンバー入りを決めました。北海道のメンバーリストに載っているので、時間があれば見て下さい。」
クミン「あ、そう。わかった。住所の変更はこっちでやっておくんで、ありがとね。」
カイ「はい。」
クミン「じゃあ、カルダモンに代わるね。」
と、ぼくは携帯をカルダモンに返した。
カルダモンはカイと電話中。
パソコンで新メンバーのリストを調べたら、やはりカルダモンの名前があった。
「クミン!」
和樹(小5)と八兵衛(ダックス・♂3歳)がやってきた。
和樹「あれ?その子は?」
クミン「カルダモン。弟だよ。」
2人「弟!?」
2人も仰天!!そりゃそうだよ。家族が1人増えるんだもん。
カルダモン「はじめまして。カルダモンです。よろしくね(*^。^*)」
2人「よろしく~(*^。^*)」
和樹も八兵衛も、カルダモンとはすっかり意気投合!
その後、カルダモンは「梅の実」の「こばと中学校」メンバーのダルビッシュ(ダルメシアン・♂2歳)やたま(アメリカンショートヘアー・♂2歳)らとすっかり仲良しになった。
弟の登場で、ちょっとにぎやかになった。
新メンバーは、今のメンバーの2倍の1200人。
下は、人間では2歳と動物では0歳がそれぞれ2人ずつ、上は人間の80代の方が数人。
「梅の実学園」は全員で2400人の大所帯になった。
これからいろいろなメンバーたちが登場するので、よろしくね(*^。^*)
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