梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

お盆休み

こんにちは。匡子(41歳・主婦)です。

今日は実家に帰省です。

この時期はお盆休みなので、毎年家族で私の実家の宮城に帰ります。

夫(博忠・52歳・メーカー勤務)の実家は私たち家族が住む山形にありますが、父親(私にとっては義理の父親ですが)は病気で亡くなり、母親(私にとっては義理の母親です)は認知症のため、特養老人ホームで生活しているため、誰も住んでいません。

 

荷物の準備をして、車で出かけます。

行くのは私と夫の2人だけ。息子(政伸・20歳・パン職人)も学生までは一緒に行きましたが、社会人になり、お盆休み中も仕事なので一緒に行くことができません。

宮城では母親(晃子・62歳・主婦)がいます。父親は5年前に病気で亡くなりました。母親は働いていませんが、父親の遺族年金や生命保険の保険金で何とか生活しています。ボランティアでふれあい喫茶を主宰しており、その売り上げも少しだけですが、家計の足しにはなっているそうです。

私たち夫婦は母親を同居させたいのですが、故郷の宮城を離れたくないとの理由で断られました。

 

車で1~2時間くらいで実家に到着しました。

匡子「ただいま!」

晃子「おかえり。元気?」

匡子「うん。」

晃子「政伸は?」

匡子「仕事で来れないの。でも、お盆休み明けにはこっちに行くみたいよ。」

晃子「仕事だったら仕方がないわね。あの子も立派になったしね。」

と、そんなたわいもない会話をしながら、久しぶりの故郷。

部屋もそのまま。家具もそのまま。嫁いでからも変わっていない。

ご飯もそんなに変わっていないけど、母親が作るご飯は懐かしいふるさとの味。私が結婚するまで母親に料理を習っていたけど、やっぱり母親の味はかなわない。夫も母親が作る料理が大好きです。

 

次の日に父親のお墓参りに行くくらいで、それ以外は実家でのんびり。

滞在するのは3日間しかないけど、それまではのんびり過ごしちゃいます。

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