こんにちは。グリシナ(アライグマ・♀7歳)です。
今日は「人気の小説・エッセイ」をお送りします。
今月は「下重暁子(しもじゅうあきこ)」さんをピックアップ!
下重さんは日本のエッセイスト・フリーアナウンサーで、かつてはNHKのアナウンサーをしていました。
今日はすべてではありませんが、下重さんの作品を紹介します。
まずは「家族という病」です。2015年に刊行されたエッセイで、離婚やDV、虐待、殺人など、家族の周りで起こる事件を背景に、家族という価値観を否定し、自立した個人の重要性を訴えたノンフィクション。この本で50万部のベストセラーとなり、家族に対する賛否も巻き込みました。
次は「わたしが子どもをもたない理由(わけ)」です。2017年に刊行された最新作で、先ほど紹介した「家族と…」の延長線上のノンフィクションです。子ども産むことによる女性の選択についてを自身の目線で鋭く訴えました。下重さん自身も現在のご主人との間に子どもはおらず、自身が子どもをもたないことについても記されています。私自身も結婚して子どもはいませんので、考えさせられる一冊ですね。
次は「老いの戒め」です。2013年に刊行されたエッセイで、老後問題を扱った作品です。
最後は「女が40代にしておくこと」です。1988年に刊行されたエッセイです。「女が○0代にやっておくこと(やっておきたいことなどのタイトルもある)」シリーズは10代から60代まであり、それぞれの年代に合った生き方を伝授しています。
大学卒業後、NHKに入局し、NHKの女性アナウンサーの草創期の一人で、1年先輩にはのちの女優の野際陽子さん(故人)がいました。NHKを退職後にフリーアナウンサーとなり、数々の情報番組のキャスターを経て、現在の作家活動をすることになります。2005年に「日本自転車振興会」会長、2008年に「公益財団法人JKA」会長を歴任し、女子競輪の活動に尽力をしました。家族、女性、老後をテーマにした作品がほとんどで、現状の家族の問題について鋭く訴えています。
次はどの作家さんの作品を紹介するのでしょうか?次回は年明けの1月にお送りします。
というわけで、グリシナでした。
また明日。
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