梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

大人のバレンタイン

こんばんは。稔(30歳・広告代理店勤務)です。

先日は秀吉(ぞう・♂7歳)たちと飲みに行った時以来ですね。

医者をしている秀吉と孝幸(32歳・麻酔科医)、弁護士をしている憲男(35歳・弁護士)は、いずれも独身。バレンタインも彼女がいないから、仕事三昧だそう。でも、秀吉と孝幸は女性患者や女性看護師らからチョコはもらっていると思うけどな~。

 

そしてぼくなんですが、他の3人よりも先に彼女がいます!

ぼくの会社の仕事仲間である梨沙(27歳・デザイン会社勤務)です。

ぼくは大手広告代理店の「電信」に勤務するコピーライター。梨沙はぼくの会社の取引先でもある小さなデザイン会社に勤務するグラフィックデザイナーです。

お互い仕事で一緒に会うことが多いし、プライベートでも飲みに行ったりします。

 

バレンタインの今日は梨沙とデートの約束。

特別な日なので、ぼくは高級フレンチを予約。

お互い仕事で遅くなったけど、やっと会うことができました。

稔「ごめん、遅くなって。」

梨沙「ううん。私も仕事で遅くなってやっと来たところ。」

 

そして、お店へ入りました。

メニューはちょっと奮発して、6,000円のコースを注文。ワインも料理に合わせて赤・白のグラスを注文しました。

梨沙「おいし~。フレンチも久々だから、超うれしい。」

稔「ふだんは安いお店しか行かないからね。たまにはこういうところもいいよね。」

それから料理を食べながら、映画のことやファッションのこと、おいしいものやスポーツ…と、いろんな話題で盛り上がりましたね。

そして、デザートとコーヒーが来たところで、梨沙が何か持ってきた。

梨沙「稔、これ、バレンタインのプレゼント。いろいろ探したけど、気に入ってくれるかな~っと思って買ってきちゃった。稔、チョコが苦手だから。」

稔「ありがとう!開けていい?」

外袋を開けて、中を見ると…マフラーだった!

ちょうど今のマフラーがボロボロになっていたので、なんかうれしかった!

稔「ありがとう!!」

梨沙「よかった~。気に入ってくれて。」

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食べ終わった後、お会計。食事はワリカンにしたけど、ワイン代だけはぼくがおごりました。

 

その後店を出て、夜景スポットへ。

南町にあるショッピングモールにある展望スペースから見る夜景はすごくきれい…。

 

バレンタインは学生だった頃はチョコが定番だった。ある理由でチョコが苦手になったぼくは、バレンタインはあまり好きではなかった。それにその当時は彼女なんていなかった。

社会人になり、一定以上の収入のある今は、こんな「大人のバレンタイン」もいい。

 

いつかは梨沙にプロポーズをして、結婚をして幸せになりたい。でもその前に自分自身を磨かなければ。仕事でも人間としても一人前と認められる自分に。

 

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