梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

携帯・スマホの使い方

こんにちは。周司(37歳・IT関連会社勤務)です。

今日は「携帯・スマホの使い方」について、「梅の実」メンバーたちのアンケートをもとに紹介していきたいと思います。

 

携帯・スマホは子どもから高齢者まで幅広く使っています。

しかし、携帯・スマホは便利である反面、危険な闇も潜んでいます。特に子どもや高齢者、障がい者の場合は家族や周りの人たちがサポートをしなければなりません。

 

まずは携帯・スマホを持っているかをアンケートをしました。対象者は「梅の実」の日本メンバーで、小学校高学年以上の方(外国人10歳以上、動物1歳以上)を対象にしました。小学校低学年以下(外国人9歳以下、動物0歳)の子どもの場合は親にその子どもの携帯の所持についてアンケートもしました。

大人は高齢者を除き、ほぼ100%の方が携帯・スマホを持っています。高齢者の携帯・スマホ所持は8割程度。

子どもは高校生が9割、中学生が8割、小学校高学年が7割、小学校低学年以下が半々です。年齢が上がれば上がるほど携帯・スマホを持つ子どもが多いです。

 

各世代別にどんな機種を持っているのかを聞きました。

まずは一般の大人です。

>携帯は2つ持っています。1つは自分個人のスマホ、もう1つは会社所有のガラ携です。会社の仕事の時はガラ携で、プライベートの時はスマホを使います。(稔・30歳・広告代理店勤務)

>ウチはスマホです。機種は「i-PHONE」で、カバーはラメでデコりました。(紗耶佳・24歳・ブランドプロデューサー)

 

次は高齢者です。

>私は70歳を過ぎていますが、携帯を持っています。もう10年以上は機種変更はしていないガラ携です。スマホはネットによる犯罪が多いので、いらないです。(半次郎・75歳・漬物店勤務)

>私はスマホを持っています。息子(吉宗・40歳・メーカー経営)が私の誕生日プレゼントとして、スマホをもらいました。スマホと言っても、高齢者向けのシニアスマホで、操作もしやすく、安心して使えます。(みよ子・68歳)

>私は携帯は持っていません。友達と会うことはありませんし、コンピュータの操作ができないので、家の電話で十分です。(たえ・73歳)

 

次は高校生です。

>オレはスマホを持っています。携帯は中学生の頃から持っているので、もう5年になりますね。中学生ではガラ携で、高校ではスマホです。スマホは高校合格後に機種変更をしました。(尋之・高2)

>私もスマホです。携帯はスマホでないと時代についてゆけないです。(きよ子・きつね・♀3歳)

>ぼくは携帯は持っていません。母子家庭なので、携帯を持つことができないのです。母親の携帯を使う以外ないです。(人・高3)

 

次は中学生です。

>ウチはスマホを持っています。スマホは中学生の常識なので、絶対に必須です!!主に友達や彼氏の連絡しかしないです。(舞奈・中2)

>私はガラ携しか持っていません。親(有一・41歳・メーカー勤務&節代・38歳・メーカー勤務)がスマホを買うのを認めてくれないので、ガラ携しかダメだったんです。しかもメールやサイトの機能を付けてくれなかったのです!!それで親にメールやサイトの機能を付けるかスマホにしてほしいと訴えましたが、母親(節代)が「携帯を買ってもらえるだけでもありがたいと思いなさい!!」って言われて、泣く泣く使っています。友達はスマホを持っている子が多いのに、私だけ周りから取り残されてしまいます…(T_T)(愛優美・中2)

>私は携帯は持っていません。親の教育方針であることと、学校側が携帯を持つこと自体も禁止されているんです。友達は隠れて携帯を持っている子が多く、持っていなかったらいじめられるので、絶対にほしいです!!(奏奈子・中1)

 

最後は小学生。まずは本人から。

>ぼくは携帯を持っています。しかもスマホです!スマホではゲームやLINEなどをやっています。LINEのグループですが、「梅の実」の同じ支部の同学年グループが中心で、学校のクラスメイトとはやっていません。(翔飛・小5)

>私は携帯は持っていません。親(しゅん・柴犬・♂9歳&ミネ・柴犬・♀9歳)がダメって言われます。家族で携帯を持っていないのは私だけです!!(さよ・柴犬・♀1歳)

次は親から。

>うちの家では子どもの携帯は小3の三女から上の子どもたちには持たせています。長男(雅春・高1)と長女は私立に通っているのと、次女、次男、三女は中学受験のための塾通いで遅くなるために持たせています。携帯のルールについては5人の子どもたちと一緒に話し合って決めています。(彩也子・38歳・主婦)

>うちの家では持たせていないです。経済的にもしんどいですし、働いてもいない子どもに携帯を持たすこと自体がおかしいと思います!!(房恵・31歳・主婦)

 

次は本題に入りたいと思います。

携帯・スマホのコンテンツですが、一番よく使うのはどのコンテンツでしょうか?

>ニュースを見ます。スマホのニュースはいち早く情報が手に入るので、会話の話題にもなります。新聞はもはやいらないです。(直幸・35歳・メーカー勤務)

>ゲームですね。スマホのゲームは気分転換にもなるし、いろいろな特典があるから手放せないです。(晃作・高1)

>ブログを書いています。ブログの更新はスマホでもできるので、パソコンよりも手軽です。(クイン・メインクーン・♀3歳)

圧倒的に多かったのがゲームでした。スマホのゲームは年々進化し、夢中になるくらいおもしろいですが、ゲームのしすぎの問題など、あまりよくないデメリットもありです。

 

7月に登場した「ポケモンGO」では入ってはいけないエリアに人が侵入したり、車を運転中に「ポケモンGO」をしたせいで、死亡事故を起こした大人もいました。子どもの場合は今のところ大きな被害はありませんが、「ポケモンGO」に夢中になって、深夜まで公園やコンビニ前に入り浸って、警察に補導される中高生たちが多いです。

ポケモンGO」の使い方についてはどうですか?

>超ハマっています!いろいろな場所にポケモンが現れるので、夢中になっています。(修吾・大学2年)

>情報部メンバーでお試しで始めましたが、たくさんポケモンが見つけたときはいいのですが、アイテムをGETする際には課金されますし、なにしろ、通行中ではとても危ないです!他の情報部メンバーたちは引き続き「ポケモンGO」をやっている人がいますが、ぼくはすぐにやめましたね。(奏多・中等教育学校3年)

>千葉メンバーでは「ポケモンGO」の使用は全面禁止にしています。深夜徘徊や歩きスマホの問題、個人情報等のトラブルの問題から、子ども・大人問わず禁止にしています。全員で話し合って決めたことです。(靖彦・39歳・メーカー勤務)

 

次はSNSの使い方について。SNSはいろいろなサイトが増えましたが、主にどのサイトを使っていますか?

ツイッターです。ブログよりもツイッターの方がやりやすいです。(リーザ・ダックス・♀5歳)

フェイスブックです。会社のフェイスブックページを作ったり、つながりができやすいので、おすすめです。(ジラフ・きりん・♂7歳)

>やっぱりLINEです。ツイッターフェイスブックよりもLINEの方がつながりやすいし、スタンプの交換もできるのが楽しいです。学校では部活同志でLINEグループを作っています。(結貴・高1)

>インスタグラムです。インスタグラムはスマホなどで撮った写真をアプリから投稿して共有するサイトで、主に風景や食べたお弁当や学食のメニューなどを撮っています。フォロワー自体は仲のいい友達同士が中心ですので、必要最低限にとどめています。ちなみにインスタグラムは13歳以上でないと利用することができません。(健篤・中等教育学校1年)

多くがブログやツイッターが中心ですが、最近ではLINEの使用が多いです。

 

LINEは韓国人開発者が作った日本型のコミュニティサイトで、スマホタブレットのアプリにダウンロードをして、LINEで電話をしたり、スタンプの交換、グループメールなど、いろいろなコンテンツがありますが、トラブルが非常に多いです。

特にグループでのトラブルが多く、中にはいじめや自殺を引き起こす道具となっています。大人では会社やママ友、学校のPTAでのLINEいじめが多いですが、圧倒的に多いのが子どものいじめ。子どものネットいじめはかつては「学校裏サイト」やミクシィツイッターが多かったですが、現在は圧倒的にLINEによるいじめが多いです。

LINEによるいじめはありましたか?

>ぼくはLINEによるいじめがありました!今通っている高校でいじめに遭っています。もともと落ち着きがなくて、小学生の時は「ワーツ!!」って暴れだしたことがあったので、小学校の頃からいじめに遭いました。スマホは高校に入学してから親が買ってもらいましたが、そこでクラスメイトにLINEのアドレスを教えたせいで、クラスのLINEグループに勝手に入ってしまい、そこでメールで悪口や「死ね」って書きこまれました。いじめにあったことを親に言えなくて、誰にも相談ができませんでした。しかし、LINEのやり取りをしていることを親にばれてしまい、ぼくがLINEでいじめられていることを知ってしまって、それで親と一緒に学校に相談して、アカウントを削除しました。それでスマホはお母さんにとられてしまい、ぼくの携帯はガラ携に変更されました。中学までは携帯を持つことができなかったので、どうしても携帯がほしかったんです。高校に入ってスマホを持つことになってすごくうれしかったけど、こんなトラブルに巻き込まれるとは思わなかった。でもぼくは頭がおかしいので、今のガラ携でもトラブルを起こしています。親は一切携帯の使い方を教えてくれなかったし、携帯の使い方を教えてもらえていればこんなことにならずに済んだのに…。(翔葉・高1)

>上の娘(咲紀・中3)のクラスメイトの子がいじめに遭って、不登校になりました。原因はスマホのLINEによるいじめでした。LINEはクラスでは使いませんでしたが、部活の連絡の時にLINEが必要ってことで、クラスメイトの子の親は無理やり買わされました。その子は同級生や先輩からの執拗なLINEメールで攻撃され、心身がボロボロになりました。その子はいじめが原因で「起立性調節障害」になり、学校にも行けなくなりました。もちろん部活は退部し、スマホは利用停止したとのことです。LINEはつながりが強い反面、執拗な嫌がらせが多いので、娘にはスマホは持たせてはいますが、LINEは禁止にしています。(千絵美・40歳・幼稚園教師)

「梅の実」では個人個人ではLINEをやっていますが、全体ではLINEはやっていません。しかし、一部でLINEをやっている支部もあります。

>東海支部では独自にLINEをやっていて、各チーム・地域ごとにグループを作り、支部全体のグループを作りました。LINEの利用については十分に勉強をして、独自の利用規約を守らないメンバーにはグループから外して、アカウント停止をさせています。LINEの利用は「梅の実」東海支部メンバーのみで、学校のクラスメイトや会社の同僚とのLINEのやり取りは禁止にしています。スマホを持っていない人はLINEはできないので、連絡のやり取りは通常通りメールでのやり取りとなります。開始してからは大きなトラブルはなく、みんなルールを守ってやっています。(ララ・ねずみ・♀2歳)

 

最後に子どもや高齢者、障がい者がネットによるトラブルに巻き込まれないように、フィルタリングを付けるのが必須となっています。子どもは義務付けられていますが、高齢者や成人の障がい者は任意となっています。

フィルタリングはつけていますか?

>うちは娘(梨佳・中1)がスマホを持っているので、娘のスマホにはフィルタリングをつけています。娘は一部の機能が見れないから嫌って言っていますが、ネット社会から娘を守るためにはやむなしだと思います。(眞由実・37歳・メーカー勤務)

>フィルタリングではありませんが、子どもがまだ小さいので、私と主人(崇大・31歳・診療放射線技師)のスマホには子どもに触らせないように、ロックをしています。自分たち夫婦が利用するときにロックを解除して、使わなくなったら再びロックをします。子どもがスマホを操作して、トラブルに巻き込まれるのを防ぐためです。スマホで子守をしている家庭は親たちの携帯・スマホはロックをすべきです!(礼乃・29歳・看護師)

>娘(美由紀・31歳・飲食店パート)は知的障害があるので、ネットによるトラブルに巻き込まれないように、フィルタリングをつけています。障がい者はネットによる犯罪やトラブルに巻き込まれやすいので、フィルタリングを付けることをおすすめします。(さわ子・63歳・清掃パート)

>親の希望で自分のスマホにフィルタリングをつけられましたが、すごく不便だし、フィルタリングを付けたら守れるっていうのは間違いだと思います!トラブル回避はネット教育の方がはるかにいいですし、フィルタリングはすごく役に立たないです。どうせフィルタリングをやるなら、自分の好みに合わせて、このサイトはいいか悪いかを選択できるようにしてほしい!!(醍醐・鹿・♂2歳)

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他にもいろいろな意見がありますが、スペースの関係でここまでとなります。

アンケートに協力をしてくれた「梅の実」メンバーたち、本当にありがとうございます。

 

携帯・スマホはただ買い与えるだけではなく、みんなが正しい教育を受けなければ意味がありません。特に親は子どもにまともにネット教育を教えないのでは本末転倒!子どもがネット犯罪に巻き込まれているのは、親がネットの無関心さが原因。まずは親が正しいネット教育を受け、それを子どもに伝授をすべきです!

親がただ単に禁止禁止では、親子ともにネット社会から取り残されてしまいます。今は携帯・スマホを持つのは当たり前の時代。ネットの怖さから逃げずに、親子で使い方をマスターしましょう。

 

以上、「携帯・スマホの使い方」についてお送りしました。

 

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