梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

看護師の思い出

こんにちは!健篤(中等教育学校1年)です。

今週のおしゃべりカフェは「看護師」です。

今日は「看護の日」で、各地で看護師にまつわるイベントが開催しています。

病院へ行くときには看護師に遭遇しますが、患者にとっては入院をしない限り、密に接することはないです。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・健篤、見佐男さん(40歳・メーカー勤務)、正造さん(74歳・農業)です。

 

健篤「今日は埼玉のご当地グルメをお送りします。埼玉はいろいろなご当地グルメがありますが、その中から「つみっこ」です。つみっこは小麦粉を練って団子を作り、野菜と一緒に煮込んだ「すいとん」のようなものです。今日は正造さんの奥さんのウメさん(73歳・農業)が作ってくれましたので、いただきましょう。」

3人「いただきます。」

健篤「おいしいです!小麦粉の団子ってどんな味なのかと思いましたが、クセがなくておいしいですね。」

見佐男「うまいです!家ではなかなかお目にかかることはないので、夜食にもいいですね。」

正造「ははは…それはよかったよ。あとで嫁に言っとくよ。」

健篤「やっぱり、おいし~(*^。^*) これでいいのかな…(ワラ)」

 

~つみっこを食べ終わったところで、本題です~

健篤「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「看護師」で、今回は患者の立場としての看護師についてお送りしたいと思います。まずは病気やけがで入院や通院をした時に病院に行くと思いますが、看護師についてどんな印象がありますか?まずは見佐男さん。」

見佐男「いわゆる「白衣の天使」ですかね。女性が多いイメージ。」

正造「看護師はおばさんよりも若いお姉ちゃんの方がいいね。若いお姉ちゃんの看護師ならケアしたいね。」

健篤「そうですか。やっぱり看護師は女性のイメージの方が強いのですかね。ぼくはどちらかというと男性の看護師の方がいいですね。」

正造「何でや?」

健篤「今の年齢だったら、女性の看護師にケアをされるのはすごく恥ずかしいです。思春期ってやっぱり女性を意識すると思うんですよね。時に反発をすると思います。その点男性の方が気兼ねなくケアをしてもらえるし、若い男性だったらお兄さん的存在だし、年配の男性だったらお父さんのような存在で、話もしやすいです。」

見佐男「そういうこともあるんだ。うちの息子(耕史・高1)も思春期で反抗期なので、子どものときは当たり前だったことが、思春期になると受け入れなくなっていますね。」

正造「でも看護師は女性の方がいいぞ。美人の看護師にケアをしてもらうのは天国だぞ。」

健篤「美人でも嫌です(苦ワラ)。やっぱり恥ずかしいし。あと、ぼくは小4の時に入院をしたことがあって、その時に担当された看護師の方がすごくよかったんですよ。女性ではなくて男性なんですが。」

正造「入院って、病気か?」

健篤「病気ではないですが、いじめが原因で学校の階段から転落して、頭と腰を強打して東京の「慶明大学病院」の救命センターに運ばれて、頭と腰の手術を受けました。幸い命は取り留めたのですが、入院はリハビリを含めて半年で、病棟はICUとHCU、整形外科病棟と、回復状況に合わせて3つの病棟で治療を受けました。そこで担当された看護師はICUと整形外科では女性でしたが、HCUでは男性でした。一番印象に残ったのはHCUで、いじめの記憶がフラッシュバックして、パニックになってしまった時に、男性の看護師の方が「大丈夫だよ」って横隔膜あたりをさすってくれました。あとは手足が動けるようマッサージをしてくれたり、話し相手にもなってくれました。その男性看護師とは整形外科病棟の移動のときまで一緒にいてくれました。」

見佐男「女性の看護師の方はどんな印象だった?」

健篤「ICUのときは最初意識がなかったのもあったので、あまり記憶がありませんが、整形外科の方は普通ですね。うちのお母さん(眞衣子・40歳・事務パート)と同じ世代のベテランの方だったように思います。ちなみにHCUの男性看護師なんですが、海岸チームのメンバーである英哲さん(43歳・看護師)で、退院した現在でも「元気か?」って声をかけてくれます。英哲さんはHCUの師長で、多くの後輩たちの指導をしたり、プライベートでは家事や子育てをするイクメンなんですよ。」

見佐男「退院した現在でも看護師との交遊があるのはいいですね。正造さんは入院をしたことがありますか?」

正造「わしはない。だけどな、この歳になるといろいろな病気になるし、普通に階段を転落しただけでも骨折をして、なかなか治りにくいんだよ。入院はしてないけど、高血圧があるから、地元の内科に通院は行っているよ。そこで高血圧の薬をもらって飲んでる。」

健篤「確かに高齢になってくると、いろいろな病気のリスクはありますよね。」

正造「そう。わしもいつ倒れるかわからんから、終活はしないといけないけどな。でないと遺産を巡って家族に迷惑がかかるし。」

見佐男「うちの親もそうです。親のいずれかが死んだら遺産相続できょうだいでもめるし。」

健篤「終活って、就職活動とかではないですよね。」

正造「その「しゅうかつ」じゃないよ(ワラ)。終活は残された家族のために遺産の分配を決めたり、遺品の整理をして家族が困らないようにするんだ。まだ若いからピンとこないと思うけどな。」

健篤「遺言を書いたりとかですかね。」

正造「そうそう。遺言は遺産に関わってくるから、きちんと書かなかったら、絶対子どもたちがもめる。わしも嫁も司法書士にお願いして、遺言の手続きをして、公証役場に提出したんんだ。」

見佐男「手書きで残すだけでもいいのですか?」

正造「手書きで書くのもいいけど、やっぱり弁護士や司法書士に頼んだ方が安心できる。自分で作成するのはどうしたらいいかわからなかったので、知り合いから司法書士を紹介して、それで夫婦でそれぞれの遺言を作ったんだ。」

健篤「高齢になって死ぬときには大変な手続きをしないといけないのは知りませんでした。学校ではなかなか教えないので、とても参考になります。最後は見佐男さんは入院経験はありますか?」

見佐男「あります。わしは高校卒業後に今の会社に就職したんだけど、若い時に仕事中の事故でけがをして、地元の病院で入院をしたんだ。そこで担当の看護師がとても優しくて、仕事でつらい時にも相談に乗ってくれました。退院した時は会わなくなりましたが、通院の時に再会して、プライベートでも会うようになりました。入院時から親しくしていた担当の看護師が現在の嫁(ちはる・39歳・看護師)で、嫁は当時入院した時の病院を退職して、現在は地元の整形外科クリニックで外来の看護師をしています。」

正造「入院先で嫁さんと知り合ったのはすごいわ。一度でいいから看護師と恋がしたいのう(ワラ)。」

健篤「看護師との出会いから家族になることってすごいことですね。お2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から見佐男、健篤、正造)

 

入院や通院で知り合った看護師はいろいろな思い出がありますね。

 

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