梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

北欧に住む日本人家族

パイヴァー(こんにちは)!岳史(16歳)です。

今日はぼくたち家族を紹介します。

 

家族はぼくとお父さんの寛志(41歳)、お母さんの玉恵(40歳)、弟の惟史(13歳)、妹の七緒(13歳)の5人家族。ちなみに弟と妹は双子で、惟史が兄で、七緒が妹となっています。

住んでいるのは日本ではありません。

北欧のフィンランドに住んでいます!!

 

理由はお父さんの仕事の都合です。もともとは神奈川に住んでいました。

お父さんは埼玉にある「B&G」の日本支社に勤務していました。ぼくが小学生の時にお父さんが同じ会社のフィンランドの支社に転勤になりました。

お父さんだけフィンランドに移住し、お母さんとぼくと弟、妹は日本に残るのかと思いきや、お母さんはお父さんと一緒について行くことを決意し、ぼくたちきょうだいもフィンランドに行くことになりました。

お母さんはどうせフィンランドに住むなら、日本人学校よりも現地の学校で学びましょうってことで、なんと!家族そろってフィンランド語を学びに来ました!!日本の英会話学校フィンランド語を教えてもらうところが少ないので、ネットでフィンランド語を教えてもらえる教室を見つけ、家族でそこに通いました。わずかな期間ですが、日常会話ができるまで学びました。

 

そして、家族そろってフィンランドへ。

住むところはお父さんの会社が用意をしてくれて、ぼくたちの部屋まであります。妹とは別の部屋ですが、ぼくと弟は同じ部屋です。リビングにはまきストーブまであります!フィンランドでは冬はとても寒いので、まきストーブは欠かせないんだとか。

そして学校は日本人学校には進学せず、現地の基礎学校に進学しました。基礎学校は7~16歳までの義務教育期間の年齢の子どものための学校で、日本でいえば小中一貫校に近いです。義務教育の年齢も日本と同じ9年間ですが、日本よりも1年遅いです。

フィンランドでは教育の支援が充実しており、義務教育である基礎学校だけでなく、幼稚園や高校、大学まですべて無料。しかも、フィンランド人だけでなく、フィンランド人以外の外国人の子どもも対象なんです!!教育以外でも福祉や医療も充実しているという、日本ではありえない政策があるんですよ。ただし、支払う税金は非常にバカ高いです(>_<) しかし、お父さんもお母さんも教育や福祉のための投資だと思って毎年支払っています。日本は教育も福祉も医療もあまり充実していない割には税金が高いですからね。

現地の学校に進学した当初は言葉の壁に悩みましたが、フィンランド人の子どもたちはみんな優しくて、すぐに仲良くしてくれました。しかもフィンランドの基礎学校ではテストは基本的になく、基礎学力をつけることを重点に置いています。学校の長期の休みの期間が多いのも、フィンランドならでは。受験も一部の大学以外はほとんどありません。

 

フィンランドのいいところはやっぱり自然の良さでしょう。夏は涼しくていろいろな森を探検したり、冬は寒いですが、スノースポーツを楽しむのには絶好のスポットがいっぱいです。

問題なのが食事ですね。フィンランドの料理はあまりおいしい物ではなく、日本人のぼくら家族にとっては厳しいものです。お母さんはフィンランドに住むときに食事だけは日本の味にと思い、日本の調味料をネットで購入しました。最近では日本食の食材や調味料がフィンランドのスーパーにあるので、気軽に買えるようになりましたけど。フィンランドの食事もすべてまずいわけではなく、乳製品やアイスはとてもおいしいですよ。コーヒーはフィンランドでは消費量が世界一!コーヒー好きのお父さんは毎日飲んでいます。

 

そんなこんなで、フィンランドの生活を満喫しています♪

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