こんにちは。呉郎(21歳・新聞店勤務)です。
今日は新聞の配達員についてお送りします。
オレ自身、地元・佐賀の新聞店で配達員をしています。朝刊から夕刊まで毎日、地元の家庭まで配達をします。あ、持っているのは勤務先の新聞ではないです(^_^;)
新聞配達員は各新聞会社の全国の新聞店に勤務します。雇用形態は正社員のほか、パートやアルバイトもいます。
新聞配達員の仕事は実は年齢制限はなく、中学生でも働くことができる唯一の仕事です。中学生や高校生の新聞配達員は「新聞少年」とも言い、その昔は新聞配達をする少年たちが多かったです。今は新聞少年はあまり見かけませんが。
5大誌や地方新聞では新聞店の従業員が働いていますが、「聖教新聞」では「創価学会」の婦人部の方々が配達を担当し、「赤旗」では共産党の党員・サポーターたちが配達を担当しています。「聖教新聞」も「赤旗」もボランティアでの配達です。
一般の新聞の配達員は大学生から主婦、中高年の方まで幅広く働いています。
大学生では「新聞奨学金」っていうものがあり、新聞の配達員をしながら学費の一部または全部を支援する制度があります。しかし、学費を支援でき、しかも食事や住居を提供できるメリットはありますが、夕刊の配達の仕事の関係上、午後の授業に出ることやサークルや部活の参加はできず、一部の事業所ではブラック企業並みに働かされたりする問題も起こっています。
新聞配達員の仕事は朝刊・夕刊の配達が中心で、普通2輪免許が必要なところが多いです。月に1回は各家庭を訪れて、新聞購読料の集金をします。完全な休みはほとんどなく、新聞休刊日でも夕刊の配達はあります。休みは各事業所でシフトを組みます。
最近ではどの新聞社でも新聞の購読をする家庭は減少し、ネットのニュースが多くなりました。新聞社によって偏った報道がどこも多く、読売・産経では与党寄り、朝日・毎日・地方新聞では野党寄りの報道が目立ちます。
新聞を購読する家庭を増やすため、新聞店ではあらゆるサービスをするところが多くなっています。中には金品をプレゼントするところもあります。ずっと購読している家庭では全くサービスを受けていないところもあり、大きな問題になっています。新聞の購読者を増やすのは新聞店の義務ですが、それよりも、新聞社の報道内容についても変えなければならないと思います。
各家庭に新聞を届けるため、今日も配達員は仕事をしていきます。
というわけで、呉郎でした。
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