梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

自由研究

こんにちは。太陽(中1)です。

夏休みの宿題はたくさんあるけど、特に「自由研究」って頭を悩ませている人はいませんか?

「自由研究」は理科や社会などの教科の調べものをしたり、実際に実験したりなど、学校の教科書の範囲内で自由に作る研究です(そのままですね(^_^;))。

 

ぼくは「人体の構造」について調べるため、地元・東町の図書館へ。

子ども向けの本では物足りないので、いつも大人向けの専門書で調べています。

大人向けの専門書って、中学生には難しいと思いますが、ぼくはけっこう詳しく書かれていて面白いです。でも子ども向けの本が悪いわけではないですよ。

 

”ポン”

 

と、後ろにポンと背中を押したのは、順一(中1)です。

順一とは違う私立中学に通っているけど、小学校時代の友達です。同じ「梅の実」メンバーでもあります。

順一「自由研究?」

太陽「そう。人体の構造について調べものをしているの。」

順一「ぼくはまだ。何しようか迷っているけど。」

太陽「何でもいいじゃない?例えば酸化化合物についてとか。」

順一「う~ん、どんなものがいいのか。一番好きなものでいいのかな?星が好きだから、星について研究してみるのも。」

太陽「いいね!」

と、2人で図書館で調べもの。

静かなのでとても集中できます。

 

とそこへ、2人の女子中学生がわいわいしゃべっていました。

その女子中学生たちは「梅の実」メンバーであり、小学校時代の同級生だった亜紀と夏実(以上、中1)だ。

2人は地元の「桜台中学校」に通っています。

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亜紀「久しぶりだね。」

順一「元気?今、自由研究のための調べものをしてるの。」

夏実「すごい!2人とも頭がいいもんね。難しい参考書、ウチら読まないもん。」

順一「普通の本は読むでしょ?」

夏実「ぜんぜん。」

太陽「いつも本読まないんだね。ぼくは電車通学のときにはいつも本を読んでいるよ。」

亜紀「ウチらの学校は「朝読書」があるからそれ以外は読まない。でもファッション誌やまんがは読むけど(^_^;)」

順一「ぼくもまんが本読むよ。気分転換ときにはいいよね。」

太陽「2人はやってる?自由研究。」

亜紀「あ…まだ。」

夏実「何がいいのかわからないし、小学校のときもぎりぎりにやって終わったけど(^_^;)」

太陽「じゃあ、一緒に勉強しようか。わからないことあったら教えるし。でも、静かにね。」

亜紀&夏実「うん!」

と、4人で勉強。

一緒に勉強するのは小学校以来。

 

小学校のときはあまりしゃべらなかったけど、「梅の実」のメンバーになってからかな?けっこうしゃべるようになったの。

自由研究完成までにはまだまだだけど、いいのを作りたいな。

 

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