こんにちは。英人（27歳・歯科医）です。
私は都内の大学病院の歯科医をしています。大学病院なので、内科などのほかの診療科がありますが、ぼくは「歯科口腔外科」に所属しています。
歯科医は虫歯や歯周病を治すだけでなく、あごの骨折や歯並びの矯正なども行います。
大学病院や総合病院で歯科医をしている人は少ないですが、多くが歯科クリニックを開業するか勤務することになります。ぼく自身もいずれはクリニックの開業を目指しています。
話は変わって、今日のお題は虫歯予防デーってことで、歯のことについて話そうと思います。
歯は上下に前歯、奥歯があります。赤ちゃんから子どもまで、はじめから生えてくる歯は「乳歯」で、乳歯が虫歯などでとれて、生え変わってくる歯は「永久歯」といいます。
別名、乳歯は「子どもの歯」、永久歯は「大人の歯」ともいいます。
これとは別に、前歯付近に生えてくる余分な歯を八重歯、奥歯付近に生えてくる余分な歯を親知らずといいます。
親知らずは大人に多いのですが、抜いても差支えがありません。ただ、抜くときは場所にもよりますが、神経を切る場合があります。
八重歯は女性に多いのですが、こちらは抜かなくてもOKです。八重歯がある女性って、かわいいですよね。もちろん、八重歯がない女性もかわいいです。
歯は80歳まで丈夫にしないといけません。歯が丈夫でなかったら、あらゆる病気を引き起こすカギになります。
歯を丈夫にする方法は、やはり歯みがきです。
歯みがきはできれば毎食後、最低でも朝晩またはそのいずれか、毎日磨くことが大事です。それを怠ると歯に歯垢が付着して、時間がたつと取れなくなります。取れなくなった歯垢は歯科医または歯科衛生士が処置をしなければいけなくなります。
歯垢は虫歯や歯周病の原因になるので、歯みがきは毎日。これ以外に、歯間ブラシやデンタルリンスを使うと、さらに歯を丈夫にします。
歯みがきグッズについては別の記事にて更新しましたので、こちらも参考に。→歯みがきしてる？
歯みがき以外では、日頃の食事も小魚などのカミカミフードをおやつに食べること。
これは歯を何回も噛むことによって、噛む力をつけて、歯を丈夫にします。それと同時にカルシウムをとることができますしね。
歯はただ単に歯を丈夫にするだけでなく、生活習慣病などの病気の予防をする大事なもの。
日頃のケアで歯を丈夫に。
というわけで、英人でした。
また明日。
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