***出演***
美華(32歳・メーカー勤務)
さくら(5歳)
明恵(34歳・スーパーパート)
美緒子(36歳・看護師)
(一言)
子育て中でも働いているママたちはたくさんいます。
仕事は事務職や飲食店スタッフ、スーパーのレジなどが多いですが、看護師や栄養士、教師などの専門職で働いている人たちもいますし、社長などの管理職・役員に就いている人もいます。雇用形態は正社員、パート、派遣社員といろいろ。
仕事をする理由は家計を助けること。夫の給料だけでは足りないので、生活費や教育費などを妻の給料で賄うところがほとんど。女手一つで子どもを育てる母子家庭(一人親家庭)もいます。
一番の問題はやはり子どもを預ける場所です。子どもを預ける場所で公的な施設は保育園(保育所)で、国が認可された施設が基本です。この他に子ども園や小規模保育所などの保育施設があります。
しかし、出産後に育児休暇を終了しても、子どもを預ける保育園がない状態が続いているんです!パートや派遣社員の場合は仕事が決まった後で子どもを預ける保育園がないんです!!そうなってしまうと無認可保育施設やベビーシッターしか選択肢がありません。無認可施設などはそれなりの良さはあるのですが、施設の規模の問題など、いろいろな問題がありますし、保育料も割高です。私自身も育児休暇終了後に娘(さくら)を保育園に預けることができなくて、しばらくは無認可施設に預けることを余儀なくされました。1年後に今の保育園に預けることができましたが、未だに保育園に入れない子どもが増えています。幼稚園では長期保育をしているところもありますが、幼稚園では子どもを教育する施設ですので、保育園とは全く違います。親や近所の人に子どもを預けてもらっても迷惑がかかります。
他には経済的理由や会社の都合で2人目以降の子どもを作ることも難しくなっているし、正社員ではフルタイムでの仕事と子育ての両立にも問題がありますし、パートや派遣社員では契約解除で就職活動をしなければならない問題など、課題はとても大きいです。
それでも働くことは好きですし、私が働いている姿を見ると、「ママかっこいい」って言われるのがうれしいんですよね。どんな仕事であれ、子どもに尊敬される母親でありたいと思います。(美華)
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