こんにちは。たま(アメリカンショートヘアー・♂2歳)です。
今日は「大人と子どもの境界線」についてお送りします。
みなさんは大人は何歳か、子どもは何歳か、わかりますか?
20歳までが子どもであれば、15歳までが子どもという考えの方もいます。
日本での大人の基準ですが、法律では20歳までです。しかし、どの権利ができるのかは年齢によって異なります。
各年齢での大人の権利ですが…。
12歳以上:電車やバスが大人料金、飲食の料金が大人料金(食べ放題などの場合)、宿泊の料金が大人料金(いずれも中学生から)
13歳以上:インスタグラムができる
14歳以上:少年法の刑事責任の最低年齢
15歳以上:アルバイトなどの労働ができる(中学卒業以上)、義務教育が修了(中学卒業まで)、臓器移植の意思表示ができる(臓器移植カードで)、成人の診療科で診察ができる(ただし、18歳までは小児科に診察はできるし、14歳以下でも成人の診療科に診察はできるけど)、ミクシィ―ができるなど
16歳以上:バイクの免許を取得できる(ただし、学校の校則では禁止のところが多い)、献血ができる(200ml献血のみ)、女子は親の同意なしで結婚ができるなど
17歳以上:大学の飛び入学ができる(一部の大学のみ)
18歳以上:選挙権を持つ(2016年から)、国民投票ができる、車の免許を取得できる(ただし、高校卒業までは学校の校則で禁止のところが多い)、アダルト関連の画像や映像が見ることができる、パチンコができる、男子は親の同意なしで結婚ができるなど
20歳以上:酒が飲める、たばこが吸える、競馬などのギャンブルの投票権が購入できる、ローンや不動産の契約ができる、少年法の対象から外れ、成人の司法で裁くことができるなど
年齢によってできる権利があるんですよね。日本は結構細かいです。
海外の成人年齢ですが、以下の通りです。
14歳:プエルトリコ
16歳:ネパール、キルギス
17歳:北朝鮮
18歳:アメリカ(一部では19歳または21歳)、カナダ(一部では19歳)、イギリス(一部では16歳)、イタリア、オーストラリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、アフリカ(中央アフリカ)、中国、ドイツ、ノルウェー、フィリピン、フィンランド、フランス、ベルギー、香港、メキシコ、ロシアなど
19歳:韓国(数え年では20歳)、アルジェリア
20歳:タイ、台湾、ニュージーランド、モロッコなど
21歳:アラブ首長国連邦、インドネシア、エジプト、南アフリカなど
多くが18歳です。戦争の派兵との関係で引き下げたと言われていますが、多くの国では18歳を大人とみなすことが多いです。国際的な基準でも18歳ですからね。
結婚の年齢も選挙権も18歳がほとんど。
酒・たばこは18歳のところもあれば、20歳のところもあります。アメリカのように21歳を超えてからのところもあれば、ドイツのように18歳未満でも酒・たばこが可能なところがあります。サウジアラビアのように、大人子ども関係なく、宗教上の理由で酒がダメなところもあります。たばこは可能な年齢でも、吸う場所が制限されていたり、たばこの価格が日本よりも高額なところがほとんどです。
日本も国際的基準に合わせて、成人年齢を20歳から18歳まで引き下げることになりました。選挙権も2016年の参議院選挙から18歳に引き下げになり、それに伴う成人年齢の引き下げとなっています。結婚の年齢も男子は18歳、女子が16歳なのが、男女ともに18歳に統一されます。酒・たばこなどについては18歳に引き下げるのは見送る方針で、これらの年齢については議論になりそうです。
精神的な年齢では同じ18歳でも20歳以上の大人のような人もいれば、12歳以下の子どものような人もいます。12歳でも大人の性格の人もいますし、30歳を過ぎている人でも子どもっぽい人もいますからね。
社会では大人の人たちも子どもの人たちも、年齢にかかわらず、対等に付き合うことが前提です。特に家族はお互い一人の人間として、対等に付き合っていきましょう。
というわけで、たまでした。
また明日。
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