こんばんは!八兵衛(ダックス・♂3歳)です。
今月の「学校・職場・地域丸かじり!」は「梅の実」エリアの「職場」をお送りします。
今日紹介するのは東京・東町にある「東町温泉 松の湯」です。
「松の湯」は月島商店街にある銭湯で、昔ながらの銭湯が楽しめます。
着きました!ここが「松の湯」です。さっそく中へ入りましょう!
”ガラララ…(戸を開ける音)”
>いらっしゃい!(きみ子・70歳・銭湯経営)
こんばんは!
銭湯は男湯と女湯に分かれていて、今ぼくは男湯に入っています。
脱衣所ではお客さんが服を脱いだり、湯上がり後に着替えてマッサージをしたりと様々です。
それではお風呂場に行きたいと思います。すでにお店の方に許可済みです。
”ガラララ…”
ここがお風呂場です。奥が風呂場で壁には富士山の絵が描かれています。周辺には洗い場で体を洗ったり、頭をシャンプーしたりします。ここの銭湯ではシャンプーとコンディショナー、ボディーソープは用意してありますが、タオルやバスタオルなどは持参となります。
あ、ここに「梅の実」メンバーがいます!東町メンバーの直人(中2)と和人(小6)の兄弟です。
どうですか?お湯加減は?
>サイコーです!(直人)
いつもこの銭湯に行きますか?
>たまにですね。スーパー銭湯に比べて値段が安いし、湯上がり後のフルーツ牛乳がお楽しみですね。今日は兄弟できましたが、家族一緒に行ったり、友達同士で行くことがあります。(和人)
風呂場を出て、脱衣所へ戻りました。
ここで店主のきみ子さんにお話を伺いました。お店の方はお嫁さんにお願いしました。
この銭湯を作ったきっかけはありますか?
>長年祖父の代から銭湯をやっていたので、私が3代目です。銭湯はお客さんとの会話が楽しいから続けられる。もう70になったけど、まだまだ元気ですわ。(きみ子)
従業員は何人いますか?
>私だけだね。ちょっと忙しい時は嫁にお願いしているんだけど。(きみ子)
お客さんは常連さんが多いですか?
>昔からの常連さんが多いね。だけど若いお客さんも多いですよ。昔からの常連さんは一番会話をするし、私のことをずっと覚えていますからね。しかし、常連さんが病気で亡くなったり、施設へ行ってしまった人たちが増えたので、昔に比べてだいぶ減りましたよ。若いお客さんはあまり会話はしないですね。(きみ子)
さっき風呂場を見ましたが、この脱衣所にはどのサービスがあるのですか?
>マッサージがあるね。マッサージはマッサージチェアーがあって、お金を払ったら自動でマッサージをしてくれるの。ドリンクは牛乳とコーヒー牛乳、フルーツ牛乳にジュース、コーラなどがあります。ドリンクはこの会計場で支払います。(きみ子)
昔は銭湯が多かったみたいですが?
>昔は東京のどこの町にも銭湯があって、多くのお客さんでにぎわっていたけど、家庭にお風呂が完備され、スーパー銭湯が増えてきた時代になってからはお店がどんどん減少していって、この月島商店街ではうちだけとなったわ。あと、燃料の価格高騰やお店を切り盛りする方の高齢化も避けては通れないよ。私もあと何年続けるかわからないし、自分に何かあった時が辞め時だと思うの。(きみ子)
高齢化や核家族化で昔ながらの銭湯が減ってしまったんですね。スーパー銭湯もいいんだけど、昔懐かしい銭湯がなくなってしまうのはさみしいですね。
最後に今後のお店について教えてください。
>あとどれくらい続けるかわからないけど、お客さんがいる限り、死ぬまでがんばりたいね。(きみ子)
ありがとうございます!
いかがでしたか?昔懐かしい銭湯でしたね。
「職場」シリーズは年明けの2月にお送りします。次回は「梅の実」エリアの「地域」です。
以上、「学校・職場・地域丸かじり!」をお送りしました。
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